年末はブラマジ祭り!PRISMATIC GOD BOXの新規に関するあれこれ
こんばんは、海馬ハルトです(*^-^*)
さて、年末箱ことPRISMATIC GOD BOXに、待望の海外新規が収録されます!いずれもブラマジデッキをまた違う角度から強化してくれる粒ぞろいですので、現状での考察をしていこうと思います!
※以下カードテキストは遊戯王wikiさんよりコピペしております。
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新規や再録で心躍る一方で、残念な部分もあります。
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〇除去&展開で相手を翻弄!「受け継ぎし魂」
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はモンスター1体でしか攻撃できない。
(1):自分フィールドの効果モンスター1体をリリースし、
相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを墓地へ送る。
その後、自分の手札・デッキからレベル7以上の通常モンスター1体を特殊召喚する。
まずは受け継ぎし魂です。イラスト的にも効果的にも厳密にはブラマジのカードとは分類できるわけではないのですが、相性はいいです。
自分と相手の効果モンスターで最上級の通常モンスターを特殊召喚する効果です。相手のモンスターを除去しながら、デッキや手札から自分の通常モンスターを展開できるため、理想展開へのステップを数段階進めることができます。ことブラマジにおいては、ラグのないブラマジの展開パターンが少ないため、持ち直しや後攻での攻め手がやや苦手にしている部分があります。それを補えるというのは大きいでしょう。
デッキと手札の二つの場所から選んで出すため、ブラマジ自体のサーチの偏りに左右されずに使用できることも見逃せません。
ブラマジのサーチカードが多すぎても少なすぎても動きが鈍るのがブラマジの宿命です。手札でダブついても全員デッキで眠っていても困りますが、それによるロスを一枚で軽減できる緩衝材として働くのはありがたいことです。
速攻魔法であることも優秀で、ラグの問題だけでなく、相手ターンの除去やマジシャンズロッドを対象に取った無効効果などから逃がしつつ展開するといった芸当もできるため、展開における安定性をもたらしてくれます。
変わったところでは、ブラマジと青眼の白龍の夢のコラボレーションがより目指しやすくなったことです。融合派兵もその一枚ではありますが、種類が増えるという点だけでなく、除去を伴ったクイックエフェクトであること、何よりイラストの相性がいいことでしょうか。
テキストにブラマジが存在していないためサーチができない点、枚数を増やすと魔封じの芳香や王宮の勅命への耐性が弱くなる点は自分のデッキとよく相談する必要があるでしょう。
また、リリースするものは相手も自分も効果モンスターでないといけないため、トークンは利用できませんし、相手のモンスターは対象にとれるモンスターでないといけません。あまり大物を除去することにこだわるよりも、展開を繋げて相手の盤面を徐々に崩していく足がかりとして利用すると無理がないかと思います。
モンスターの攻撃回数も制限されるため、勘違いしてうっかり展開して攻撃できなかったといったミスにも気を付けたいところです。
〇ダイナミックに戦える!「束ねられし力」
永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分が「青眼の白龍」または「ブラック・マジシャン」を使用した儀式・融合召喚に成功した場合、
相手のフィールド・墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
(2):魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送り、
自分の墓地のレベル7以上の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加えるかデッキに戻す。
続いて束ねられし力です。こちらは儀式や融合に反応する黒の魔導陣のような効果に加えて、墓地の通常モンスターを回収する効果を持っています。
まず前者の効果ですが、ブラマジデッキでは黒魔術の秘儀やティマイオスの眼、カオスフォームの存在から発動条件を満たすこと自体はさほど難しくないと思います。
反応して発動する効果はフィールドだけでなく、墓地にも反応できるため、うまく立ち回れば相手の動きに水を差すことができます。特に黒魔術の秘儀は速攻魔法であるため、相手ターンにこの効果をぶつけることは難しい話ではありません。
黒の魔導陣の発動条件を同時に満たす可能性があるのが、竜騎士ブラックマジシャンとマジシャンオブカオスです。竜騎士はバックの陣やこのカードを守ることに繋げながら二枚のカードを除外できます。マジシャンオブカオスは陣やこのカードの効果にチェーンできれば、なんと2枚除外の1枚破壊といった3除去をぶつけることもできます。一度の展開に複数の効果を起動するきっかけを用意できることはブラマジデッキのキーになるため、ギミックの検討をする余地はあると思います。
後者の回収効果も何気に優秀で、後半の息切れを防いでくれます。マジシャンズソウルズやマジシャンズナビゲート、幻想の見習い魔導師の利用状況によってはあっという間にデッキのブラマジが枯渇します。すると、幻想の黒魔導師やマジシャンズナビゲートの展開に影響が出ることも少なくありません。取れそうだったキルがブラマジの枯渇によってこぼすのは非常にもったいない話ですが、このカードの回収効果でそのリスクを減らすことができます。とはいえ、それだけのためにこのカードを採用するにはややもったいないため、前者の効果を主としてこちらは状況に応じてといった方が無難でしょう。
このカードは融合召喚や儀式召喚にしか反応できないため、竜騎士やマジシャンオブカオスを蘇生しても再度反応できないことは注意が必要です。また、黒の魔導陣同様に、ワンテンポ遅れた除去になることや永続魔法ゆえの除去による不発があり得ることといった弱点があることも忘れてはいけません。
〇モンスターを一斉に黙らせる!「対峙する宿命」
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに「青眼の白龍」または「ブラック・マジシャン」が存在する場合に発動できる。
相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果はターン終了時まで無効化される。
最後は対峙する宿命です。与える影響は冥王結界波に似ていますが、こちらは発動条件があること、サーチできること、罠であること、デメリットがないことが異なります。
ブラマジにおいて多数を相手にする効果は、必殺技がほとんどで破壊を介するため、破壊耐性のある対象に取られない高打点モンスターがいるとかなり対処方法が限られてしまいます。また陣の除去を当てていくにしても、その過程における妨害数や退かしたいモンスターの頭数が多すぎてもお手上げでした。
そういった状況を打破するカードとしてはありがたい一枚です。耐性を大方なくせるため、それから必殺技をぶつけるなり、丁寧に除去を当てていくなりできるため、自由度は高いです。
元々の名称を指定しているわけではないため、名称をブラマジにできるいろんなモンスターを起点として動くことが可能である点も嬉しい部分です。
変に多数を無効にすることを狙わずに、召喚成功時効果や厄介な永続効果に対してピンポイントに撃っていくことも可能ですので、立ち回りが変に大きくなりすぎないのも評価点ではないでしょうか。
通常罠であるため、マジシャンズナビゲートの運用を補助するカードを共有することができます。ブラマジに類する通常罠のバリエーションが増えれば、相手ターンへの備えや動きに幅が出て、対処できるシチュエーションが増えることでしょう。
気を付けたいのが、発動したい場面と発動条件を満たす過程がややミスマッチな部分があることです。後手捲りにしては罠の制約が重く、先攻で先に構えておくには、不確定要素が多くて優先的に狙っていきにくい部分があります。このカードが伏せてあってもブラマジを出す前に妨害を貰ってしまう危険性もあるため、過信は禁物です。
自分のペース形成の過程で間に差し込みながら使っていく運用だと、無理がないのではないでしょうか。
〇デッキ構築がより個性豊かに!
以上三枚を紹介してきました。
去年の新規以降、構築にバリエーションがより出てきましたが、今回の新規もその一翼を担っています。パワフルかつダイナミックな効果が多く、様々な構築パターンで活躍できるポテンシャルを秘めています。
選択肢が増えた分、精査し甲斐がありますが、自分の理想形にあったカードを採用していきたいですね。
ここまで読んでいただきありがとうございましたm(__)m
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