第49話 怪談『夢』(バス・お題 『夢』)
この話、真実か作り話かあえて言わないことにします。
ある夢を頻繁にみます。踏切があって遮断されてカーンカーンカーンと音が鳴ってる先には髪の長い男が立ってます。髪は肩くらいまであり一見、女の人に見えますが顔はよく見えるため男だと分かります。
特に何するわけでもないのですが、踏切にいるのは私とその男
そして、踏切が上がると夢が覚めます。
最近、別の夢を見ました。
家族仲良く団欒をしています。
その中に自分もいます。あー、今日も楽しい毎日が続いてるなーと夢の中の私は思っていました。
ピンポーン、誰か来たんですね。
玄関を開けると宅配便でした。
持ってはいると家族が楽しそうに笑いながら
「開けてみて」と。
私は開けてみることに、そこには髪の長い、踏切の先にいる男の首から上が入っていました。
その男の生首は目は閉じており、恐怖に固まっている自分に、口がゆっくり動き出し、
「どうして殺したの?」
明らかに自分に向けていってました。
家族の笑い声はその状態でも続いてました。
その生首が送られてくる夢はその1度きりでした。
ですが踏切の夢は続いてます。
その男ですが見覚えはまったくありません。
何故家族は笑っていたのか?その男は誰なのか?
最近夢を見る頻度が増えてきてます。
踏切が上がりこちらに男がもし来たらどうなるのか?
夢には自分の知ってる人しか出てこないという話を聞いた事があります。
もしかしたら、どこかで会った事あるのかも知れませんが、勿論、殺した事などありません。
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