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全日本自転車競技選手権トラック
時系列的にこの大会の前にあったインターハイのnoteは書くか分からないです。
ちょっと思い出したくなさすぎるので(笑)
予選と決勝のは書き終わってますけど準決勝のがちょっと…ペンが進まないw
5日(木)
学校終わってすぐに準備して17時くらいに出発。
伊豆行く時いつも寄ってるサービスエリアのCoCo壱でカレー食べて睡眠😴
CoCo壱好きなんですよ〜
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6日(金)
朝早く伊豆ベロドロームに到着。まずは場所取りして、受付して、試走。
ここは国内唯一の屋内250mバンクで、木製トラックが特徴的。(東京オリンピックの会場だぁ〜)
今回は新しいバイクで初めてのバンク走行。慣れない分、現地でポジション調整をしたけど、正直「これ家でやっとけよ」って感じ(笑)。でも、なんだかんだで準備はOK
この日は自分の種目がなかったから、ちょっと観戦してから昼頃にホテルへ移動。同じチームの渡辺くんがエリートで出場したエリミネーションを宿で観戦。その後はリラックスしてそのまま就寝😴
7日(土) スクラッチ
朝6時起きで7時出発。ウトウトしながら会場へ向かう🚐💤。
8時から試走があるから、眠い目をこすりながらユニフォームに着替えて出動。
試走を終えて少し休んでたら、あっという間に10時。いざ本番。
自分は2組目だったから、まずは1組目を観戦。すると、アジアチャンプの三浦くんが集団を周回遅れにしてた😳。やっぱりつおい…。
スクラッチ予選
作戦はシンプルに「スプリントには持ち込まない」。なるべくヒヤヒヤせずに突破を決めるため、逃げ勝ちを狙う。
特に警戒してたのは、畑選手、竹田選手、鈴木選手、穴澤選手、碧瑠斗さん、應佑選手あたり。彼らの動きは注意深くチェック👀
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序盤はローペースで様子見ムード。1組目でも三浦選手の逃げが簡単に決まってたから、やっぱりみんな「決勝に残りたい」という思いが強い。着順狙いの動きが目立つ。
そう思ってたら、3周目で竹田選手が逃げ開始。これはまずいと思って集団を牽引して阻止。
次は7周目、碧瑠斗さんがアタック。
應佑選手も飛び出して碧瑠斗さんの逃げに乗るかと思いきや、抜かして単独で逃げる展開に。ここで差が半周くらい開いて、「これは追わないとヤバい」と判断。単独で追走開始💨。
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追いつくまで4周ぐらいかかったけど、なんとか合流。その後は2人でローテーションしながら回していった。ラスト1周でペースを落としゴール…と思ったら、後ろのスプリント勢が勢い余って減速できずに巻き込まれ落車。
3秒くらい差があると思ってたけど、思ったより詰められてた。落車の原因を作っちゃったのは反省…。次回は後ろの動きも考えながら気をつける💡こういう経験も大事。
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幸い、怪我は擦過傷程度で済んだ✌️。痛みはあるけど走れないほどじゃない。救護室で処置してもらって、決勝までの時間はレース観戦と仮眠タイム💤。
その観戦中に見た橋本選手のハロンが上ハンでやってて「それヤバいでしょ」ってなった(笑)。
スクラッチ決勝
※このレースの時だけ動画の画面がおかしくなっていたから画像なし(だから画像付きで展開知りたいって人は「2024全日本トラック」で調べて見てね)
休憩バッチリ取れて決勝へ。怪我はやっぱちょっぴり痛いけど、気にしないようにしよう…。
作戦は、序盤はなるべく力を温存して、最後の方に脚をいっぱい使って勝ちに行くこと。まぁ決勝は特にマークする相手はいないけど、世界選のメンバーである三浦くんと畑選手だけは逃がしたらダメ。
レースが始まると、まず村山選手が逃げて集団が活性化。三浦くんがペースアップして追走、あっという間に追いついた。
序盤は色んな選手がアタックして、集団の動きがめちゃくちゃ活発。ペースが上がり、集団が2つに分かれる瞬間が何度もあったけど、なぜか毎回後ろのパックに入ってしまって、ずっとイライラしてた…😤。
逃げが決まらないまま進んでた時、三浦くんが単独アタック。みんな少し様子を見てしまって、差が広がっていきやばいやばいと思ってたけど、さすがに三浦くんは集団で協力してローテーションしながら追いかける。
前を視界に捉えて集団が緩んだ瞬間、加速して逃げようと思った。意外と、こういう時はみんな追うのに疲れて、気を緩めてくれるから逃がしてもらえるんだよね🤔
1人で飛び出して前の三浦くんを追い越そうと思ったけど、まさか自分の後ろについてくるとは予想外だった。
どのくらい後ろと差が開いたかなぁと思って振り向いたら、後ろの集団は思っていた以上に追う気満々で、すぐに追いつかれた。集団に戻った後、急にペースが緩み、牽制状態に。
アタック合戦が続いていたのに、ここで急に止まってしまった。
このまま最後まで牽制状態が続いたら、スプリント勝負になり、位置取りが全てになる。もしスプリント勝負になって後ろの方に埋もれることがあったら、前に上がるのがかなり難しくなるし、250バンクならなおさら危険⚠️。
本来なら、落車を恐れず前に行くタイプなんだけど、もしもう一度落車したら、先ほどの怪我がもっと深刻になってしまうかもしれないと心配で…。ビビってるなーって思うけど、やっぱり安全を最優先に考えた結果スプリントはやめよう。
だからできれば逃げた方がいいなと思って、逃げを決意。逃げれば相手からしたら自分なんかノーマークだし、残り10周もあるから、逃げたら逃してもらえるんじゃないかって考えた🧐。
残り11周、ローテで自分に先頭が回ってきた時にアタック!半周くらい思いっきり踏んで後ろを振り返ったら、予想通り集団は逃がしてくれて、なんとか逃げれた。
逃げてからは、10周(2.5km)をキープできるペースでいこうと決めて、半周くらいの差を維持して逃げ続ける。
残り5周、疲れが見えてきた…😓。思ったよりも力が残ってなかったようで。でも、もう後ろには戻れないし、気合いで足を回し続けた。
残り3周、後ろの集団は三浦くんが先頭に立ってペースが上がる。後ろがみるみる近づいてきて、残り1周の鐘が鳴った瞬間、視界に急に入ってきて横に並ばれて抜かれた…。
抜かれた時点でゲームオーバー。とりあえずスプリントの邪魔にならないようにレーンを守って、ゆっくり走った…。
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結果は9位
あと少しで全日本チャンピオンに手が届きそうなレースだった。
自分のモットーである「強気な走り」を崩さずにできたのは褒めたい点。
悔しかったけど、勝つための実力が足りなかったのは走る前から分かってたこと。また頑張ろうね〜。
自分のレースが終わった後は、モノホンのエリート選手たちのスクラッチを観戦。渡辺くん曰く「エリートのスクラッチは人が出る種目じゃない」らしい(笑)。
宿に戻ったら、怪我のせいでお風呂が痛すぎてしんどかった…。
「もう無理、痛い…😫」って感じで、その日はそのままバタンキュ〜。
8日(日)
落車 and 疲労の影響から普通に心が死んでてやる気出なかった。
ようやく昼ぐらいにやる気が起きてきて、会場にローラー回しに行くついでにミヤヒロのケイリン応援しに行った。
9日(月)ポイントレース
迎えた最終日。この日も一応、朝の試走があったから早めに出発。
9時ぐらいに試走が終わって15時からレースだから本当に暇でずっと寝てました😴。
3kmIPだけ起きて観戦。(湘南工科のアジアチャンピオン仕様のジャージかっこよ)竹下さんの4kmIPも見ていよいよ準備。
ポイントレースは長い時間ハイペースで苦手だけど頑張る(国体予選は風間大和と住田悠人に引きずり回された…😓)
要注意の選手は永橋選手、インハイの時は4速でボコボコにされました…
ポイントレース決勝
スタートしてすぐにはペースが上がらず、ゆっくりした展開。
5周目あたり、自分の前を走っていた選手が、集団の加速についていけずほんの少し遅れている様子だった。
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「まぁ、まだ始まったばっかだし、そのうち追いつくでしょ」なんて甘い考えで後ろについていたら、気づけばみるみる集団が遠ざかっていて、マジでやばい状況になっていた。
焦って1人で集団復帰を目指す。
けど、その時にはすでに集団との差は半周ほど…。
「なんでこうなった…」と心の中で叫びながら、必死に自分なりのハイペースで追いかけるけど、よりによってこのタイミングで集団もペースを上げ始めて、追うのがキツすぎる🥵。
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ひたすら全力で踏み続け、なんとか5周かけて集団に追いついた。けど、その頃にはもう脚が限界。完全に使い切ってしまって、「あっ、これ終わったやつやん…」って悟る😓。
そこからは、死にかけ状態のまま集団に引きずり回される展開でした。
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結果は11位、なんとか耐えてギリ完走。
インターハイの時に続いて、またもやレース展開で致命的なミスを犯してしまった。
全国大会のレベルの高さに、自分の甘さを痛感…。これまで自分では得意だと思っていたレース展開も、全国という大舞台ではまったくというほど通用しないことを思い知らされた。
まとめ
レース展開は簡単じゃない。そんな当たり前のことを、身をもって再認識したレースだった。けど、この悔しさをただの悔しさで終わらせたくない。次は、同じミスを繰り返さないようにもっと集中して考えて走る。次回こそ、全国の舞台で強い走りを見せられるように頑張るぞ〜