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【骨格筋】上後鋸筋の解剖学


上後鋸筋の解剖学

この記事は上後鋸筋の解剖学的知識のアウトプットを目的としています。
解剖学初学者の方への小さな助けになれば幸いです。

今回は上後鋸筋の情報をまとめました。


基本情報


概要

  • 上後鋸筋は、胸郭の上部後面に位置し、呼吸を補助する役割があります。

  • 胸椎から始まり、肋骨に付着して、肋骨の挙上に関与します。

  • この筋肉は主に吸息時に働き、胸郭を広げて肺の拡張を助けます。

  • 比較的小さな筋肉ですが、呼吸運動に重要な役割を果たします。

(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)

起始

  • T1~T3椎骨

    • 棘上靭帯

    • 項靭帯

    • 棘突起

  • C7椎骨

停止

  • 第2~第5肋骨の上縁

(引用:同上)

支配神経

  • 肋間神経(第2~第5肋間神経)

(引用:同上)

血液供給

  • 肋間動脈

(引用:同上)

機能

  • 胸郭

    • 吸息時に肋骨を挙上し、胸郭を広げる

メモ

  • 上後鋸筋は、呼吸補助筋として分類されますが、主な呼吸運動には直接関与しません。(努力吸気には関与する)

  • この筋肉は深部に位置し、表層にある背筋群とは異なります。

まとめ

今回は上後鋸筋を解剖学的に紐解きました。


他にも筋肉別に記事を書いておりますのでよければご覧ください。
少しでもお役に立てますと幸いです。


参考


引用

ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)





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