【株主優待】 オススメ企業!
こんにちは。
かいです。
今回は私がオススメする、
優良な株主優待を提供している企業を紹介します。
なぜ株主優待について紹介するのか?
昨今コロナショックにより経済が不安定な状態が続いています。
その結果株価が乱高下し、投資を辞める人が続出している感があります。
そこで、株式投資にはキャピタルゲインだけでなく、配当や株主優待というインカムゲインを得る楽しみ方もあることを、より多くの人に知ってもらいたいと思ったので、今回紹介しました。
株主優待とは
株主優待とは、株式会社が一定数以上の自社の株券を権利確定日に保有していた株主に与える優待制度のことです。
簡単に言うと、
各企業の権利締切日の段階で、その企業の株を持ってくれてる人に、プレゼントをあげる制度のことです。
貰えるプレゼントは、自社商品・QUOカード・ギフトカード・自社割引券など様々です。
株主優待のメリット
株主優待には4つのメリットがあります。
①株主優待券などは非課税
②投資した企業の商品を実際に利用することでより深い企業分析ができる
③現物支給のため食費が浮く
④保有数が多いor長期継続保有の場合、より手厚い優待が貰える
①について
配当金として現金をもらう場合、NISA口座を利用しないと20.315%の税金が取られてしまいます。
しかし株主優待券として貰うと、額面上そのまま利用できます。
これが株主優待の大きなメリットです。
②について
株主優待で自社商品が送られてくることも多く、その商品を食べたり飲んだりすることで、より投資先の企業について詳しくなれるのも楽しいです。
余談ですが、
私はアサヒスーパードライが好きなので、
お金が貯まったらアサヒの株を買って、優待としてプレミアムビールを貰いたいです!笑
③について
株主優待は現物支給が多いため食費が浮きやすいです。笑
例えばお米・ジュース・インスタント食品などです。
自分も将来的には後段で説明する桐谷さんのように株主優待だけで生活したいです。
④について
株主優待制度は、保有数が多い株主や長期継続保有する株主に対してより手厚い優待をしているところが多いです。
後段でも紹介しますが、クリエイトレストランホールディングスでは、長期継続保有の場合プラスαで優待券を配ったりしています。
保有株式数が多い株主や長期継続保有をする株主を手厚く保護する目的は、株価を安定させるためです。
企業からしてみれば沢山&長期間応援してくれる人の方がありがたいので、そういう人たちに向けて手厚い優待をしています。
まさにWIN WINの関係ですね!
株主優待投資が世間に広まったきっかけ
きっかけは、「月曜から夜更かし」で取り上げられた桐谷広人さんです。
https://www.youtube.com/watch?v=0xEieYBYvjE
桐谷広人さん
このパートでは、桐谷さんの略歴となぜ株主優待投資家になったのかについて説明します。
桐谷さんは元々将棋のプロ棋士として活躍されていた方です。
桐谷さんが投資を始めたきっかけは、プロ棋士時代に証券会社に将棋を教えに行った見返りに投資の知識を教えてもらったことに由来するとのことです。
それ以来株式投資にハマり、一時期資産が3億円あったそうです。
しかしリーマンショックのときに、株価が大暴落しその資産が5000万円まで減ってしまったそうです。
その当時の桐谷さんは信用取引もしていたそうで、このときには追証を迫られ、精神的に追い込まれていたそうです。
(※追証とは、追加の証拠金を証券会社に納付すること。イメージとしては急に借金の取立てが来たような感じです。)
お金に困っていたそんな時に、たまたま株主優待のお米が届いたことで、株主優待制度の魅力を感じたそうです。
それ以来株主優待を重視した投資手法に切り替えて、株式投資を続けています。
企業を選ぶ基準
このパートでは、企業を選ぶ基準について説明します。
私が企業を選ぶ基準は、
①(配当金+株主優待券の額面)の利回りが4%以上であること
②株主優待が使いやすいものであること
③企業の財務状況が優良であること
です。
①の条件は桐谷さんと同じです。
詳しくは、
「定年後も安心! 桐谷さんの株主優待生活
ーー50歳から始めてこれだけおトク」(祥伝社)
をお読みください。
②の理由は、株主優待は使うことで初めて意味をなすからです。
株主優待では多岐にわたる商品が貰えますが、中には使いづらいものもあります。
例:自社割引券、条件付き株主優待券など
自社割引券も、その企業をよく使う人であればありがたいと思いますが、滅多に使わない人・行かない人にとっては価値を見出さないです。
株主優待券は使用期限が決まっているので、それを過ぎればただの紙くずとなります。
よって使いやすい株主優待を重視して企業を選びましょう。
③の理由は、株主優待を実施している企業の財務状況が悪いと、減配・無配のリスクがあるからです。
せっかく株主優待をメインで株を買ったのに、「赤字が続いたせいで株主優待を辞めます」となったら本末転倒です。
何がなんでもそれだけは避けましょう!
オススメの企業
このパートでは、私がオススメする企業を紹介します。
①SFPホールディングス
こちらの企業は、「磯丸水産」や「鳥良」といった居酒屋をチェーン展開している会社です。
配当金は1株当たり26円で、
株主優待券は100株所有の時に4000円相当分×2(2月と8月)貰えます。
最低取得単価は、15万円ほどです。(3月末時点)
もし高くて買いづらいと感じた場合は、この企業の子会社であるクリエイトレストランホールディングスを買いましょう!
子会社の株価はだいたい800円ほどです。
また株主優待券は100株所有の時2000円相当分×2が貰える。
この優待券も、磯丸や鳥良でご利用いただけます。
②吉野家ホールディングス
吉野家ホールディングスは、吉野家をメインとする飲食チェーン店です。
吉野家の他に「はなまるうどん」なども傘下にあります。
配当金は1株当たり20円で、
株主優待券は100株所有の時3000円相当分×2です。
この優待券は、吉野家をはじめ傘下の飲食店でも利用可能です。
③すかいらーくホールディングス
すかいらーくホールディングスは、「ガスト」「ジョナサン」「バーミヤン」「夢庵」…などを傘下に持つファミレス最大手企業です。
配当金は1株当たり19円で、
株主優待券(カード)は100株所有の時3000円相当分×2です。
④イオン
イオンは説明不要とは思いますが、
国内流通2強の一角で、総合スーパー事業が中心の企業です。
配当金は1株当たり36円で、
株主優待は、オーナーズカードと自社ギフトカードです。
⑤JT
JTの主な事業はタバコですが、それ以外にも食品や医薬品事業もやっています。
配当金は1株当たり154円で、
株主優待は100株所有の時2500円相当の自社グループ商品です。(ただし1年以上継続保有の株主のみ)
まとめ
株主優待は企業と株主の相互にとってメリットがある制度です。
株主優待制度があるのは日本のみとのことなので、是非この制度を思う存分利用しましょう!
今回紹介した企業はほとんど飲食系でしたが、他にも現金同様に使える「QUOカード」をくれる企業やお米券をくれる企業もありますので、是非そのような企業にも投資をしましょう!
最後になりますが、コロナショックで暗いニュースが続いていますが株主優待で楽しみながら乗り越えましょう!
【参考文献】
「定年後も安心! 桐谷さんの株主優待生活
ーー50歳から始めてこれだけおトク」(祥伝社)
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