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愛猫 闘病日記・1週目
猫の余命が決まってしまった。まだ7歳なのに。
あまりの悲しみにベソベソ泣いてたけど、始まりのところからちゃんと記しておこうと思う。自分のために。そして、これからもしかしたら猫の急変に立ち会う事になるかもしれない人達の参考に。
注意しておきたいのは、まだ愛猫は生きてる事。
順を追って書いてきます。
2020.12.21
前日からトイレによく行っており、少し心配ではあった。当日は朝だけでトイレに5回以上連続で向かうのを見て(そして何も出ない、出てもちょびっと)、これはおかしいと思いかかりつけの病院に連れていく。
おかしいといってもとても元気。すぐ帰ってこれるさ、なんて気持ちでいたら血液検査をされた。
「膵炎の疑いがあるね」
すいえん?
「膵臓の数値が高い。膵炎っていうのは怖い病気でね。膵臓はタンパク質を消化する液を出す臓器なんだけど、消化液がもし体内に漏れたら自分で自分の内蔵を溶かしてしまうんだよ」
頭の中が真っ白になってしまったけれど、膵炎は病院に3日入院して飲まず食わずで点滴だけで過ごして経過を診て、それで治るらしい。
「毎日お見舞い来てあげてね」
毎日!?そんなもんですか!?w
その時は笑ってしまったけど、よく考えたらうちの子はとても神経質で、家族の顔を見ないと精神的に参ってしまう子だと先生は知ってたんだよね。
家族に話して、朝は私、夕方は両親がお見舞いに行くことになった。思い返してみると、あの子はよく吐く子ではあるけど、今までの猫に比べると吐きすぎだったんじゃないか、という話になった。もう膵臓の調子がおかしかったのかな。しかし猫は吐く生き物だしな…難しいな。
そんなこんなで初日の夕方は私も単独で会いに行った。でもちっとも寄って来ない。名前呼んで頭撫でて…15分くらいやったけど来ない。体調悪いのかな。
そんな気持ちでいたら、私の30分後くらいに両親が会いに行ったらしい。
速攻飛び出してきたと聞いた私の気持ちは…w
朝病院に連れてったから怒って拗ねてたんだろな。もうお見舞い行かない!て思ったけど、嬉しくない奴でもお見舞いに来た方がいいかな…などと自虐的になながら翌朝も行ってみた。
来てくれた✨✨✨
この調子で膵臓治るといいな、と思いながら仕事に向かった。その後に続く猫の不調を知らずに脳天気だった。
続く