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【骨格筋】棘下筋の解剖学
棘下筋の解剖学
この記事は棘下筋の解剖学的知識のアウトプットを目的としています。
解剖学初学者の方への小さな助けになれば幸いです。
今回は棘下筋の情報をまとめました。
基本情報
概要
棘下筋は回旋筋腱板(ローテーターカフ)にある分厚い三角形筋です
回旋筋腱板(ローテーターカフ)の中で唯一表層部にある筋肉で肩関節の外旋動作に大きく作用する筋肉です。
また 肩甲棘の下部(棘下窩)あたりで触診する事が出来ます。
肩関節の外旋筋の中では最も強力な筋肉と言われています。
主な役割は「小円筋」とともに、肩関節後方の安定性を保つことです
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(引用:同上)
起始
肩甲骨後面にある棘下窩
停止
上腕骨大結節
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支配神経
肩甲上神経
(C5~C6)
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血液供給
肩甲上動脈
肩甲回旋動脈
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機能
肩関節を安定化
腕
外旋
外転
水平外転
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(引用:同上)
メモ
棘下筋はローテーター・カフの中で棘上筋についで2番目に損傷を受けやすい筋肉と言われています。
棘下筋は上部、中央部、下部の3つに区分することができ、中部は上部、下部よりも深層に位置します。
まとめ
今回は棘下筋を解剖学的に紐解きました。
他にも筋肉別に記事を書いておりますのでよければご覧ください。
少しでもお役に立てますと幸いです。
参考
https://visual-anatomy-data.net/muscle/detail_009.html
https://funatoya.com/funatoka/anatomy/A04/A04_6.html#A04_6_02_008
https://www.kinken.org/k11430.html
https://muscle-guide.info/infraspinatus.html
https://kinniku-no-hanashi.com/2018/02/26/kyokukakin/
https://www.youtube.com/watch?v=XI5k5amE7O4&list=PLyL_ly572nTPFIE3jgJPKN6yO7OlOXwvU&index=27
https://www.youtube.com/watch?v=ES4Uk8S7Cek
引用
ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)