自分が人間で在るために取り組むこと

自分の言葉を探している。

自分らしい言葉、ということではなく、自分の内から、体験から出る言葉。体験した人にしか書けない描写表現とか、気持ちとか、そいういったところ。

「自分らしい言葉」のような、外側を綺麗に繕った言葉だったら多分、AIに手伝ってもらえばものの数秒で書けるのだろう。今の時代、それは至極簡単でつまらないと感じてしまう。もちろん、AIの使い方を熟知していなけば易々といかないことくらいは知っているが、そういう話ではなく。

全てをAIに任せていたら、自分が誰かわからなくなってしまいそうだ。AIにほとんどを任せた世界を想像すると、ちょっと恐ろしい。ただでさえ現代は、自分で選択している様で、全然そうでないことがほとんどなのに。一人の人間として、心を持った相手と関わる者として、相手とはしっかり自分で接したいものだなと。それが多分、人間が人間で在り続けるための唯一の道ではないだろうか。

noteを毎日投稿すると決めてから今日で7日。早速言葉に詰まり出してきた。吐き出すことが見当たらない。今日は普段なんとなく考えていたことを、なんとなくつらつらと並べてしまった。毎日書けば自分の言葉が見つかるだろうか。心に留めておいた些細なことも、容易に個性的に表現できるようになるだろうか。道は長いことだけは確かである。