俺は一人の外国人選手。
海外に行けば僕たちは外国人枠の選手としてプレーしなければならない。日本にいれば経験することのない外国人枠。もちろん日本人だけじゃない、他の国の選手だっている。今回クロアチアではチームからの受け入れ、プロ、セミプロでないからそこは気にしなくてよかったがモンテネグロではその厳しさを直に感じることができた。
外国人枠
2枠もしくは3枠しかない数少ない外国人枠を手にするには現地の選手よりいい選手でないと大抵無理だ。何か武器があってもそれだけでは足りない。
戦えることが大前提。
コミュニケーション能力の高さ。
さまざまな問題が浮かび上がってきた。
特に問題なのは言語の壁だ。
自分自身今回のモンテネグロでトライアウトには参加したが大学卒業のため日本に帰らないと行けないためただ、参加するだけとなった。
しかし、そんな中でもどれだけ厳しい世界なのかいかに"プロ"サッカー選手になることが難しいのかがわかった。大学卒業後また挑戦するチャンスがあるのならばこの経験を活かして外国人選手として海外に挑戦したい。
モンテネグロではこのように外国人選手としてプレーしなければならない事を学ぶことができた。
嬉しいことに現在はクロアチアで外国人選手としてプレーすることができている。
僕が所属するリーグでも外国人の登録は2人までで、僕のチームもすでにもう一人日本人がいるのでこの二人で外国人選手としてプレーしている。
お金こそは出ないが食事やウェアの提供など様々なサポートをしてくれる。これは僕たちが外国人選手としてチームにいい影響を与えてくれるって思ってのご好意らしい。それに実際にもチームのみんなからやオーナー、観客からもかなりの期待をされている。今回は誰かと競うことなく枠を手に入れることはできた。しかし、外国人選手としての意識を持ってプレーする必要はある。期待外れにはなりたくない。
1試合が終わりまだ無得点、チャンスもかなりあったが活かしきれなかった。帰国する日が確実に決まり残り試合数も10試合もないその中で何ができるか、結果を残せるかもっと細部にこだわってプレーしていきたい。一外国人選手としてチームを勝利へ導けるように。
たいして上手くない選手が何大口叩いてるんだって思われるかもしれない。でもそれぐらいの気持ちにさせてくれるのが海外挑戦なんだと改めて思う。
今回は二つの面から外国人枠について考えることができた。また一ついい経験ができました。
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