クローン病と診断されるまで②
みなさん、こんにちは。海茶です。
今回は、
「クローン病と診断されるまで②」
ということで①の続きになります。
まだ診断はつかず。
手術前
いよいよ痔瘻(と思われる)の治療のための手術当日を迎えます。
まず到着したら手術着に着替えます。
その後、腸を空にするため、すぐに浣腸されます。
看護師さんに
「5分我慢してから出して下さい」
と言われます。
ある程度我慢しないと浣腸の液だけが出てしまって効果が無いらしい。
1分と経たずに思います。
5分、長くね?
無理です。確実にその前に漏らします。
「確実!そうコーラを飲んだらゲップが出るって言うくらい確実じゃッ!」
数分と耐えれません。
でも大丈夫みたいなんで手術です。
手術台ってメチャあったかいです。
こんな布団欲しい。
そして、麻酔により意識が遠のきます…
手術後
…
次の瞬間、気がつくとベッドに乗せられ移動しています。
ボーッとしたまま病室に到着。
口に酸素マスク、腕に点滴、アソコに管、指に付いてるのは何か分からん、動けん…
1番辛いのはアソコに管が刺さってることです。
永遠に漏らし続けてるような、言い表せない不快感と気持ち悪さです。
抜きたいと看護師さんに訴えましたが、即却下です。
半日経ってようやく管が抜かれるのですが、抜く瞬間もアソコの奥の方に響きます。
しばらく不快感がヤバいです。
患部の痛みより苦痛です。
さて、術後、予想通り「痔瘻」と診断されます。
元々膿を出すために1本管が刺さってたわけですが、直腸と皮膚を繋ぐトンネルが複数出来てしまっており、治療のために肛門周りに6本の管が刺さった状態になってます。
(正確には輪っかが3つあり、皮膚を貫通しているのが6ヶ所)
「あ…ありのまま今 起こったことを話すぜ!
おれは ケツに刺さった1本の管は正直無くなると思っていたら
いつのまにか 6本刺さっていた
な…何を言っているかわからねーと思うが
おれも 何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」
しかも、ジョジョに、もとい、徐々に管を細くしていく治療法で、半年以上は管が残るとのこと。
(実際10ヶ月残りました。)
トイレに行く度に、管に便がつかないよう輪っかをズラすのですが、膿と血でベトベト、貫通部を刺激し痛い。
座るたびに輪っかがズレて痛い。
そして、このあと私の病状はピークを迎えます。
以上、「クローン病と診断されるまで②」でした。
では、次回があれば、また。