第82話 『動画配信者』(バス&BJ・お題 みんなでメイキングクトゥルフ)
この話は、カードゲーム『みんなでメイキングクトゥルフ』のリプレイです。
ゲームは
1,山札からカードを引き、手札はそれぞれ5枚とする。
2,手札から1枚カードを出し、そこに書かれた言葉を使ってクトゥルフ神話っぽい物語を作っていく
3,カードを山札から一枚引く(以降正気度0になるまで2,3を繰り返し)
↓
正気度0になったらエンディングカードを引く
4,エンディングカードに沿って話を終わらせる
という手順で進んでいきます。
また、最初に主人公は次のような設定と決まりました。
設定:神尾京子(27)女性は髪が長くて神経質である。
「ちょっとほんと暑い夏は嫌だわ。何で虫が多いの?」京子は思った。
ガンガンガン。神経質な京子は、クモが地を這うのを見るたびに壁を叩いている。
「何?あの木の、緑色のところにいるやつは・・・ママー!」
急に、笑い声が聞こえてきた。
母親が
「一体どうしたの?」
「見たんだよこの目で。虫が笑うのを・・・」
それを聞いた母親は叫び声をあげた。
それが10年前の話だ(正気度−10)
「なんなの。あのできごとは。お酒でも飲みたい気分だわ・・・得体のしれないものがいる気配がする。なんかあの10年前のことを思い出す。(正気度−10)警察に逃げ込むしかないのかな」
警察に行ったら、そこには役に立たない警官が。
激痛が走った。(正気度ー10。少しの不安状態)
そのとき、水槽と言うイメージが湧いてきた。
(死体だ)
水槽の中に死体があると直感した。(正気度ー10。大きな不安)
その水槽の中に、札束がある。
「あやしいな、警察官が」
すると警察官が急に「すまない。ありがとう」
(なにこれ、血?)
彼女はその時、恐怖の絶頂につき落とされた。(正気度ー20。もうまともではない)
(あの警察官は異常な喜びを感じている)
その時京子は気づいた。かつて危険な呪物が保管されている大学で見たものを。
その大学の図書館にそれはあった。
その呪物は謎の遺跡、オーパーツ、クリスタルスカルであった。
どろり。湧いた感情がそれだった。
「君、セクシーだよね。僕のこと覚えてる?」
その瞬間、嫌な臭いがした。
もう震えが止まらない。(正気度ー20。正気度0となる。バットエンドへ)
今までの事は何だったのかわからないが、私は箱の中にいた。そしてその箱は中二度と開くことはなかった。
前半はこちら。