米国株ETFの9%のリターンとは…
こんにちは。
かいです。
今回は久々に株式投資に関する記事を公開します！😆
内容は「米国株ETFの9%のリターン」についてです
ETFとは
ETFとは「上場投資信託」の略です。
簡単に説明すると、投資信託が証券取引所で気軽に売買できるという金融商品です。
詳しく知りたい方は、
以前紹介した「株式投資 用語集」をご覧ください。
米国株ETFの9%リターンの根拠
よく言われているのが、
「米国株ETFは年間平均9%のリターンだから100万円が109万円になる」
と言う説明です。
（※今回は計算式が複雑になるため、
税金控除について考えないものとします！）
たしかに言われていることは歴史が証明していますが、注意しないといけないことがあります。
それは、
9%と言う数字はトータルリターンの値であること
トータルリターンとは、
インカムゲインを再投資して得られた、
「キャピタルゲイン＋それに伴うインカムゲイン」
の合計ということです。
つまり100万円を投資したから9%分の9万円が単に貰えるというわけではありません！！
例えばキャピタルゲイン5万円、インカムゲイン4万円といった感じです。
またこれはあくまで、
インカムゲインを再投資したことによるリターン
です。
つまり再投資をしないと、
この9%という数字にはたどりつかないのです。
また他にも注意点があります。
それは毎年安定して9%のリターンを得られるわけではないということです。
1年目は5%のリターン、2年目は-3%のリターン、3年目は15%のリターン…n年目は-7%のリターン…
といったように長期間運用することによって平均化すると9%くらいにら落ち着くということです。
ですので、リーマンショックやコロナショックで大幅にマイナスになったから「9%は嘘だ！騙された！」というのは間違ってます。
逆にマイナスの年に買い増せばトータルリターンが9%を超える可能性もあります。
米国株ETFのトータルリターン具体例
それでは米国株ETFのトータルリターンについて紹介します。
※下記はいずれも2020年7月14日までのトータルリターン
VOO
VOOとはS&P500の指数に連動したETFです。
上記を見ておわかりの通り、
6ヶ月前に買った人・今年の年始から買った人は現状マイナスリターンですが、それ以外はプラスリターンとなっています！
むしろ長期間運用すると、10%超えもあり得るというデータが見てわかるので長期投資家にとっては心強いです。
VT
VTとは、全世界47カ国・約8000銘柄に分散して投資しているETFです。
こちらも6ヶ月・年初来がマイナスリターンとなっていますが、それ以外はプラスリターンです！
VOOに比べ長期間運用によるリターンはすこし少なく感じますが、それでも十分すぎるリターンです。
VTI
VTIはアメリカ合衆国で取引されているほぼ全ての銘柄に投資できるETFです。
こちらも6ヶ月・年初来ではマイナスリターンですが、それ以外はVOO VTと同じくプラスリターンとなってます！
また長期投資によるリターンもVOOと同じくらい見込めるので長期投資家にはありがたいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
リターンに関する9%について意外と勘違いされていた方も多かったのではないでしょうか。
やはり複利効果がトータルリターンに重要な部分を占めていることを理解いただけたでしょうか。
私自身も最初からこのことを知っていたわけではありません。
むしろ途中から知りました笑
この記事を読んでいるあなたも昔の私と同様に、右も左もわからなくて、よくわからず株式投資をしている人がいるかもしれません。
ですが安心してください！
やっていくうちにだんだんとわかるようになります！
むしろ行動しているだけ素晴らしいです😊
自分もまだまだ未熟投資家なので、自己研鑽に励み実力を上げるとともに、より多くの人に株式投資の魅力を発信していきたいと思います！
最後まで読んでいただきありがとうございました😊
【参考記事】
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具体的な銘柄
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