永遠の魂に関するあれこれ その1
こんにちは、海馬ハルトです!(^^)!
今回はブラマジデッキでは重要な永遠の魂について書いてみようと思います。
使い方次第では同じ構築でも、強さが全く異なるカードです。細かいことでも覚えておくと損がないことが多いので、是非とも活用していただければと思います(^^)/
〇永遠の魂の効果の確認
一応ですが、効果の確認をしておきたいと思います。
1の「黒魔導」か「千本ナイフ」を加える効果と、「ブラックマジシャン」を特殊召喚する効果は、発動時に選択して発動します。前者の効果を選択した場合は「灰流うらら」、後者の効果を選択した場合は「屋敷わらし」の発動条件を満たします。
一方で、加えるカードの種類や、特殊召喚するブラックマジシャンは効果処理時に選択します。したがって、発動時に加えるカードの種類(前者)や、特殊召喚するモンスターの存在する場所(後者)を宣言する必要はありません。
では、墓地に「ブラックマジシャン」が存在しない状態で手札から「ブラックマジシャン」を特殊召喚する効果を使用した場合はどうなるのか。これは「墓地から特殊召喚する効果」が含まれているので、「屋敷わらし」の発動を許すということになります。
2の「ブラックマジシャン」に相手のカードの効果を受けない効果は、このカードが表側になる処理が完了後に適応され続けます。したがって、このカードを表側にするチェーンブロックを組んだ場合、それ以降に積まれたチェーンブロックの効果は受けることになります。
(例)「永遠の魂」の発動後に発動された、「ブラックマジシャン」を対象にした「サンダーブレイク」の効果は受ける。
また、相手の効果を受けない効果は、超融合などの融合素材にする効果なども受けないことになります。
3の効果は場を離れた場合は強制的に発動します。ただし、デッキの中にバウンスされた場合や、裏側表示で除外された場合は発動しません。これは無作為な非公開情報の中にカードが入っていることになるからです。たとえデッキのカードや裏側除外のカードが永遠の魂のみでも発動しません。
また発動する効果なので、チェーンを組みますし、それを無効にすることができます(「スターライトロード」など)。
〇発動の仕方に関するあれこれ
では今回の本題です。「永遠の魂」が伏せてある状態で「ブラックマジシャン」を特殊召喚する場合、どのような手順で特殊召喚すればいいのでしょうか。わざわざ聞くようなことではないように思えますが、実は大事なことです。
甲:「永遠の魂」を表側にすると同時に1効果を発動する。
乙:「永遠の魂」を表側にし、そのチェーン以降1効果を発動する。
この手順の違いではどのような違いがあるか確認しておきましょう。
甲の場合
・表側にする行為と同時に特殊召喚効果を発動しているため、特殊召喚する効果がある罠カードを発動したことになる。
・発動が無効になって破壊された場合、場で表側で存在していなかったことになる。
乙の場合
・表側にする行為の発動はカードの発動、特殊召喚効果は効果の発動で扱いが異なる。
・表側にする発動を無効にされると、場に表側で存在していなかったことになるが、その発動が通った場合で場を離れると上記の場合を除いて3が発動する。
甲の場合、特殊召喚効果を同時に発動しているため、「リビングデッドの呼び声」や「戦線復帰」のような特殊召喚効果の罠カードとして扱われます。いわゆる「神の警告」の発動範囲に入ることになります。逆に「幽鬼うさぎ」の既に表側表示で存在するという範囲には適さないため、発動を許さないことになります。
また罠カードの発動を無効にして破壊するカードに対しては、特殊召喚ごと無効になってしまいますが、表側表示で存在していたことでなくなるため、3の効果が発動しません。
乙の場合、特殊召喚を含まずにただ表側にするだけなので、特殊召喚効果の罠カードとしては扱われません。ただし、そのチェーンで発動が通った場合は、永遠の魂のチェーンブロックの効果処理以降、表側表示で存在することになります。「幽鬼うさぎ」などの発動を許すことになりますが、罠カードの発動を無効するカードの発動タイミングを、特殊召喚が確定しない段階でしか許さないというメリットがあります。
どちらがいいとは一概に言い切れないですが、臨機応変に選べるようにしておきましょう。
ちなみに(甲乙両方のどのタイミングでも)、「永遠の魂」の発動にチェーンして「サイクロン」や「ツインツイスター」を発動された場合、特殊召喚ができず、3効果が発動してしまいます。
これは発動が無効にならず、場から表側表示で離れているからです。
もしかしたら、
丙:「永遠の魂」を表側表示にする発動をした後、同じチェーン上で効果を発動する。
ということを考えた方がいるかもしれません。
残念ながら、こちらはルール上できません。できたら甲乙のいいとこどりができるんですが、そうは甘くなかったです。
今回は以上になります。
また需要があれば書こうと思います。
ありがとうございました(*^-^*)