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デュエルオペラヴァ―ト ~フロー編~※ネタバレ注意

◎初めに

本記事はYouTube「遊戯王OCGチャンネル」において、2020/12/19~20に配信されたデュエルオペラヴァートのデュエルを、私のメモと記憶より書き起こしたものになります。公式とは一切関係なく、書き起こしの際に間違い、再現ミスなどの可能性があることはご留意ください。また一部個人的解釈があることはご注意ください。デュエルの詳細を書き起こしているため、ネタバレを多く含みます。未視聴かつネタバレを避けたい方はお戻りください。

本記事は、違法アップロード等の視聴を推奨するものではありません。同チャンネル、または権利関係の明確なサービスでの視聴をよろしくお願いいたします。

略号
*:不確定要素
!:上記の行為に対するチェーン
→:効果等によって起こった結果

ここでは説明簡略化のためドローカードを確定させていますが、前後しても差し支えないタイミングがいくつかあります。
今回はジャストタイミングのドローを意識しながら構成していきます。
スタンバイフェイズは特に何もないので今回は省略します。

〇初手

闇遊戯
・混沌の場
・マジシャンズソウルズ
・魔術の呪文書
・シフトチェンジ
・*☆5以上

海馬(後攻ドロー含む)
・X-ヘッドキャノン
・交差する魂
・オベリスクの巨神兵
・エネミーコントローラー
*2枚(「青眼の白龍」は含まない)

〇1ターン目

先攻ドローなし

メインフェイズ
・「混沌の場」発動
→「暗黒騎士ガイアオリジン」サーチ
 (フィールド魔法のため、「混沌の場」はフィールドに残る)
・「暗黒騎士ガイアオリジン」攻撃表示で特殊召喚
(コスト *☆5以上のモンスター)
・「マジシャンズソウルズ」特殊召喚
(コスト 「ブラックマジシャン」)
・「魔術の呪文書」セット
・「マジシャンズソウルズ」効果で2枚ドロー
(コスト「混沌の場」、「魔術の呪文書」を墓地に送る)
 →「クリバンデット」、「マジシャンズロッド」が手札に
・「魔術の呪文書」が墓地に送られたため、ライフ1000回復
闇遊戯LP4000→5000
・「クリバンデット」通常召喚

エンドフェイズ
・「クリバンデット」効果発動
 →「死者蘇生」をサーチし、4枚のカードが墓地に送られる
(コスト「クリバンデット」をリリース)
 デッキからめくられた五枚
 ・死者蘇生
 ・超電磁タートル
 ・オシリスの天空竜
 ・魂のしもべ
 ・ブラックマジシャンガール

ターン終了

☆途中経過
闇遊戯:手札2枚 「死者蘇生」、「マジシャンズロッド」
フィールド:「暗黒騎士ガイアオリジン」、「マジシャンズソウルズ」

〇2ターン目

海馬ドロー(「青眼の白龍」以外)

メインフェイズ1
・「X-ヘッドキャノン」通常召喚
・「交差する魂」発動→「オベリスクの巨神兵」を効果で通常召喚
(闇遊戯の「暗黒騎士ガイアオリジン」、「マジシャンズソウルズ」、海馬の「X-ヘッドキャノン」を生贄にする。)

VRカットイン「オベリスクの巨神兵」

※「交差する魂」の制約で、以降3ターン目終了時まで、海馬はモンスター、魔法、罠の効果を一度しか使えない。

バトルフェイズ
・「オベリスクの巨神兵」で闇遊戯に直接攻撃
!闇遊戯墓地の「超電磁タートル」効果発動
(「超電磁タートル」を墓地から除外)
→バトルフェイズ終了

メインフェイズ2
・「エネミーコントローラー」をセット

エンドフェイズ
ターンエンド

☆途中経過
闇遊戯
手札2枚 「死者蘇生」、「マジシャンズロッド」
場モンスター:なし
場魔法罠:伏せ「シフトチェンジ」

海馬
手札2枚 *2枚
場モンスター:「オベリスクの巨神兵」
場魔法罠:伏せ「エネミーコントローラー」

〇3ターン目

闇遊戯ドロー
「クリボー」

メインフェイズ1
・「マジシャンズロッド」通常召喚、召喚成功時効果発動
→「師弟の絆」を手札に加える
・「死者蘇生」発動
→「オシリスの天空竜」を特殊召喚(攻撃力2000)

VRカットイン「オシリスの天空竜」

・墓地の「魂のしもべ」効果発動
→2枚ドロー「拡散する波動」、*
(「オシリスの天空竜」攻撃力4000)


バトルフェイズ
・「オシリスの天空竜」で「オベリスクの巨神兵」に攻撃
海馬!
「エネミーコントローラー」で「オシリスの天空竜」を守備表示にする効果を発動 
「エネミーコントローラー」コマンド入力演出
闇遊戯!
「シフトチェンジ」で「エネミーコントローラー」の対象を「マジシャンズロッド」に
→「エネミーコントローラー」の効果で「マジシャンズロッド」が守備表示に

攻撃続行
→「オシリスの天空竜」、「オベリスクの巨神兵」は相打ちで消滅
双方の特殊演出有

メインフェイズ2
エンドフェイズ
ターン終了


☆途中経過
闇遊戯
手札4枚 「クリボー」、「師弟の絆」、「拡散する波動」、*
場モンスター:なし
場魔法罠:なし

海馬
手札2枚 *2枚
場モンスター:なし
場魔法罠:なし

〇4ターン目

海馬ドロー
「青き眼の激臨」

メインフェイズ1
「青き眼の激臨」を発動
→場に「青眼の白龍」を3体攻撃表示で特殊召喚
(同時に、海馬の手札*2枚、墓地すべてを裏側で除外)

VRカットイン「青眼の白龍」3体降臨

バトルフェイズ
・「青眼の白龍」Aで「マジシャンズロッド」に攻撃
→「マジシャンズロッド」破壊(ダメージなし)
・「青眼の白龍」Bで闇遊戯に直接攻撃
→闇遊戯LP5000→2000
・「青眼の白龍」Cで闇遊戯に直接攻撃
闇遊戯!手札の「クリボー」の効果発動
→戦闘ダメージなし

メインフェイズ2
エンドフェイズ
ターンエンド


☆途中経過
闇遊戯
手札3枚 「師弟の絆」、「拡散する波動」、*1枚
場モンスター:なし
場魔法罠:なし

海馬
手札なし
場モンスター:「青眼の白龍」3体
場魔法罠:なし

〇5ターン目

闇遊戯ドロー
「死者転生」

メインフェイズ1
・「死者転生」発動
 (コスト*)
→墓地の「マジシャンズソウルズ」を回収
・「マジシャンズソウルズ」効果
 (コストでレベル6以上の魔法使い族を墓地に送る)
→墓地にいる「ブラックマジシャン」を特殊召喚

VRカットイン「ブラックマジシャン」召喚

・「師弟の絆」を発動
→「ブラックマジシャンガール」を特殊召喚
 さらに「黒魔導連弾」(ブラックツインバースト)を場にセット

VRカットイン「ブラックマジシャンガール」

・「黒魔導連弾」発動
→「ブラックマジシャン」攻撃力4500

VRカットイン:「師弟」

・「拡散する波動」発動
 (コストで闇遊戯LP2000→1000
→「ブラックマジシャン」が全体攻撃可能になる

バトルフェイズ
・師弟の連携攻撃
→海馬LP4000→0

劇中省略過程の詳細
・「ブラックマジシャン」で「青眼の白龍」Aに攻撃
 4500-3000=1500ダメージ(海馬LP4000→2500
・「ブラックマジシャン」で「青眼の白龍」Bに攻撃
 同様(海馬LP2500→1000
・「ブラックマジシャン」で「青眼の白龍」Cに攻撃
 同様(海馬LP1000→0

◎余談

ここからは完全なる余談です。デュエルの流れで明示されていない部分を、私がこうした理由について書き加えておきます。

・墓地に送られた魔法使い族
「マジシャンズソウルズ」のコスト、「クリバンデット」の関係で、墓地に魔法使い族が墓地に送られる機会が三度あります。うち2枚は「ブラックマジシャン」、「ブラックマジシャンガール」です。では残りの1枚は何なのか。実は序盤のコストの動きによってかなり変わってきます。
「魂のしもべ」で2枚ドローする都合上、「マジシャンズソウルズ」と「クリバンデット」の効果で墓地に送られているカードは以下のような組み合わせになります。
A:師弟のいずれか+守護神官モンスター
B:師弟

前者の場合、ラストターンに墓地に送る魔法使い族は、墓地に送られていない師弟のいずれかが確定します。
後者の場合は逆に、墓地に送られるカードが不確定カードになります。
特に闇遊戯はレベル6以上の魔法使い族モンスターは多く採用しているため、落とすカードのバリエーションは多岐に及びますし、もちろん守護神官の2体も含まれます。
ただし、「マジシャンオブブラックカオス」が墓地に送られると、「ブラックマジシャンガール」の攻撃力が変動してしまうため、それのみが候補から除かれます。

実はまだ考察をより深くする要因があります。もし「暗黒騎士ガイアオリジン」の効果で守護神官モンスターが墓地に送られていた場合、さらに墓地に送る魔法使い族の種類は増えます。
ただしその場合は、「クリバンデット」で師弟や守護神官モンスターが落ちていないことになります。

・不確定カードについて
続いて随所に出てくる不確定カード(*)ですが、デュエルに影響しないのであれば、正直何でもよいところではあります(笑)ただし、より深く考察するなら・・・ということで、ここに記しておきます。

A.闇遊戯
手札に引いてきて、最終的に「死者転生」のコストになった*は、序盤にしろ終盤にしろ、どのタイミングでも使われないカードでしょう。
リバースカードになっていないと考えるのであれば、上級モンスターであり序盤で使用する必要のない(とっておいた方が使用する機会がある)「バフォメット」や「ジャックスナイト」あたりが妥当かと思います。
引いてきたタイミングによっては下級モンスターでも問題ないですし、「融合」のように、使用機会のなかった魔法カードでも問題ないでしょう。ただし「融合解除」や「聖なるバリアミラーフォース」のような、リターンの大きいカードは持ったままである可能性はかなり低いので、避けた方が無難かもしれません。
同様の理由で、初手に持っていた☆5以上のモンスターを選ぶことができるでしょう。あまり深く考えすぎなくても選べますが、先述した魔法使い族の兼ね合いも考察すると、色々考えられるかと思います。


B.海馬
不確定札が2枚あり、考察し甲斐があります。
結論、「青き眼の激臨」で全て裏側で除外されるため、比較的何でもいいのですが、より考察を重視するならば、
満たすべき条件が
1.「交差する魂」の制約で、使用するカードの効果が制限された際に、「エネミーコントローラー」と優先度が同等かそれより劣ること
2.モンスターであれば「青眼の白龍」以外であればよく、「X-ヘッドキャノン」が先だしする理由になること
です。

1に関しては、「交差する魂」で効果の使用回数が制限されているため、伏せカードが除去されるのを考慮して「エネミーコントローラー」のみを伏せたという前提を活かすものです。もし、魔法罠を1枚でも含むのであれば、この前提を無視して手札を決めると、少々海馬のプレイングに疑問符がついてしまうので、慎重に考察したいところです。
効果やルールがOCG準拠であること+勝負の展開を予想すれば、以下は手札にあっても使用しなかった理由が付きます。
・「命削りの宝札」
 →発動条件やデメリットの相性が悪い(そもそも採用されているかも怪しい)
・「収縮」
 →「オシリスの天空竜」には意味がないから、即座に伏せなかった
 (元々の攻撃力しか影響しないため、結果的に攻撃力は変動しない)
・「亜空間物質転送装置」
 →自分のモンスターしか逃がせず、場合によってはむしろ負ける場合がある(オペラでは確実に負ける)

また、ここは完全な好みの中の好みですが、原作アニメで、闇遊戯がデッキ破壊ギミックを使用しないという推察がデッキ構築に反映されていれば、ウィルスカードは避けられますし、逆にあっても一興ですね。

2.に関してはモンスターであり、「Xヘッドキャノン」を先に出す理由になるような手札であることが求められます。
「カイザーグライダー」、「異次元竜トワイライトゾーンドラゴン」、「クリスタルドラゴン」などの上級モンスターはどのみち出せないので、手札にあって問題ないですね。ただし「コストダウン」と一緒だと微妙になってきます。
また、遊戯の場にいた「暗黒騎士ガイアオリジン」の攻撃力は1600であるため、仮に「交差する魂」に失敗した場合のことを考慮して「Xヘッドキャノン」を選んだと仮定するのが自然かもしれません(演出的にはこれより適任者はいませんけど)。攻撃力1600以下の下級モンスターである「ブレイドナイト」、逆に攻撃力が上回り温存しておいても問題ない「ブラッドヴォルス」、「Xヘッドキャノン」と合体するユニオンモンスターあたりが残っていても差し支えないでしょう。「ミノタウロス」あたりは絶妙に難しいラインですね(笑)

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