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【Excel】所得税の速算表を用いた所得税の金額の計算【VLOOKUP】

国税庁のサイトに掲載されている「所得税の速算表」を用いて、所得金額から所得税の金額を求めてみる。
所得税の計算について、国税庁のサイトの記載を抜粋する。

No.2260 所得税の税率 国税庁より抜粋

「分離課税」とか「復興特別所得税」とかそういった難しい話はいったん置いておいて、「課税される所得金額」を入力したら「所得税の金額」が算出される仕組みを考える。

掲載されている「所得税の速算表」を新規シートに貼り付け、加工する。
具体的には0円の行を追加し、単位などを除去する。

加工した「所得税の速算表」

「課税される所得金額」を入力すると「所得税の金額」が表示されるシートで、この表に対し、近似一致のVLOOKUPを行う。

「課税される所得金額」を入力するシート

税率欄および控除欄の数式は以下の通り。
引数なしのCOLUMN関数はセルの列番号が返される。

=VLOOKUP($A2,所得税の速算表!$A:$C,COLUMN(),TRUE)

税額欄の数式は国税庁のサイトに記載されている具体例の通り。

=A2*B2-C2

「課税される所得金額」に7,000,000と入力すると具体例の通りになった。

「課税される所得金額」を入力するシート(入力後)

Excel 2019まではこの記事で紹介した方法が好ましい。
Microsoft 365やExcel 2021については以下のXLOOKUPの記事を参照されたい。


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