モチベーションと効率を上げるためのタスク管理術
「僕がプログラムを作る手順」に共感し、タスク管理にも通じることがあるよな、と思い、筆を執りました。@kaiba です。noteではご無沙汰しております。
僕自身、若い時はkaibaはシングルコア、シングルスレッドwww 排他制御できてないから割り込むとすぐバグるwwwなどと揶揄されて来たものですが、随分マシになった気がします。
相変わらずなところもありますが、自分のことは棚に上げて、僕の「モチベーションと効率の上げるためのタスク管理術」について書いてみます。
とりあえずタスク管理に入れる
タスクのアサインのルールは定まっていたとしても、いろんな割り込みが発生するものです。事務作業だったり、なんかのイベントだったり、雑用だったり、飲み会だったり。
頼まれたものは、すぐ終わるものでもとりあえず、タスク管理に入れます。
忘れると大変な事になったり、信用を失ったりしますので、すごく重要です。
僕は当初、esaやmarkdownのメモでタスク管理してきましたが、管理職になると公にできないタスクも出てくるもので、Trelloを使い始めました。
Trelloはたくさんリストを追加したくなりますが、最初は「やること」「終わったこと」の2つのリストで始め、必要に応じて増やしていくとしっくりくる気がしました。
優先度を決める
リストに入れたら優先度を考え、優先度が高いものを上に持っていきます。
僕は以下の指標で優先度を決めています。
- すぐ終わる
- 期限があり、期限が近い
- 他人に影響する
- モチベーションが上がる
重要だと考えているのは「すぐ終わる」ことを「すぐ終わらせる」ことです。
「僕がプログラムを作る手順」にもある通り、人間は複数のことを同時にやるのが苦手です。こうやってタスクが積まれているだけでも、脳のスタックを消費します。
すぐ終わるやつは終わらせてタスク管理下から取り除きます。
極力並列作業を避ける
着手したタスクを終わりまで持っていくことに集中します。
最悪なのは「躓いたから一旦他のタスク進めよう」です。
複数のことを同時にやるのは非効率ですし、タスク切替時に、前の作業に戻るのにエネルギーを使います。
わからなかったから声をあげ、助けを求め、完成まで持っていきます。
分解してモチベーションをあげる
面白くなく、1ヶ月かかるような作業がある場合もあります。なかなかモチベーションが上がらず、うだうだして締切間近に慌てる、ということが僕もありました。
やることがわかっている場合は、タスク分割し、短いスパンで回していきます。1つ着手するとモチベーションが段違いです。
やることがわからない場合は、調査を兼ねて、雑に機能の入り口から出口まで作って見て不明点を明らかにします。以下と同意見です。
Hello, World でいいから動くことを優先します。
振り返る、見積もる、自動化を検討する
時々タスクを振り返ります。
たいてい予定通りに進まないもので、無理そうなら早めに上司やチームに共有します。
「xxまでに終わるって言ったのに終わってないじゃん」となると信用を失いますので、事前に終わらなさそうであれば共有するとよいでしょう。
定期的に発生するタスクがあれば、自動化を検討します。
プログラマなら自分でなんとかすればいいし、そうでないとしてもIFTTTとか自動化できるツールはあります。プログラマに相談するのも良いでしょう。
まとめ
- 情報を整理する
- 並列にやらず1つ1つ職人が丁寧に片付けていく
- 人間がやらなくていい仕事はやらなくてよいようにする
読んでくれてありがとうございました!
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