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ガールはどうなる? レジェンドデュエリスト編6で強化されるブラマジのあれこれ2

こんにちは。海馬ハルトです('◇')ゞ
前回の記事がとても反応がよくて、非常に嬉しいです。ありがとうございます!(^^)!
https://note.mu/kaiba_haru/n/nf909df2c361e

今回もレジェンドデュエリスト編6で強化されるブラマジについて書いていこうと思います。
今回のテーマはずばり「ブラックマジシャンガール」です!

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遊戯王の顔といっても過言ではないガールですが、採用率はお世辞にも高いカードとは言えません。ブラマジデッキを使う方でも、積極的に採用するという類のカードではないのですが、今回の新規3枚で新たな使い道が得られました。これを機にガールをデッキに投入しようか考えている方もいると思います。今回はガールの運用がどうなるのか、現時点での展望を綴っていこうと思います。

〇今までの課題

まだ記憶に新しい2019年2月、師弟の絆がカード化されてから、ガールの評価が変わり、一部のブラマジデッキではガールを採用しながら安定したプレイができるようになりました。とはいえ、ガールそのものがブラマジ専用カードと直接的なシナジーが強いとは言えず、運用で気を付けるべきことが大幅に減ったわけではありません。
主な課題といえば
1.手札に来た時の利用方法
2.ブラマジサポートとの絡め方
3.必殺技の採用とその準備
でしょうか。
1に関してですが、初手にガールが来た場合などは、結構困ることがあると思います。単純に始動する札-1になりやすく、マジシャンズナビゲートで展開できなくなります。師弟の絆を使えたとしても、手札から展開する場合は、デッキや墓地からの展開に比べると、1枚分の損失になってしまいます。
2が最大の難関とも言えるでしょう。ガール自体はブラマジの相方としては非常に頼もしいのですが、ガールがブラマジのカードに直接的なシナジーがあるものが少ないことが、ガールの使いづらさに繋がっているためです。黒の魔導陣でガール専用カードであるブラックバーニングはサーチできませんし、除外効果のトリガーを踏めません。永遠の魂で特殊召喚はできませんし、マジシャンズナビゲートで呼び出すことはできても、手札からは出せません。賢者の宝石でブラマジにアプローチをかけられますが、そもそもガールから入ることが主ではなく、そうしなくてもブラマジにアクセスできるので、重要性がそこまで高くなれません。
3は師弟の絆の登場で、かなりハードルは下がりましたが、ガールや必殺技いずれかの素引きした時の対応力+ブラックツインバーストに関しては如何に攻撃力を上げられるかが課題になるかと思います。

今回の新規で上記の課題に対してどのような変化があるのか、新規のカードごとに紹介していきたいと思います。

〇「超魔導師ブラックマジシャンズ」が壊した壁は大きい!!

まず超魔導師ブラックマジシャンズです。融合素材でブラマジかガールを指定しているため、ティマイオスの眼に対応しています。さらに大きなポイントは、ブラマジ、ガールという異なる2体が同じモンスターにアプローチをかけることができるようになったことです。ガールからでも、「ブラマジを使ってやりたいこと」に繋げられるようになったのです。ガールがブラマジの展開に絡むことができないことで、もどかしい部分がありましたが、この1枚の登場によって、師匠と弟子の見えない大きな壁が1枚壊れました。
また、このカードが破壊された場合、ブラマジとガールを出せるため、ガールから出した場合ブラマジへのアプローチに、ブラマジから出した場合ガールへのアプローチになります。ガールを積んでいた場合の恩恵ですが、積む価値を整えるための土壌はできつつあります(そのためにこの記事を書いています(笑))。
初動でこのカードに絡めることの意義ができたことで、ガールを握っていても手札から展開する理由になりますし、ブラマジの代わりとして動きの中核にアクセスできるようになったことが、デッキの安定性の向上に繋がる要素になれるわけです。

〇「マジシャンズソウルズ」は多方面からガールをアシスト!!

先述した課題に対して、直接効果的な運用を可能にしてくれる新規がマジシャンズソウルズです。特殊召喚効果で自身を場に出せるため、ガールをアドバンス召喚することができます。ここまでだとただ出すだけですが、他の2枚の新規の存在がさらに初動ガールの価値を押し上げているため、このただ出すだけに非常に大きな意味を持たせてくれます。
手札交換に関しても、ガールのために積んだけど今はいらないという魔法罠カードを変換できるのは、事故を抑える意味でも大きいでしょう。そもそもガールがこのカードの1効果のコストに対応しているため、状況に応じて墓地に送っておけばマジシャンズコンビネーションの発動条件を満たせます。他にも、このカードにガールを直接絡めなくても、ブラマジを墓地送り&特殊召喚して師弟の絆に繋げれば、ブラックバーニングマジックの発動条件を満たせますし、先攻でこの動きをしてバーニングマジックを構えるといった動きをしやすくなります。現在だと、先攻でこの動きをするためにデッキ構築を寄せても、あまり効果的ではありません。効果的な運用が構築に無理をさせずにできるようになったといえます。

多方面にわたって、ガールの運用をアシストできるようになったのはかなり大きいのではないでしょうか。ブラマジのサポートができ、かつガールにも恩恵が大きいカードというのはそう多くはないため、貴重な1枚になりそうです。

〇「マジシャンズコンビネーション」でガールを主役に!!

マジシャンズコンビネーションの条件を整えるのはマジシャンズソウルズでも触れました。ここで再確認しておきたいのは、強力な無効効果がほぼノーコストで使用できる点でしょう。前回の記事でも紹介しましたが、このカードではブラマジの弱点になりやすいポイントを押さえています。そのカードの発動条件にガールが必須になるわけです(記事公開時点でのカードプールでは)。今までのガールの主な役割は、必殺技の発動条件を整えることで、割と出しっぱなしの印象が強かったのですが、このカードがあると出した後もずっと必要になる理由になるため、価値が高まったといえます。
一応このカードはガールがなくても2効果を使用することができますが、強力な無効効果を使わないのは少々もったいないです。このカードを最大限活かすためにガールが要る。これだけでも十分ガールの採用する価値を見出せます。

〇ガールを採用するとデッキがパワフルに!?

さて、課題に沿って新規を紹介しましたが、実はガールを採用することによって得られる恩恵がまだあります。それはブラマジのパワーをあげるということです。なんとなく必殺技のバリエーションが増えるというのはイメージできると思いますが、今回はそれ+αを紹介します。
まず必殺技ですが、ブラックバーニングは相手の表側モンスターをすべて、ブラックバーニングマジックは相手の場のカードをすべて破壊します。1枚で多くのカードを破壊できるため、強力なのは言わずもがなです。ガールが絡む必殺技は相手のモンスターに干渉できるため、ブラマジで及ばない場所に手が届き、破壊力が増します。ブラックツインバーストもガールの数によってその威力を増すため、ガールが多いほどモンスターのバトル、ひいてはライフを削る動きをアシストしてくれるわけです。

ちょっと変わったところでは、ワンショットへの絡み方です。墓地にブラマジが2体いる場合だと、ガール2体の方がブラマジ2体よりワンショットを取りやすくなるということです。ガールの効果を考えれば当然だと思いますが、今まではガールを複数枚採用することがあまりなく、ガール2体かつ墓地にブラマジ2体という状況が生まれることは稀でした。新規のカードのおかげで、ワンショットの前提条件や布陣を用意しやすくなり、利用することが現実的になりました。
マジシャンズコンビネーションでガールとブラマジが入れ替わり、超魔導師ブラックマジシャンズのためにブラマジが墓地に行き、マジシャンズソウルズで墓地に送ったり特殊召喚されたりと、師弟の移動が従来より多くなるため、場合によっては狙ってもいいのではないでしょうか。

例1:超魔導師ブラックマジシャンズ+ガール2体
2800+2600+2600でジャスト8000になります。これがブラマジ2体だと200足りません。師弟の絆でガールを出し、ブラマジを素材にブラックマジシャンズを出すという選択肢を取っても、もう一体のガールを用意できればワンショットになるのは強力ではないでしょうか。

例2:見習い魔嬢+ガール2体
1900+3100+3100で8100になります。ブラマジ2体だと100足りないため、かなり大きな差になるのではないでしょうか。

〇つまるところガールは何枚必要?

ここまで読んでいただいた方の多くは、結局ガールは何枚あった方がいいの?という思いがあると思います。
最後に、現時点の判明分を踏まえて、個人的に思う枚数の目安を提示しておこうと思います。
主に以下のような考え方で枚数を調整すればいいのかなと思います、

0枚:ガールによる要素を重視しない。初動の事故を徹底的に減らしたい。
1枚:師弟の絆やそれに付随する必殺技を使うが、初動でのガールはさほど重要ではない。マジシャンズコンビネーションはさほど重視しない。
2枚:師弟の絆+マジシャンズコンビネーションを利用したい。初動に絡んでも十分な盤面を作れる(作りたい)。ブラックツインバーストの火力を上げたい。
3枚:初動でガールから入った方が強い盤面を作れる。ティマイオスの眼やマジシャンズコンビネーション、マジシャンズソウルズをガンガン使っていきたい。初動でガールを出すための構築ができる。

枚数考慮の選択肢が増えた理由の一つは、ガールの役割が増えたことでしょう。師弟の絆やマジシャンズコンビネーションを使う場合、ガール1体では忙し過ぎたり、ガールが1体除外されただけで止まるリスクが高すぎます。マジシャンズソウルズだけでもある程度の事故は緩和できるため、現状より少し枚数を増やすことを検討してもよいと思います。
新規によりガールの利用手段は確かに増え、親和性も増しました。とはいえ、ブラマジのサポートにがっつり噛み合っているとは言い切れない部分も残しています。今後の新規次第の部分もありますが、今のうちから判明しているカードとの相性や使いやすさを吟味するのは決して無駄なことではありません。その考えを新規にカードに全く反映できないということはないでしょうから、自分はガールをどのくらい重要視しているのか、一度目安を作っておくだけでも、構築の準備がしやすくなるのではないでしょうか。

今回は以上になります(^^)
また何か書ければ書こうと思っています。

ご意見ご感想などお待ちしております。
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(__)m

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