【Excel】合計や小計を求める【SUM/SUBTOTAL】
今日はいったんさほど新しくない関数を紹介する。
下表の地域ごとの小計と全社の合計を求めたい。
単に足し算してもよいが、合計を求めるSUM関数のほうがいいだろう。
関東 =SUM(B2:B4)
関西 =SUM(B6:B8)
全社 =SUM(B5,B9)
だが、小計に特化したSUBTOTAL関数を使う方法もある。
第一引数「9」は小計として合計値を求めることを示す。
範囲が重複しているが、二重計算が自動的に回避されるようになっている。
関東 =SUBTOTAL(9,B2:B4)
関西 =SUBTOTAL(9,B6:B8)
全社 =SUBTOTAL(9,B2:B9)
また、第一引数を「109」にすると、非表示行を無視した合計値を求めることができる。
第一引数「9」のSUBTOTAL、第一引数「109」のSUBTOTAL、SUMの3パターンについて比較する。
単なる非表示とフィルターによる非表示で結果が異なる。
「9」、「109」の合計値以外にも求められる値があるので以下に示す。
今回は小計について紹介した。
次回からは集計について紹介していく。