今回のことは、カラオケで昔録音した歌を歌ってみたくなる現象に似ている
カラオケで自分の歌を録音していると、ふと、何年か前に録音した歌を歌ってみたくなる。
昔の歌よりどれほど成長したのか、実感してみたくなるのだ。
今回制作した漫画のテーマを、過去作に被せたのはきっと、それと似たような理由かも知れない。
今作『スポットライトを浴びたくて……』で大きく扱ったテーマは“挑戦”
やりたいことはあるけど一歩踏み出せない。
そんな人に向けて描いた作品だ。
一方、過去に描いた作品『Decade(ディケイド)』の大きなテーマは、“諦めないこと“
夢に向かって歩んでいたけど、何年経ってもうだつが上がらない。
そんな人へ、「自分は諦めないよ」と謳った作品。
多少の違いはあれど、“夢”や、“やりたいこと”を取り扱っている点は酷似している。
けれど、ぼくも一読者として、双方の物語の深みは全く違うと感じている。
前作『Decade(ディケイド)』の方が、エンタメ要素は高いが
今作『スポットライトを浴びたくて……』の方が、心に与える影響は大きいと感じる。
きっと、前作の制作以降に経験してきたことが、今作の場面の節々に現れているのだろう。
今作に着手する前から、「これから描く物語は、今までと別物になる」と感じていた。
まだどんな物語にするか考えてもいない頃からだ。
それほどまでに、以前の自分と今の自分の違いを実感していた。
違いを実感したかったのかも知れない。
変化を実感したかったのかも知れない。
成長を実感したかったのかも知れない。
カラオケで、昔録音した歌を今歌ってみたくなるように…。
1曲の歌唱に9ヶ月もかかってしまったが、実に楽しかった。
成長を実感することが、ぼくにとっては何よりの娯楽。
前作との違いを比較できて、非常に楽しかった。
ぼくの心は確実に、以前より豊かになっている。
次に描く物語は、今作よりもっともっと深みが増すであろうことは実感している。
次の歌唱には一体、どれほどの時間を費やすのだろうか。
今作と比較できるのが、今から楽しみである。
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漫画『スポットライトを浴びたくて……』
音楽好きな主人公が、音楽をやらず無難な日々を過ごし、自分の人生に葛藤するお話です。
無料なので、よかったら読んでみてください▼
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『スポットライトを浴びたくて……』制作支援 13日目
ご支援金額:1,146,000円+5000円
目標金額:1,400,000円
支援者数:95名
現在、当作の制作費を募っております。
作品に心動いてくださったら、ご協力いただけると幸いです。
ご支援はこちらから受け付けております▼
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