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特に意味のない文章003

特に意味のない文章もついに3回目となった。1日1文、大体2,000文字ぐらい書ければいいと思っている。001と002が2,000文字あったかは怪しいがそれぐらいの気持ちでいるのだ。筆者は3日坊主どころか3時間坊主、いや、3秒……3ミリ秒坊主ぐらいの勢いですぐ飽きる性格なので、悠久の時に等しいぐらい続いている。(※感じ方には個人差がございます。)しかし、3月5日中に上げるつもりが途中で妨害があり間に合わなかった。髪の毛1本ぐらいの厚みですまないと思っている。

例の如く写真は全く内容と関係が無い。手持ち花火、子供のころは大体アスファルトを焼く道具で、じっくり眺めていたのは線香花火ぐらいだったなあとか思いつつ、この写真を選んだのである。

今回は奇妙な事にリクエストがあったのでその話にする、珍しく有意義な話になるかもしれない。即ち今回の話題は「観光地での美味しいお店の探し方」だ。(※効果効能を保証するものではありません。)

旅行、旅行は良い。知らない場所、新しい発見、見たこともない何か。こういったものは見分を広げるきっかけになるし、何より移動する事自体が楽しい。見慣れた街並みを繰り返し観察して見つける再発見も楽しいものだが、新規の情報というものも大事だ。筆者が最近知った情報だと、好塩基球はマダニとかその辺の吸血に対する免疫細胞とかなんとか、まあ、そんな感じで新しい事を知ることは楽しいものだ。そういった楽しい旅行先で必ず問題になることがある。

そう。

ご飯だ。

ご飯、人間の三大欲求の食欲、睡眠欲、性欲のうちのひとつ、食欲だ。こいつが厄介なのだ。折角遠いところまで来たのだから、ここでしか味わえない美味しいものを食べたい、堪能したいというのが性である。しかし、前述した通りこいつがものすごく厄介なのだ。

何故なら。

初見で美味しいお店を当てることは至難の業なのだ。

これに尽きる。大阪に住んで早幾星霜、東北と九州以外は大体網羅した私が言うのだから間違いない。というのも、地元民でない我々観光客が地元民が足繁く通う店を見つけることは難しい。しかし、美味しいお店というものは観察していると色々共通点があるので、今回はそれらを挙げて解説していこうと思う。

1.メイン通りから外れる
2.観光の目玉から少し離れる
3.店頭のデザインを見る
4.その地で有名な物に縛られない

1.メイン通りから外れる
ぶっちゃけた話、割とこれがすべてともいえる。メインの大通りから1本~2本ほど別の筋に入る。または細い路地裏に看板だけがチラッと見えている店が狙い目。良い、良いぞ、そうだ、その謙虚な佇まい。当たりのにおいがする。いや、知らんが。
理屈は一応存在しているがそれを記すには余白はあり余っているが、今は気力が足りない。後で下記の2で後々に後述を後程しよう。

2.観光の目玉から少し離れる
なんちゃら神宮とか、なんたら城とか、人通りが多く、観光の目玉に近い場所は避けた方が良い。1と内容が少し被っている気もするが、その原理が同じなので致し方ない。平たく言えば、絶妙に辺鄙な場所なのに店が成り立つという事は、味に自信があるか、実際に美味いかのどちらかなのだ。割とこれだけで打率は5割ぐらいになる。(※効果効能を保証するものではありません。)

3.店頭のデザインを見る
こいつは大事。デザインばかりで美味くない店が無い訳ではないが、見た目まで気をつかう人物がメインである料理に手を抜くとは思えない。飲み屋でも、イタリア料理でも、割烹料理屋でも、店構えがしっかりしてる店は概ね美味しい。特にメニューの文字の読みやすさや、写真の出来が顕著に違う。美味い店は写真をプロの人に撮らせている。そうでなくても構図がシッカリしていてキレイな印象がある。(※効果効能を保証するものではありません。)

4.その地で有名な物に縛られない
意外とこれを忘れがち。焦るな、私は美味いものが食いたいだけなのだ。広島に来たからと言って牡蠣やアナゴに縛られる必要もないし、宮城に来たからと言って牛タン縛りをする必要もないのだ。あ、この店なんか美味そうだなって思ったら曲げて良い。選ぶ店は自由なのだ、というか、観光地にまったく関係のないカレー屋とかに入ったら、地域の名産品使った創作カレーなんかが存在して、思わぬ大当たりなんてこともあるだろう。(※効果効能を保証するものではありません。)

5.見抜く自信が無ければ大通りにあるものにしろ
なんだ、5番、お前どこから出てきた、いつから居た。まあいいか。ぶっちゃけそういうお店を見つける嗅覚というのは、普段から美味しいお店探す癖がついて無いと難しい。小手先では中々できないものだ。百戦錬磨の虎をも素手ではっ倒す筆者ですら大体2割ぐらい外す。いや、3割ぐらい外すかも、もっとか4割か?そもそも当たり、当たりってなんだ……この辺りを考えるのはやめよう。
この静寂に佇むレジデンス、ペロッ!!80/100点ぐらいだ!!と思ったら30/100点ぐらいってこともたまにある。しかも高ぇな、超高ぇな。シャボン玉より高く飛ぶじゃねえか。
という事で、大通り辺りは物凄い大当たりというものが少ないものの、それなりに美味しいお店が広がっている。変な欲は出さない方が良い。その店に入るんだな、お前にも家族がいるだろう。

──と言っても
それでも旅先で美味しいご飯というのは憧れてしまう、憧れは止められねぇんだ。んなぁ~……。お金を生贄に嗅覚を研ぎ澄ましていくしかない。オイラは怪文書マン、美味しい店ハンターだ。(散財)

6.ポッキリにはついていくな
5番に続いて6番まで出てきやがった。まあいいか、これで最後だと思う。飲み屋街でキャッチの3,000円ポッキリとかには絶対ついていくな。筆者はせいぜいボられても2万とかだろって舐めてたら、7万ぐらい持っていかれた事がある。ぶっさいくなねーちゃんの極めて不快なボディタッチと、くっそまずい酎ハイと、なんか最後に出てくる明らかに40度~50度ぐらいの酒で、思考がままならない状態に陥り、そのまま警察沙汰になる。なった。

かえして!ぼくの7まんなにがし!!

民事なので警察が来ても解決しないし、なんならこっちは泥酔しているのでより不利になる。なお、こういったお店は暫くすると存在そのものが消えている。

というか、今思えばボディタッチしてる時点であの手の店は風営法違反じゃないか。しまった、変に思い出したら腹が90度に立ってきた、いや、もう90度回るまである。私の腹はまるで複素数だ。

あぁ~、返ってこねぇかなぁ、あの7万円。

利子付けて。

100億兆円ぐらいになって。

むりかな。

むりだね。

お し ま い 。

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