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絶望より希望を持て/2024.12.07
10月にSNSで新作の絵や刺繍を一気に発表することをして、11月は人生初の個展を開いて、12月は文学フリマに出店した。
これらをやろうと思ったのは7月。
そこから制作や準備をして、各月イベントの本番を迎えて、12月1日に最後のイベントが終わった。
終わっちゃった。
途中、なんでこんなハードな計画を立ててしまったんだろう、と絶望したときもあったが、無事に3つのイベントを終えることができて、今はすごくホッとしている。
特に個展と文フリはすごく楽しかった。
たくさんの方が個展に来て、作品を褒めてくださって、SNSで発表したときとはまた違う嬉しさがあった。
文フリも「1冊ください」と言われたときは、本が売れたという驚きと嬉しさでいっぱいになった。
そんな楽しいイベントが終わって、さあ次はどうしようか。
文フリで売るために作った本が家にたくさんあるから、それをどうしようか。
来年の5月の文フリに出店するけど、新刊はどうしようか。
noteでこんなことやってみたいけど、どうやろうか。
次はこんな作品を作ってみたい。
こんなことに挑戦してみたい。
来年はこんな年にしたい。
どんどんやりたいことが出てきて、手帳の白紙がどんどん文字で埋まっていく。
やることいっぱい。
時間足りない。
作家活動楽しい!
そして、こう思う。
あたし、なんで平日昼間に会社員なんかしているんだろう、と。
ついこの間まで、たくさんの作品と本を作って、個展にはたくさんの人が来て、文フリで本が売れて、この勢いで次に進むぞ!、というときに、なんであたしは硬い椅子に座って、他部署の社員が提出した不備だらけの書類のチェックなんかしているんだ?
こんなの時間の無駄!
見たくもない。
でも、こんなことするのは生活するため、作品を作るためのお金が必要だから。
悔しいし、恥ずかしい話だけど、個展にたくさんの人が来ても、文フリで本が売れても、あたしの生活は会社員のお給料がないと成り立たない。
あたしは作家での収入だけで生活していく力がないのだ。
12月になり、あたしは考えないといけない壁の前に立った。
今働いている会社は来年の5月で契約が終了する。
それ以降の働き口を探さないと、来年の7月に入ってくる収入が0になってしまう。
だから来年の5月までに次の働き口を探さないといけないが、5月には文フリがある。
本の制作や準備で忙しいときに、就活する暇なんてない。
だから、契約を3月で早めに終了にして、4月から次の就業先を決めようと考えている。
作家活動に加えて就活。
やることいっぱい!
もう頭も心もBONと爆発しそう!
というか、した!
でも正直な気持ちを言うと、就活するぞという気分じゃない。
求人情報見て、書類を送って、面接を受けて。
そんなことするなら、作品を作っていたい。
求人情報をいくつか見たが、全くときめかない。
もういっそのこと会社で働くという選択を捨てて、覚悟決めて作った作品を売ったり、出版社やメディア業界に営業をして仕事を取って、報酬を得た方が良いのでは?
でも、報酬が入るまでのお金はどうしよう。
貯金はあるが、そこまで多くはない。
貯金がなくなれば、家賃や光熱費は払えないし、ごはんは食べれないし、作品を作る材料を買えないし、作家活動の幅が狭まる。
あーあ。
どうしたら良いんだよ。
とは言っても、この時点で来年の7月から収入なしと決まったわけではない。
来年の5月のあたしは、次の働き口を見つけているか、作家として仕事が決まっているかもしれない。
絶望より希望を持とう。
ついこの間まで、3ヶ月連続でイベントをしたんだから、なんとかなるか。
できる。
あたしならできる。
今できることから始めてみるか。
なので、年末ジャンボ宝くじ買っとこう。
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