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【日帰り弾丸八丈島旅行】楽しみ方と注意点と忖度なしの感想

少し前の話です.
昨年の12月に急遽会社を休むことになり,ポッカリと1日空いてしまったので,
「そうだ,八丈島に行こう」
と思いつきで日帰り&一人で八丈島に遊びに行きました.初八丈島にもかからわず,下調べ等なし&事前情報なしで弾丸旅をする中で感じた,良かったポイント注意点,そして忖度なしの感想をお話しようと思います.
「八丈島を日帰りで楽しみたい」
「実際八丈島ってどうなの?」
「八丈島の本当のおすすめスポットを知りたい」
そんな方の一助になれれば幸いです.

と,その前に八丈島とアクセス方法について簡単にご紹介します.

八丈島とアクセス方法

八丈島は東京都に属する島です.場所は東京都心の真南にあり,頻繁に噴火している三宅島よりさらに南にあります.緯度は四国の高知県,九州の熊本県,大分県あたりと同程度なので日本の中でも温暖な地域です.

アクセス方法は,船と飛行機の2パターンあります.
船だと片道約10時間もかかりますが,往復で約15000円〜40000円程度なので,時間に余裕があって,なるべく費用を抑えたいという方にはありだと思います.
飛行機だと,羽田空港の国内線で八丈島直行便が1日3便あります.始発便で7時30分羽田発(8時25分八丈島着),帰宅の最終便で17時25分八丈島発(18時20分羽田着)なので,1時間もかからずに移動することができ,日帰りにもちょうど良い便があります.価格は往復で30000円ですが,合計18時間も移動時間に差があるので,もちろん私は飛行機を利用しましたし,飛行機のほうが圧倒的におすすめです.

では本題に入っていきましょう!

八丈島の良かったポイント

1.移動のしやすさ
まず,八丈島内の移動は観光客はおそらくこれらのどれかで島内を移動することになります.
・バス
・タクシー
・レンタカー
・レンタル自転車
・徒歩
タクシーもしくはレンタカーを利用すれば,島の端から端まで移動するのに30分くらいしかかかりません.理由は,八丈島には「八丈一周道路」という島の沿岸沿いを走る大きな道路があり,この道路には信号もほとんどないからです.八丈島はこの「八丈一周道路」で各エリアに移動でき,エリアの中で多少入り組んだ道を移動するような形になります.非常に込み合った時期でない限りは,島民の車もたくさん走っているわけではないので,余裕を持って海を眺めながらドライブすることも可能でした.

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2.温泉の名所がたくさんある

島の特色でもあるのですが,八丈島には温泉の名所が数多くあり,そのどれもが自然に囲まれているor海を臨んでいるものです.八丈富士と呼ばれる美しい裾野をもつ山が活火山であることもあって,地熱発電や温泉の湧きが盛んなのでしょうね.
本土(特に都心部)では味わえないゆっくりとした時間を大自然とともに味わえます.ボク個人の意見としては,食べ物よりも何よりも,このゆっくりとした時間こそが八丈島を過ごす醍醐味だと思いました.
僕が行った中でおすすめは,
・みはらしの湯

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・足湯きらめき

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の2つです.理由も述べます.みはらしの湯は洞輪沢の断崖絶壁と太平洋を一望できる露天風呂があります.また,露天風呂が2つあって奇数日と偶数日で男女が入れる温泉が入れ替わるという点も非常に面白いと感じました.そして足湯きらめきも太平洋を一望しながら浸かることができます.どちらも太平洋の広大な水平線を眺めながら,運が良ければザトウクジラのフルークアップ(尾びれが見えて沈んでいくやつ)などが見れるので面白いポイントだと思います.僕も何回かザトウクジラのブロー(潮吹き)を見ることができました.
こうしたゆっくりとできる時間を大自然とともに過ごせるという点で非常に温泉は有意義なものであると感じました.

注意点

1.事前に空港に迎えを呼ぶ
これは僕がいざ八丈島空港について一番最初に後悔したポイントです(計画的に旅行しろや!って話なんですけどね...笑).正直,本土のように空港に直結の公共交通機関があるわけではないので,ホテルやレンタカー店やタクシーなどの送迎を依頼しておくことをおすすめします.僕はこれを考えていなかったので,到着してとりあえず空港に近い「八丈植物公園」を散策しながら,空港近くのレンタカー店に行きました.ただ,ずっと徒歩だったのでこれだけで小1時間潰してしまいました.

2.レンタカーにはナビなしが多い
本土でレンタカーを借りると基本的には割と新しい車種の車が借りられて,ナビも装備されているパターンが多いと思うのですが,八丈島のレンタカー店は古い車種を扱っているパターンが多く,ナビが付いていません.先程述べたように,大きい道路は限られているので,地図を見ながらでも十分に移動できますが,ナビがないと無理!という方には少々ハードルが高いかもしれません.

3.行きたいスポットの場所が少し分かりづらい
これも地図を見ながらゆっくり移動すれば間違いようはないのですが,有名スポットと言えども基本的に大きな看板はないので要注意です.僕自身,看板を探しながら運転しましたが,何度も入るべき路地を通り過ぎてしまい,何度も往復した場所もありました.結局看板これかい!とツッコミを入れたくなるくらい看板が小さいパターンが多く,こりゃ分かりづらいなと感じました.しかも,ほとんどの名所が小さな駐車場しかないor駐車場が無い,ので車で移動する方は注意です.

4.観光地巡りのプランを立てておく(日帰り限定)
日帰りだからこそ時間を最大限に使いたいですよね.僕はノープランで行ってしまったこともあり,行きたい場所の計画を立てずに移動をしました.後々考えてみると,巡る順番をもっと考えておけば,無駄に戻ったりすることなく時間をさらに有効活用できたかなと思います.泊まりであれば時間に相当余裕ができると思うのでプランはなしで行きあたりばったりでも大丈夫だと思います.より有効に時間を使いたければ日帰りの場合プラン立てをしたほうがよいですが,先程も述べたように島内の移動には車を使えば時間はそこまでかからないので,僕みたいにノープランでも割とイケちゃうのは良さの一つですね.

忖度なしの感想(観光スポットについて言及あり)

ここからは,実際に八丈島に行って日帰りで観光地を回る弾丸旅行をした自分だからこその感想を忖度なしで述べます.良かったポイントをいくつか挙げましたが,八丈島にはもっともっとたくさんの観光スポットがあります.それらが実際に行ってどうだったのか,本当におすすめなお店はどこか,八丈島に行くべきタイミングなどお話していきます.多少辛辣なこともあるかもしれませんが,忖度なしレビューということであしからず…

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