あの名場面がカードに!ワールドプレミアムパック2021の新規に関するあれこれその1
こんにちは、海馬ハルトです(^^♪
連投になりますが、今度はワールドプレミアムパック2021で登場する新規の考察になります!
今回の新規は二枚とも名場面をオマージュしたものになっている、非常にエモさ全開のカードです!
〇ブラマジ初のフィールド魔法!「マジシャンズサルベーション」
まずはマジシャンズサルベーションです。記憶編でマナがお師匠様のピンチを助けるセンセーショナルなシーンがカードとして誕生です!
「永遠の魂」のセット効果は、サーチを介さずにブラマジの主要展開に繋がっている点が優秀です。「灰流うらら」などの主流を行く妨害手段を掻い潜れるのは大きなメリットです。発動までのラグは、通常の罠カードのルールに従う必要がありますが、自分のターンで先に「永遠の魂」を開いておく必要性はあまり大きくないため、あまり問題にはならないでしょう。ただしセットした場所は相手にわかってしまうため、先に打ち抜かれる確率は上がってしまいます。
もう一つの効果は、師弟いずれかが出てきた場合、墓地のもう一方を蘇生する効果です。トリガーの召喚はどこから出てきても構わず、召喚でも特殊召喚でも反応するため、効果を発動する機会は多く貰えるでしょう。蘇生モンスターは対象に取らないため、二体以上いれば蘇生する確率は上がります。
召喚したモンスターを対象に取るため、そのモンスターが場を離れてしまうと蘇生が成立するかは要裁定待ちです(イラスト的にはいないとダメそうですが)。
→公式Q&Aにおいて、対象に取ったモンスターがいないと効果処理ができないと裁定が出ました(21/09/25)。
また、「マジシャンオブカオス」や「竜騎士ブラックマジシャン」はあくまでブラマジで扱うため、ブラマジとペアにはなれない点は要注意です。
この蘇生効果は、ブラマジにおける、『モンスター一体の展開の価値を高める』ことになります。必殺技の連携は行いやすくなり、様々な召喚に繋げることも可能になります。「永遠の魂」や「マジシャンズナビゲート」はもちろん、「竜騎士ブラックマジシャン」や「マジシャンオブカオス」の召喚、さらには「融合派兵」や「死者蘇生」、「黒魔術のヴェール」の付加価値を大きく上げることになります。「マジシャンズコンビネーション」でリリースしても、相方が戻ってくるという変わった使い方も可能ですね。
注意点ですが、追加で出てくる師弟はあくまで蘇生であり、デッキや手札からは出せないことです。言い換えれば、戦力の補充ではなくて再利用であるため、下準備がなければ蘇生の恩恵が得られません。ガールの召喚であれば比較的いることの多いブラマジが蘇生できますが、ガールを蘇生する状況は、前もって意識していなければ展開に絡みにくいのが現状です。
したがって、序盤でガンガン使っていくには少々ネックがあります。序盤は展開によろしく、後半にブーストをかけていくことが大切になるでしょう。
また「マジシャンズコンビネーション」では反応する機会が増えますが、蘇生を成立させたことでそのギミックが使えなくなることもあるので、見極めは必須です。
〇一気にゲームを駆け抜ける「切り裂かれし闇」
続いて「切り裂かれし闇」です。こちらのイラストはバトルシティ準決勝の遊戯対海馬のクライマックスでしょうか。そんなセンセーショナルな場面を呼び起こすような効果になっています。
厳密にはブラマジの新規ではないのですが「受け継ぎし魂」の様に、ブラマジとブルーアイズで利用できるカードであるため、こちらで紹介させていただきます。
通常モンスターの召喚や特殊召喚で反応しドローする効果は、ブラマジにおいては「黒の魔導陣」と同様に利用しやすい効果でしょう。「魂のしもべ」などで固定したカードを引きやすくなるため、魅力的な効果ではないでしょうか。
攻撃力補助効果ですが、オネストのような攻撃力の上昇幅が見込めることが魅力的かつ大胆です。発動タイミングが攻撃宣言時であり、ダメージステップでのコンバットトリックに不安が残りますが、ある程度上昇幅が決まってしまっているブラマジにおいて、超火力を見込めるのは強力でしょう。発動時の攻撃力の関係は問われていないため、戦闘するモンスターの攻撃力を確実に通す方法に利用することも可能です。
恩恵を得るモンスターも、ブラマジおよびその派生が対応しており、主に戦闘を熟すモンスターが対応してしてくれるため、突破能力の高さだけでなく、継続した戦闘能力を維持するのにも優秀です。攻撃力の上昇もターン終了時までなので、イラストさながら「拡散する波動」で同じモンスターで複数回攻撃させれば、一気にフィニッシュまで行くことも可能でしょう。
注意点としては、先述した通りダメステにおけるコンバットトリック、そして同名ターン1である必要がある点です。
大型モンスターを多く対処する展開に不安が残りますが、バリエーションの多い除去や展開で上手くこなしていくことが大切になるでしょう。
戦闘での一点突破から一気に勝負を決めに行きたいですね。
〇名シーンを実用的に!
今回紹介した二枚は、デュエルシーンでもセンセーショナルなシーンで活躍する効果になっています。原作からブラマジやガールを愛しているプレイヤーにとっては、とても心躍るラインナップではないでしょうか。
私個人としては、「マジシャンズサルベーション」が「師弟の絆」に比肩するくらい気に入りそうです(笑)
いろんな場面で活躍させて、自分のデュエルもドラマチックに彩りたいですね!
ここまで読んでいただき、ありがとうございますm(__)m
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