溢れるアイデア/2024.02.11
月に1回、とある寺社でお参りをしている。
手を合わせて、
「1月はたくさんの作品を作って、発表することができました。ありがとうございます。先月から春に発表する作品を作っていますので、どうぞ見守ってください」
と心の中で言った。
参拝のあと、おみくじを引いた。
去年の暮れに、絵馬にあたしの中では大きなお願い事と宣言を書いた。
さあ、今そこにどのくらい近づいたかな。
おみくじを引くと、「吉」が出た。
絵馬を書いたときは末小吉で、先月は吉だった。
順調ということだろうか。
そのおみくじには、もうすぐ運が開けるとか、強い味方が現れるとかが書いてあった。
そういわれると、なんか大丈夫って気がして、前向きな気持ちになった。
2月も頑張ろう。
参拝を終えて、近くの喫茶店で小説を書いた。
そのあとは、普段来ることはないところに来ていたので、帰る前に少し散策をした。
スマホで地図を見ず、気になる道があればそこを歩いた。
平日ならもっと人がいると思うけど、休日の今日は誰もいなかった。
静かな道を歩いているあたしの頭の中は騒がしかった。
あたしのことが好きな人にする、ちょっと意地悪な質問を考えていた。
果たしてその人は、そんな質問をされても、怯まずにあたしを愛してくれるだろうか。
その質問がかなり突飛というか、実際にそんなことを言ったらゲンナリして、離れると思う。
実際、昔飲み会で、言い寄ってきた人にそれに似た質問をしたら、何もいわず別のところに行ってしまったことがある。
でも、小説の世界ではありだ。
この質問は、あとで手帳にメモしておこう。
そしてまた、小説のアイデアがポンポン思いついた。
思いついた小説のアイデアたちには、共通点があることに気づいた。
それがテーマの作品集を作っても良いかもしれない。
電子書籍とか紙の本とか作って、販売してみたいなあ。
先月もそうだったが、寺社にお参りしたあと、アイデアがポンポン出てきた。
まるであたしの想いに応えるかのように。
このアイデア、今すぐやってみたい。
でも今作っているものがあるから、そこまで手や頭が回らない。
嬉しいけど、ちょっと困った。
今作っている作品たちも、去年の12月に参拝したときに思いついたもの。
これが終わったら、今思いついたアイデアを作品に作りあげよう。
あ、待って。
先に作ろうと決めていたのはどうしよう。
こんなこと言って良いのかわからないけど、神様助けて!
パンク寸前の頭に意識がいってしまっていて気づかなかったが、ちょっとだけの散策が3,4kmくらい歩いていた。