ビジネスの大鉄則は『特化する』ということ
先日都内にひとっ飛びして、とある勉強会のオフ会に参加してきました。
基本一匹狼で、オンラインサロン等には一切入らない自分ですが
講師の方の人間性と圧倒的すぎるスキルに魅了されたこと、
そしてビジネス全般に通じるような経営学に関して学べるということで
入ってるといった感じです。
(講師の方はとあるグローバル外資系企業のトップです)
で、その勉強会のオフ会の後に自分のキャリアについて相談させていただきまして。
そこでいただいたアドバイスがフリーランスにも非常に通じそうな内容だったので今回はそれについてnoteで書いていこうかと思います😌
圧倒的に上に行くなら『柱』が大事になる
講師の方に言われた言葉で最も刺さった、かつフリーランス含めて全てのビジネスマンに生きる言葉が
"圧倒的に上に行くなら『柱』が大事になる"
というものでした。
『柱』ってのは何も呼吸を使えるようになりましょうとかそういう話ではなく
要は自分の圧倒的な強みを見つけましょうって話です。
ビジネスの世界において圧倒的に活躍したい、高いレベルに行きたいのであれば
満遍なく色々できるようになるのではなく、他の人に絶対に負けないような圧倒的なスキルを身につけようね、という話でした。
特に様々なことが満遍なくできる"便利屋"は
といった感じで完全に沈没船なわけです。
まぁ日経の大企業なんかを思い浮かべるとこのパターンが圧倒的に多くて
「40代になっても未だに新しい職種の部署に配属される」
「10年間必死に働いても転職市場で何の価値もない」
「会社内でしか使えない汎用性の低い場当たり的なスキルしか身につかない」
なんてのはあるあるなわけです。
(実際自分が会社を辞めた要因もそれでした。笑)
AIどうこうとか、グローバル化とか、色々細かい背景はあるんだと思いますが、その辺を差し置いても
"広く浅くできる器用貧乏なだけのビジネスマンは活躍しにくいよね"
というのはまさにおっしゃる通りだなと。
実はフリーランスの方がより『鋭く特化するべき』という話
この講師の方のお話の文脈は外資系ビジネスマン(=サラリーマン)としてのお話でしたが、これはフリーランスにも全く当てはまる話かなと。
(※ここからは講師の方のお話ではなく、完全に自分の解釈です)
まずそもそも前提として、フリーランスは会社員のように雇用関係ではなく
あくまで仕事単位での業務委託といった感じになるので
何かに特化した仕事を部分的に依頼するのが前提になる
というのがあるわけですね。
なのでそもそも"特定のスキルに特化するべき"なのはフリーランスの前提みたいなところはあります。
ただ、ここで言うところの"特定のスキルに特化する"というのは何も
みたいなフリーランス一般に通じるようなレベルの話ではなく、例えば
みたいな感じで、かなり詳細なレベルまで特定の分野に特化しつつ
同じ業務を行うフリーランスの中でも1%以下の人間しかできない
そんなレベルまで突き詰めていかないといけないわけです。
クラウドソーシング系のサイトを見れば分かる通り
フリーランスなんて星の数ほど居て常に比較検討されるもの。
その中で選んでもらえる、選び続けてもらえる、安くで買い叩かれないためには
他のフリーランスに絶対に負けない『特化したスキル』が必要
なわけですね。
この辺は外資系転職市場のそれと似た感じだと思います。
多くのライバルがいる中で、いかに自分の特化したスキルを売り込んでいくかってことですね。(あくまで推測ですが)
以前フリーランスのブラック化問題(安くで買い叩かれる、理不尽な指示をされるなど)について発信したこともありますが、
こうなってしまう要因の一つに
他の人では代替が効かないようなスキルを持ってないから
というのがあります。
立場の強い発注者から安くで買い叩かれたり、理不尽な指示をされるのは
・他のフリーランスでも頼めるから安くで買い叩く
・最悪飛んじゃってもいいと思ってるから
って感じなわけで、逆に言えば発注者側からしても
「この人にしかできない仕事だから多少金額が高くてもこの人にお願いしよう!」
「この人に仕事断られたら困るから、理不尽な指示をしないようにしよう」
ってなるわけですね。
いや人道的には変わらず丁重に扱えよって感じですが、
まぁ人間そこまで出来てるわけでもないので
受注者側(フリーランス側)に対してどれくらい価値を感じているかで
まるで態度や扱いが変わってきてしまうのは事実です。
もちろんそんなブラックな発注者のもとで仕事しないってのが最も根本的な対処法ではありますが
そうならない自衛の策としても他の人では代替が効かないようなスキルを身につけるのがフリーランスには必要になってくるわけです😌
じゃあ具体的にどんなことに特化すればいいの!ってのは元々持っているスキルによりけりなので、一概にこれとは言えませんが
少なくとも今の自分が持っているスキルを一度棚卸してみた上で
周囲に負けない『柱』をどこに置いていくのかを熟考してみるといいのかなと思います!
(おわり)
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