送別会で"焼き鳥"予約したらブチギレられた件について

タイトルから既に何のこっちゃですが、いつになくスーパー雑談会です。
スーパー雑談会ですが、意外と会社員、フリーランスの方ともに重要になる組織論的な話がある(と勝手に思ってる)ので、今回はこれについて書きます。

ちなみにこの話自体、3年くらい前の会社員時代の話なので、
このタイミングで記事にしたのは完全なる思いつきです。笑

ってことで前置きはさておき、早速本編に行きましょう🥩

「お前〇〇さんが焼き鳥苦手って知らなかったのかよ!」


ってことで話は自分が会社員1年目の時のこと。

隣の部署の仲良い同期Yくんの話。
(よくある友だちの話〜って言って自分の話ってやつではないですw)

Yくんの部署で異動になった人の送別会を実施することになって、
1年目だったYくんはその送別会の幹事をすることに。

Yくんの部署は地方支社や出向に行ってる人も多く、
30〜40人程度の割と大規模な送別会になりましたと。

で、Yくんが予約したのはまぁそれなりの雰囲気の焼き鳥屋さん。
まぁ人数も多いですし、無難に行きましょうってことで妥当な選択肢な気がします。

無事送別会も終わって、翌日Yくんが出社すると
先輩のKさんに会議室に呼び出されます。

で、そこで告げられたのが衝撃の一言。

「お前〇〇さんが焼き鳥苦手って知らなかったのかよ!」

〇〇さんは地方支社に勤めている方で、
今回の送別会対象でもあった方です。

さらに続けてこんな言葉まで。

「事前に少なくとも送別会参加者の食べ物の苦手くらい把握しとけよ」
「そんなこともできないのかよ」
「これだから1年目は…(以下略)」

って感じ。

まぁツッコミどころだらけで、とりあえず

「そもそも焼き鳥が苦手なんてそんなことある!!??」

って感じですが、まぁそれをさて置いたとしても

◯そもそも事前に食べ物の苦手なんて把握する?
→別に客先との会食じゃあるまいし
→参加者30〜40人の苦手なんて事前に把握できるか?
→だからこそ無難な焼き鳥を予約したわけじゃん

◯"焼き鳥が苦手"って知ってるなら先に教えてくれ
→明らかに変わった食の好みなのは誰が見ても明らか
→少なくとも1週間以上前に会場が焼き鳥屋であることはアナウンスしてる
→地方支社にいて会ったこともない人の食の好みなんて知ってるわけがない

◯というかそもそも…
→その先輩以外誰も送別会の後指摘してこなかったぞ
→送別会の翌日朝イチで怒るくらいなら先言えよ

みたいな感じで、まぁツッコミどころ満載なわけですよね。笑


焼き鳥が嫌いなのは個人の食の好みですし、
もちろんそれ自体についてどうこう言うことはないですが

"焼き鳥が苦手"という"明らかに少数派"な好みを持っている方がいて
しかもそれ事前に把握してるのであれば教えてよ

ってのがなんかこう、普通に人間的な感覚として真っ当なところな気がしてます。笑


何も鳥貴族を部署の送別会に選んだわけでもありませんw


これって意地悪なんじゃないの?って説


ここからは自分の邪推です。という前置きを置いた上で

この一連の流れ、先輩Kさんの意地悪なんじゃないの?

って話です。

自分は隣の部署で、そこまでKさんのことを詳しく知っていたわけではないのであれですが
いわゆる典型的な"嫌な先輩"って感じで

上司にはペコペコしつつ裏で文句言って
後輩や部下にはでかい態度を取る

って感じのしょうもない会社員of the year受賞って感じです。笑


焼き鳥が苦手という変わった食の好みを持つ人、しかもそれが地方支社に居て普段関わりのない人が送別会の対象になっていて
次の日朝イチで怒るくらいにその人が焼き鳥苦手なことを把握しているのであれば普通に事前に言うのが自然な人間としての行動で

それを"敢えて"言わないでおいて、次の日わざわざ会議室に呼び出して詰めるのは
客観的に見てもある程度は意地悪の要素入ってるよなぁって感じです。


もちろんYくんが
「事前に少なくとも送別対象の人の食の好みは把握しておく」
「念の為先輩に参加者で苦手なものある人知らないか聞いておく」

って気遣いをできた方がベターなのは言うまでもなく

その意味で後学に向けた教育として
「実は焼き鳥苦手な人がいて、そこも気を使えればよかったね」
くらいに教えてあげるのはいいと思うんですが

この件のKさんの立ち振る舞いはまぁ多分に意地悪だよねと。


ちなみにこの件、Yくんは良くも悪くも穏便な会社員なので
送別対象だった方に謝罪を入れた上で、
(なぜか)Kさん相手に反省メールも入れたそうです。

自分だったら百歩譲って、送別対象の方に謝罪入れたとしても
Kさん相手には相当反抗してるような、、、笑


こういう人間が組織の成長を妨げる


とまぁ何だかしょうもない一件をご紹介しましたが、
意外とこういうのって珍しくないのかなと。

先輩が後輩に対して不必要な意地悪をする

なんてのは会社においてもフリーランスの組織においても、あるあるなんじゃないかなと。

で、そもそも「そんなしょうもないことやめろよ人間の器が小さいな」って話ですが
もう少し真面目にこの問題を議論した際に

こういった行為をする人間が組織の成長を妨げる

ってのが間違いなくあるわけです。


例えば今回ご紹介した一件で言えば

・後輩は無駄なストレスを抱える
・後輩にとっては業務上のコミュニケーションも行いにくくなる
・朝の説教に始まり、謝罪メールから反省文まで無駄な業務が増える
・先輩Kさん側もしょうもないことに時間を使ってる

って感じでしょうか。
ここにも挙げてれてないデメリットはもっとあると思います。

もちろん組織もしくは個人として成長するための教育として
必要なことを教える、そのために時には説教といった形になるのは必要なことです。

昨今の脱パワハラみたいなトレンドに影響されすぎて、
適切なアドバイスやお説教が行われないのもいかがなものとは思いますが

組織や個人の成長に寄与しない
もしくは己の個人的な感情で行う説教や半分パワハラみたいな行為

まず間違いなく組織の成長を妨げますよね。


ただ、実態を見ればこういった言わば

組織の成長を妨げる人間

が全くいない組織の方が実は珍しいんじゃないかと思います。

仕事への意識が低く、生産性の低い若手
上にはペコペコ、下には威張り散らかす中堅
自身の保身しか考えてない上司
私腹を肥やす事しか考えていない社長

などなど、どのレイヤーにもそんな人はいるわけですね。

もちろん人間は誰しも完璧ではないので、
時に腐ってしまって組織の成長を阻害する側になってしまうのは仕方ない部分もあると思うんですが

それでもそういったことが起きないようにする組織構図
もしくは各個人がそうならないための意識

ってのは大事ですよねと。
自分個人が生産性が低いだけならまだしも、他人の足を引っ張るなんて
腐ったみかんですからね🍊


って感じで、送別会焼き鳥事件からだいぶ話は飛躍させましたが、
どんな組織においてもこんな話自体はあるあるなんじゃないかと思います。

少なくとも自分自身がこの先輩Kさんのような人間にはならない。
そしてそんなKさんのような人間を生まない(組織に入れない)
もしくは生まれたとしても更生させてあげるのが組織として重要だといった話です。


<後日談>

ちなみに当の送別会対象の方ですが、焼き鳥苦手でもなかったみたいです。
単にレバーが苦手だったってだけのオチ。

え?この一連の話何??🥺


(おわり)


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