就職人気ランキング1位の会社を辞めて起業した話
「わい、月500万稼いどるで」
全てはその一言からだった。
言葉の主は”あお”。
動画編集を中心にto B, to C両方のビジネスを展開し2021年5月現在では月700万程度を稼ぐ男。
動画編集のみならずLステップやマーケティングでも圧倒的な結果を出していながら医学部6年生でもある凄まじい男。
そして何を隠そう、自分の小中学校からの幼なじみである。
そんな彼からの
「わい、月500万稼いどるで」
この一言から全ては始まった。
そしてその一言から1年も経たない2021年5月14日、自分は最終出社日を迎え
就職人気ランキング1位
そんな華々しい勤め先を退職するに至った。
そんな激動の半年強を振り返りながら、その中で感じた会社員とフリーランスの狭間で感じた世界を執筆していく。
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と言うことで少し間が空きましたが今回のnoteのテーマは
【就職人気ランキング1位の会社を辞めて起業した話】
です!
2020年11月30日note初投稿をしてから約半年が経過しましたが、実は今日の今日まで普通に会社員をしておりまして笑
本日が最終出社日ということだったので、その記念も含めてここまでの来歴を振り返りつつ、その中で感じたことやこれからの想いを書きたいと思います。
いつもとは少し違うテイストですが、お付き合いいただければと思います。
※ありのままの事実、感じたことを書きます。自慢に見えたり嫌味っぽく見える内容もありますが、その方がよっぽどリアルなのでご了承いただければと思います。
【自己紹介】
まずは改めてお前誰やねんって人もいると思うので自己紹介
名前:”かい”
年齢:1996年10月生まれの24歳
経歴:開成高校→東京大学工学部→某日系大手商社→独立
今はLステップを中心としたWebマーケ、制作を行うチーム”Lite”の代表も務めてます。
補足しておくと、
開成高校:東大合格者数1位の高校。簡単に言うと日本一の高校です。オタクの数も日本一多い高校です、多分。
某日系大手商社:敢えて名前は書きませんが、就職人気ランキング1位の会社です。ググったら一発です。泣く子も黙るエリート企業で、申請もしてないのにクレジットの上限がどんどん上がっていきます。いやどこから情報聞きつけたん。
って感じで言ってしまえば、文句なしピカピカのエリート街道です。
イケメンでさえあれば東京カレンダーに載るくらいです。イケメンならね。
もちろん載ったことありません。
ね、なんでそんなエリート街道を捨てて起業なんかしちゃったの、Lステップなんか始めちゃったのって話よね。
それがまさに今回のテーマです。ってことで次章から時系列を追って書いていきます。長いけどご容赦をば😉
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【第1章 『これで20代で年収1,000万だわ、勝ち組確定』】
今考えてみるとかなり舐めた就活でした。
世の就活生が30~40社と受ける中、自分が受けたのはたったの5社。
たったそれだけです。
(わかる人にはその5社がどこかわかると思います笑)
ただ正直就活するには無双出来すぎるステータスで
・開成→東大
・理系
・体育会出身
・人並み以上のコミュ力
的な感じで言ってしまえば余裕だったりするんです。
もちろん相性もあるので、全部内定が出たりしたわけではないですが、案の定サクッと第一志望だった企業に内定もらいました。
内定が出た瞬間1番に感じたのは
『これで20代で年収1,000万だわ、勝ち組確定』
ってことでした。
今思えば極めて浅ましい思考ですが、当時は素で思ってました。
いやいやと、20代で年収1,000万くらいいくらでもあるでしょ、と思うかもしれませんがここで大事なのは
【日系ホワイト企業で確実に1,000万いくということ】
つまり、
✅不祥事起こさない限りクビにはならない
✅繁忙期を除けば1日の残業時間は2時間行かないくらい
✅福利厚生と社会的信用の塊
ということです。
別に成果報酬型でもないので、席に座ってさえいれば30歳になる前には無事1,000万プレイヤーを迎えます。
さらに海外駐在に行けば危険手当や税金の会社負担なんかで、手取りは倍くらいになります。
海外行って帰ってくると現金一括で家を買えるとかいうくらいですから笑
もちろんサラリーマンなので定年まで働き続けます。
なので”人生逃げ切り”というわけにはいきませんが、
“人生勝ち組”
にはなれます。
上位0.1%にはなれずとも、上位1%にはなれます。
そりゃね、
『これで20代で年収1,000万だわ、勝ち組確定』
と思うのも無理ないでしょって話です。
名声も非常にある会社なので、親や親戚からの賞賛はもちろん、周囲の友人にも一目置かれますし、内定決定直後の自分はそりゃもう有頂天です。
『エリート街道、ここに完結したり』
そんな感じに思ってました。
イタいやつに見えるかもしれないけど本当に。
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〜余談コーナー〜
ちょいちょいフリーランス界隈で
「会社員はクソだ!フリーランスが正義だ!」
みたいな暴論があったりしますが、それは上記を踏まえても言えるの?ってことです。
(こういうことを言う人は分かった上で煽ってるか、単にバカかのどっちかだと思います)
残念ながらこんな感じで超恵まれたホワイト企業もあるわけです。
もちろん平均偏差値は非常に高いので、誰でも簡単にやっていけるわけではないと思いますが、別にそこで人生イージーモードしてるサラリーマンもいるんだよ、ということはご理解ください。
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【第2章 わずか半年で感じ始めた3つの違和感】
とまぁそんな感じで2019年4月を迎え、自分は無事入社式を迎えます。
入社直後の頃の自分を振り返って感じることがあります。
それは、
1番イタい感じのやつだったなと
どういうこと?って感じですよね。
簡単に言うと新卒厨二病みたいなのにかかってたわけです笑
仕事中は萎縮してるのに、金曜になると生き生きしてクラブに通う同期を見て
「はいはい、君たちは入社できたのが人生のゴールだよね。自分はその間も本読んで勉強するし、そんな不毛なことに時間を使う君たちとは違うんです」
って思ったり、
部署内外の先輩を見て
「所詮数年長く会社にいて経験年数が長いだけで、頭の回転で言えば自分の方が上だし速攻で追い抜くわ」
って思ってたりしました。
※ちなみにこれは今でも普通に思ってます。でも当時はそう思っているだけで別に何か行動していたわけではないので、「俺はお前らと違うんだ!」って思ってるだけのイタイやつだったってことです笑
その挙句に出た発言が
「新入社員の〇〇(本名)です。生意気言うこともたくさんあるかと思いますが、よろしくお願いします」
でした。
入社初日、初期配属部署100人くらいの前での挨拶での一言でした。
今振り返ると末恐ろしいです。
でもそんな自分も半年くらいで違和感を感じ始めます。
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〇1つ目の違和感
配属もされて業務を開始するわけですが、言って仕舞えばまぁ本当にぬるいんですよね。
結論から言えば、会社が圧倒的なコンフォートゾーンになってしまったのです。
具体的にどう言うことかというと、
✅通常の1年目の倍くらいの業務をこなしてる
→周囲が業務スピード遅すぎるので、3ヶ月も経つ頃には例年の1年目の倍くらいの業務をこなしてました。それでも定時過ぎくらいには平然と帰ってました。
✅部課長クラス相手でも言いたいこと言える関係になった
→20歳くらい上の人にも平然と言いたいことが言えるような関係になっていました。普通1年目なんて上の人の言うことにはイエスマンですが、自分の意見ははっきり言うし、「筋が通ったこと言えばそれでいいでしょ」みたいな関係を築いていました。
✅周囲からも「あの1年目は歴代にないくらい優秀」と言われる
→そのままです。まぁ日系大手企業なので残念ながら言葉上の優秀だけで、それが1年目の給料に反映されたりはしませんが、、、笑
でもこれって何か自分の中で特別気張ってやってたわけでもなく
・単に周囲より要領がいいだけ
・元から言いたいことなんでも言っちゃう性格だっただけ
って感じで特別努力したわけでもないのに得てしまった位置付けです。
4年目までに取り切らなくちゃ行けない資格も、1年目の間に全部取ってしまって本当に余裕モードです。
もちろん至らない部分は多々あったかと思いますが、少なくとも言えるのは
「この会社の求める基準は自分の半分くらいのエネルギーで超えてしまうな」
ってこと。
でも半年くらい経った時にふと感じたのは
「あれ、これ自分成長速度遅すぎない?」
ってことでした。
自分のコンフォートゾーンから出てない以上、圧倒的な成長は見込めないと感じてしまったのです。
かといってストレッチしにくいのが会社の仕組み。
基本的には各人に明確に業務が切り分けられているので、そこから逸脱するのはなかなか難しいです。
しかもそこまで高いモチベーションがあったわけでもないので、アサインされたら頑張る程度で自ら敢えてコンフォートゾーンを出ようとすることもありませんでした。
外資やベンチャーに行った同期が厳しい環境で揉まれる中、自分はぬるま湯に浸かってしまっていると感じた。
これが1つ目の違和感でした。
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〇2つ目の違和感
次に感じた違和感は会社の縦組織構造そのものでした。
会社には予算というものがあります。
予算といってもbudgetではなく、ノルマです。
年度始めに
「今年はここの部署で〜億円営業利益を出します!」
というノルマを立てて、その達成に向けて一年間頑張るみたいなそんな感じです。
会社というのは営利組織なので、この予算を立てることそのものは当然なのですがこの予算でポイントになるのは
☑️予算は基本的にトップダウンで決まる
☑️その予算を各レイヤーで分割する
ということ。どういうこと?って感じかもしれませんが例えば
部門ー部ー課
という構造になっていたとします。
(部門の下に複数の部、部の下に複数の課が紐づいた枝分かれ構造みたいなものです)
すると
部門の予算が100億円だとすれば、
それをA部とB部で50億円ずつに振り分けて、
A部の50億円はA部第1課で20億円、A部第2課で15億円、A部第3課で15億円
に振り分ける
みたいなそんな感じです。
さて、これをするとどうなるか。
☑️「課 vs 課」や「部 vs 部」で予算の押し付け合いが始まる
☑️「このビジネスの実績はうちの課の分だ!」みたいな論争が起きる
みたいなことが起きますね。
こんなのはっきり言って不毛です。
そもそも会社全体で見れば一つの営利組織なのに、その中のノルマの付け替えとか「認識上」の利益の付け替えなんてどうでもいいはずなのにそこに時間が割かれます。
さらにこの予算、無理難題なパターンがほとんどです。
最小単位での課ではこんなの無理だ!ってなります。
当然その話は課のとりまとめの部、つまりは部長にいきます。
当然部長は現実的にそれが厳しいことをなんとなく把握しつつも、
一方でその上にいる部門長に対してはいい顔をしなきゃ行けないので、
・部門長にはニコニコしながら媚びへつらう
・その尻ぬぐいは各課の担当若手に来る
みたいな構図になるわけです。
そしてまたこの部門長も当然さらにその上にいる人にいい顔をする必要があって、、、
って繰り返しです。
まさに
「上に媚びて下にその尻ぬぐいをさせる」
みたいなことが横行しているわけです。
会社の人事なんていかに上に引っ張り上げてもらうかなので、仕方ない(これはフリーランスや起業の世界も同じ)ですが、それを下に圧力で押し付けるようなやり方に強い違和感を感じました。
年齢で言うと20歳くらい上の人が大体この役職レベルですが、
「ここから20年働いた先にある未来の自分の姿があれなのか」
と思うと、未来は明るくないなと感じてしまいました。
そもそも定年退職するときは60歳かそれ以上です。
ほぼここからの人生の全てを賭けて仕事するくらいの勢いなのに、その成れの果てがこれかと思うととても容易に耐えられたものではありませんでした。
これが2つ目の違和感でした。
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〇3つ目の違和感
3つ目の違和感は「意外と年収1,000万って大したことないな」ってことです。
自分の1年目の年収は700万弱くらいでした。
もちろん1年目には高すぎる年収でしたが、案外実態感としては多いものでもなくて。
切り詰めた生活をする必要はないですが、そこまで豪華な生活をできるわけでもない。
買い物するときは普通に値札をめっちゃ見る
ボーナス出た時くらいしか10万超える大きな買い物はできない
案外大したことないなって思いました。
年収1,000万になったとて税金も増えるので、手取りはそこまで増えるわけでもないですし、ましてや結婚もしたらさらに可処分所得は減るなと思いました。
もちろん世の中のサラリーマンの平均年収は430万くらいなので、贅沢な発言なのは重々承知してますが、おこがましいながらも
「え、俺開成東大って超超エリートよ?それなのになんか案外年収も平均よりは高いくらいだし普通だよな、、、」
みたいに感じてました。
そもそもある程度若いうちにお金持ってないと遊べないじゃんと。
そもそも会社というのは良くも悪くも平均値的な報酬を与える組織です。
黒字社員、赤字社員という概念があります。
年収1,000万円だとすれば、
年収1,000万円分以上の働きをする人は黒字社員
年収1,000万円分以下の働きをする人は赤字社員
って感じです。
全社員の平均値が1,000万円ということなので、黒字社員はいくら1,000万円以上の働きをしてもその分の報いはないのです。
自分が黒字社員だったのか赤字社員だったかどうかなんて知りませんが、構造上頑張るモチベーションも生まれにくいです。
もちろん多少はボーナスへの影響もありますが、特に1,2年目のうちは全員平均点をつけるみたいな意味不明な習慣があるので全員平均社員です。
これが3つ目の違和感でした。
この違和感が頂点を迎えた頃、この話を同期にしました。同期の反応は
What??
って感じでした。目の前のことに手一杯だった同期に話しても共感はおろか理解すらしてもらえませんでした。
それではと思って、6つ上の指導社員の先輩に話しました。
「いやたった半年でそこまで気付くのはすごいよ、ははは」
理解はしてもらえましたが、それが会社ってものだから仕方ないでしょって感じでした。
自分の中に芽生えた違和感が膨れ上がりつつも発散できない、そんな日々がただ続くだけでした。
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〜余談コーナー〜
散々ディスりましたが、別に辞めることが偉いわけではないです。
コンフォートゾーンでそつなく仕事しつつ、プライベートに振り切るのも人生
赤字社員になろうとも首を切られず、平均的な給料はもらえる
これは非常に魅力的なこともあります。
その代償として不毛な抗争に巻き込まれるのは仕方ないです。
そもそも雇ってもらう以上、
・看板料として会社に利益を献上する
・会社に守ってもらえる以上、やりたくないこともやらなきゃいけない
というのは至極真っ当なわけです。
大事なのは
「辞めることや独立することも検討した上で、自分にとって最も合理的な選択をするべき」
ということです。
結果として会社に残って働くのがベストな選択肢であればそれでいいと思います。
ただ少なくとも断言できるのは、
☑️外に出る選択肢を知らないまま気づいたら足元が固まって外には出れなくなる
☑️会社に文句言いつつも外に出る勇気はないって至極にダサい姿
だけは避けるべきということ。
事実、多くの先輩はこの状態でした。
会社に違和感を感じつつも、歳が歳ゆえに外に出れず
「自分は会社に居続けることがベストだったんだ」
と無理矢理自分に言い聞かせている
会社に文句ばっかり言って不満は感じつつも
「仕事は辛くてもお金をもらうために耐えるもの。華金目指して頑張るぞ〜!」
ってなってる
こんな人ばっかりです。
百歩譲って、高所得大企業なのでまだ報われますが、それでもそんな人生過ごしてどうすんの、って思います。
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【第3章 告げられた衝撃の一言とわずか入社半年での転職活動】
社会人になって迎えた最初の年越しの直後でした。
就活時代にお世話になった人材紹介ベンチャーの社長さんから1通のLINEが来ました。
「久しぶり!そろそろ会社に違和感を感じ始めた頃なんじゃないかな!?」
まるで運命的でした。
自分のことをどこかで監視しているんじゃないかと思うほどのタイミング。
すぐに連絡を取って面会をしました。
自分の感じていた違和感を全てそのままぶつけました。
一通り話した後にその社長から発された第一声。
「あ〜、まぁ商社は人材の墓場だからね。そう感じるのも無理ないよね」
『人材の墓場』
強烈に突き刺さる言葉でした。
開成、東大と自分はずっと最高峰の街道を歩んできました。
しかも勉強全振りじゃなくて大学まで部活にも勤しんで。
ずっと人材としての価値を高めてきていたはずなのに、自分が身を置いているのは墓場。
初めてその言葉を向けられた時の焦燥感と胸の痛さはいまだに忘れられません。
でも改めて説明されると無理もなくて、
☑️そもそも頑張らなくても十分すぎる生活が安定する世界
☑️常に会社の名前ありきで仕事をする
☑️ビジネスモデル上、基本は何もしなくても儲かるようになってる
って感じで、人材の質が著しく低くてもまわってしまうのが商社だったりします。
(実際は一応そうでもない場面もあったりはしますが)
そりゃいくら高学歴の人間をかき集めても、その人材は光らないまま終わる。
まさに”人材の墓場”なんだと感じました。
そんなこんなで今すぐにでも別のフィールドに身を置いた方がいいと言うことになりました。
そこで社長から提示された選択肢は2つ。
①今すぐにでも起業しちゃうこと
②まずは成長が見込めるベンチャーに転職すること
まず自分には①は無理だという結論に至りました。
単純にスキルがないこともありますが、それ以上にマインドセットの問題。
エリートコースからの大企業就職といった、いわゆる超安定コースすぎてリスクは取れないだろうという話でした。
まさにその図星で、
「起業なんて怖くてできない」
の一心でした。
自分は自分のことを行動的でリスクを恐れない、そんな人間だと自負していました。
でも現実は違った。
自分はいつしか安定志向に走るつまらない人間なんだと痛感しました。
そんな自分を変えたかった。
「起業こそできないけど、ベンチャーへの転職というリスクくらいとらなきゃ」
それが転職活動を決め込んだ最大の理由でした。
でも今思い返せば、そこまでの覚悟はなかったんだと思います。
会社に違和感は感じつつも転職するほどの覚悟はなかったし、断れない性格なので結局その社長の言いなりになっていただけなんだと思います。
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転職活動は非常に順調でした。
経歴も優秀、それっぽく喋ることはできるのでやっぱり簡単に内定は取れてしまうものです。
社会人2年目になった直後のGWでした。
社長イチオシのベンチャーから正式にオファーをいただきました。
そしてその場で即断。
「ぜひ御社で働かせていただきたいです」
と告げました。
これも別に本心ではなかった。
「ここで即断したという事実を作れば、これまでのリスクを取れなかった自分は変われるんじゃないか」
たったのこれだけです。
『ベンチャーへの転職を即断した』
という既成事実がほしかっただけ。
別に本心でそのベンチャーで働きたいと思っていたわけではなかったんです。
ベンチャーへの転職の意を示した直後。
実家の周りを散歩していたら漠然とした不安がたくさん込み上げてきました。
「今より年収は300万くらい下がるけど大丈夫かな」
「今より仕事も忙しくなってプライベートの時間確保できるのかな」
「そもそも自分って別にベンチャーで働きたかったのかな」
そんなことが頭にチラついて、自分のした決断はすぐに後悔で覆われました。
そして1ヶ月後
内定先のベンチャーに断りの連絡を入れました。
もちろん引き止められて何度も面談しましたが、辞退の意思だけは固かったです。
当然社長からも連絡は来ました。
でもそっと未読無視のままそのLINEは削除しました。
初めて自分のことを本心から否定したくなる瞬間でした。
頭ではベンチャーに転職した方が自分の現状を変えられると確信しながらも、目先の小さなリスクにビビってその行動ができない。
結局自分は決められたレールの上で人より要領よく結果を出せるだけ。
蔑んでいた会社の同期や先輩と何も変わらないってことをまざまざと思い知らされました。
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〜余談コーナー〜
ちなみにですが、ベンチャーを受けるのと並行して外資系コンサルも受けていました。
ブラックな労働環境ではありますが、20代で年収2,000万も狙えるような会社で、さらにそこから独立する人も多いという当時の自分には魅力的に映る環境でした。
ただ、外資系コンサル企業の面接は特殊で専門の対策をしていないと受かるのは至難です。
そこで外資系コンサル面接対策の講座に100万払って受講してました。今思えばなかなか強烈な自己投資でした。
にもかかわらずその外資系コンサルにも行かずです。いや100万払ってるのに何してんねんって感じです笑
結果としてここで学んだことが、後にLステップを始めてから強烈に役に立っているので結果として余裕で回収しているわけですが。
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【第4章 旧友との再会と変わり果てたその姿】
転職を諦めた自分はうだつの上がらない日々を過ごし始めます。
当時付き合っていた彼女と別れたこともあって、女遊びに勤しみ始めます。
自分が本来向き合わなきゃいけないことから目を背けて、楽しいことに逃げるようになっていました。
コロナの影響もあり在宅勤務の多いご時世でもありました。
自分がいたのが経理部署ということもあり、仕事の忙しさに波のある部署でした。
忙しくない時期は一日ほぼやることのない日もあったりして。ほぼ家で横になってYouTube見たりゲームしたり。
今思い返せば本当にゴミの極みみたいな生活ですが、当時はそれくらい無気力だったんですね。
そんな生活をしていた夏の終わりごろ、島根に住む旧友が東京に帰ってきました。
そう、”あお”でした。
1年に1回くらいは会っていたのでそこまで久しぶりというわけでもなかったですが、自分が社会人になってからはしばらく会っておらずそれこそ1年半ぶりの再会とかでした。
そしてそこで告げられたのが
「わい、月500万稼いどるで」
でした。
意味がわかりませんでした。
ずっと定期的に連絡をとっていたので、貧乏な彼、酒に溺れる彼、事業に失敗して借金を背負った彼、全てを知っていました。
そんな彼が自分の年収ほどの金額をたった一月で稼いでいる。
しかもそれをたったの半年ちょっとで実現している。
彼とは小さい頃からいつもライバルのような関係でした。
お互いなまじ勉強はできたので、よく成績を競い合ってました。
(ちなみに中学校の時に通っていた塾も自分が彼の追っかけで入りました。開成高校に行けたのもひとえに彼のおかげだったりします笑)
でもいつも自分がちょっと上を行くような感じでした。
自分の方がいい高校にも行って、大学も自分は現役で東大に行って。
彼が医学生をする中で自分はもう社会人になってバリバリ稼いでいる。
ライバルと言いつつもどこか優っていると思っていました。
そんな彼に気づいたら圧倒的に逆転されている。
言葉に変え難い衝撃と悔しさでした。
でも一方で希望も感じました。
月500万稼ぐなんて、次元が違うほど優秀か、相当なリスクを張るか、何年もかけて積み上げるものかのいずれかだと思っていました。
でも身近な”あお”が超短期間でそれを成功させている。
それは自分にも再現性もあるものに見えたんです。
彼がここまでで積み上げてきたものをうまく模倣しながら自分にも再現できるんじゃないか、そう感じながらまずは彼の手伝いを始めることにしました。
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まずはadobeに契約してPremire Proを触ってみるところから始めました。
見様見真似で動画編集を始めてみるわけですが、これが本当に大変。
最初は慣れないので当然修正も多くて、正味の時給にしてみたら500円くらい。
慣れていくうちに時給は2000円くらいにはなりましたがそれでもかなり時間がかかるのは事実。
あおくんに案件は振って貰えるので営業時間はかからないですが、それでも作業に時間がかかる部分もあり、これではそう大きく稼げないことは日を見るより明らかでした。
その後動画編集者そのものは行わず、ミスチェックなどを行うADになって時給単価は3000円くらいまでは上がりましたが、しかしそれでもやはり限界はあるもの。
動画編集だけで月数百万稼ぐのは厳しい、それを次第に悟り始めました。
もちろん商流を上げてクライアント直で仕事を取ってディレクション側に回ったり、YouTubeマーケまで巻き取れば単価を上げていくことは可能です。
動画編集のみで月数百万稼いでいる人もいますが、自分はそもそも動画編集のスキルそのものが高いわけでもないし、それをゼロベースで積み上げていくのは途方もなく時間がかかるものであろうことも感じていました。
あと単純に作業色がどうしても強い動画編集は自分に向いてなかったのもあると思います笑
そんなこんなで一応形上は動画編集も続けていましたが、それで独立なんて夢のまた夢でした。
一方その頃、会社では本当に暇を極めていました。
経理系の部署だったこともあり、身の回りの業務は特に自動化がしやすいものでした。
周囲が半日くらいかける作業を10分くらいで終わるようにして行った結果、1日の仕事は朝の1時間程度で終わるようになり、あとはやることなしみたいな状況です。
かといってやることもなくとりあえずひたすら勉強していました。
会社のデスクで平然と勉強し続ける日々が続きました。
会計、マクロ、この辺りを一通り勉強し終えた自分は次にプログラミングに手を出そうとしました。
いろいろ調べた結果、とりあえずRubyの本を買って手をつけようと思ったその夜です。
ついに運命は動き始めるのでした。
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〜余談コーナー〜
日系企業の多くには”残業代”というものがあります。
定時を超えて働いた時間分に給料が追加で支払われるというもの。
同じ仕事量をこなしていても、長い時間をかけて行った方が給料が多く支払われるというアコギなシステムです。
仕事を効率化して早く終わらせれば終わらせるほど、貰える給料は少なくなるわけです(その分プライベートの時間は確保できますが)
自動化可能な業務に限らず、冗談抜きで周囲の3倍くらいのスピードで業務を終わらせていた自分からすると
「なんでみんなそんな効率悪くダラダラ仕事してるの?」
って感じですが、そんな周囲の方が残業代をもらっているわけです。
大きな会社であれば人によって業務の量も種類も異なるので一概に比較はしにくいですが、このシステムが残り続ける限りその会社の人材は成長も活性化もしないと感じます。
特に完全成果報酬型のフリーランスの世界に入ってみてこれは強く感じる部分です。
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【第5章 運命を変えた二つの出会い】
動画編集を始めるも、なかなかビジョンが見えない。
結局独立なんて夢のまた夢だ、そんな日々の中でとある動画編集案件があおくんから振られてきます。
“Lステップの神”中村誠さんとやまもとりゅうけんさんの対談動画でした。
元々あおくんがLINE@を自動化する際に"Lステップ"というツールを使っている話は聞いていたので、存在は耳にしたことある程度でした。
一通り動画編集終えた段階で確信しました。
「これならいける。稼げるし独立もできる」
今思い返せば、Lステップの実態も掴めていない状況でなぜその確信があったのかはよく分かりません。
でも突破口に悩んでいた自分には一筋の光明でした。
即座に人生逃げ切りサロンに登録。
Lステップもとりあえずスタートプランで登録し、ワンダフルステップの無料部分を一通り視聴。
4日間ほぼ徹夜状態で作業し、一通りの操作感と活用方法のイメージを洗い出し。
すぐにでも仕事にできる状況まで持っていきました。
中村誠さんとの出会い、それが一つ目の大きな出会いでした。
出会い、と言っても一方的に動画で認知しただけですが笑
その後早々にzoomもさせていただいて、実際にお会いもさせていただきました
さて、Lステップを生業にしていくと言ってもどうやって仕事をとって行ったらいいかわからない状況。
そこでまずは自分は情報発信に舵を切ります。
すぐにTwitterのアカウントとnoteのアカウントを開設。
そこで書いたnoteが好評。”東大卒”という名前も刺さってすぐに色々な方から認知もしていただくことができました。
そしてそのnoteをきっかけに、自分にとって最大の出会いを迎えるのでした。
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初期の頃のnoteでは@ツイート特典でnoteの内容を資料化したものを配布していました。
そのDMのやり取りがきっかけでとある人と繋がりました。
その人はKさん。
Kさんはとある新設会社の社長の方でした。
Kさんの会社で新しく事業を始めていくにあたって、Lステップについて情報をかき集めていたところで、そこで自分のnoteに行きつきました。
Kさんとはすぐにzoomを実施。
最終的には業界の慣習上、Kさんの会社ではLステップを導入するには至りませんでしたが、ありがたいことにKさんに絶大な信頼をしてもらうことができ、すぐに1人紹介してもらい、無事Lステップを導入することに決定。
さらにKさんの先には多くの経営者や実業家がいることが判明。
『2人で一緒にLステップを広めていく事業を行なっていこう』
その決断に至るまでそう時間はかかりませんでした。
その後すぐに登記の手続きを開始。
Lステップの存在を知ってから起業の決断に至るまでわずか1ヶ月のことでした。
些細なことにビビって転職すらできなかった自分はあっさりと起業を決めていたのでした。
会社に退職の意を伝えたのはそれから少し先のことでしたが、すでに自分の意思は完全に固まってました。
それからは本当に怒涛の日々でした。
早々にステップ開発者の田窪さんや中村誠さんに出会えたこと。
ジャンル問わず様々な案件に携わったこと。
Lステップのコンサルもさせていただいたこと。
僅かながらの期間に本当に多くのことを経験しました。
一方でそれまででは考えられないくらい忙しい日々でもありました。
言ってもまだまだ会社員。
平日日中は会社勤務。帰宅後と土日の全てをLステップに捧げる日々でした。
元日を最後に、仕事をしなかった日は1日たりともありません。
(もちろん遊ぶときは遊んでますが笑)
今までにないくらい疲れますが、やはりそれ以上に言葉に言い表せないくらいの楽しさがありました。
✅それまでの人生では出会えないような魅力的な方々との出会い
✅会社の力に頼らず初めて自分の力でお金を稼ぐ体験
✅自分でチームや事業を作り上げていく楽しさ
元々自分がLステップを始めるに至ったきっかけは正直なところ
「稼げそうだから」
ってそんな一心でした。
もちろんそれは、今でも自分の中での強烈な原動力であることには変わりありません。
まだLステップに携わり始めて半年ほどの僅かな期間ですが、会社員としての二年間を凌駕するほどの楽しさを実感しています。
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〜余談コーナー〜
Lステップを独学4日でマスターした話の真相。
これは半ば自分のウリでもあったりします。
言ってしまえば
"東大です!"っていうのが一つのキャラクターになるのと同じです。
ただまぁ流石に完全独学4日間かというとそうでもなくて、
①ワンダフルステップの無料部分は受けてる
→流石に入口部分は動画見ながらいじってます
②マーケティングは元々勉強していた
→外資系コンサル受けるときの勉強です。100万払ってました。そんな稼いでもない当時によくもまぁサクッと払っていたなと思います笑
③ライティングも元々ずっと文章を書いていた&教材を買っている
→いつからか知りませんが文章をよく書く癖があったので文章は得意でした。と言っても型も何もない駄文スキルだったので、プラスでライティングの教材で型は勉強してます。
④営業スキルはなぜか元々身についていた
→これはもうよく分かりません。ただ、昔からプレゼンとかは買って出るタイプだったのでその辺が生きていたのかなと。もちろんこれは今ガチガチの営業マンと一緒に勉強中ですが。
って感じで全くゼロから独学のみで4日間でどうにかしたわけではありません。
最近でこそかなり浸透してきた感ありますが、Lステップやる上で
・マーケティング
・ライティング
・Lステップ(操作的な意味での)
・営業
これらはマストです。
Lステップチームを組織化していく上ではもっと根本的に異なるスキルも必要ですが、個人で単発ベースで稼いでいく上でも最低限上記4つのスキルはマストです。
Lステップ以外の3つのスキルを元々自分は持ち合わせていたので、Lステップの機能そのものをババっと学んで4日間の短期間で実務できるレベルになったということです。
いや流石にゼロベースで独学4日間は無理よそりゃって話です笑
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【第6章 Liteの結成。そして伝える退職の意】
年明けしばらくはひたすら作業に勤しんでいました。
営業する、案件とる、Lステップ組む
この繰り返し。
正直かなり疲弊していました。
自分で捌き切れるキャパを既に上回っていました。
おしゃべり大好きマンなので、営業してるときやメンバー内とのMTG中は元気ですが、いざ資料作成やライティングになると疲れが一気に出てきてしまうタイプで
「もうダメだ、寝る」
と言ってよく寝落ちしたりしてました笑
まぁ何はともあれ、自分でやり続けることに限界を感じていたのです。
そこでまず自分は大学の友人Jくんに声をかけました。
Jくんは大学で最も多くの時間を共に過ごした友人で、自分の中で数少ない信頼できる友人でもありました。
彼にLステップ事業に入閣してもらうことになるまで、そう時間がかかるものではありませんでした。
捌き切れなくなった案件を手伝ってもらったり、自分の壁打ち相手になってもらったりとJくんの加入で一気にLステップ事業は加速。
Kさん、Jくん、自分の3人MTGをする日々でした。
この3人組こそがLiteの原型でした。
今や20人弱が所属するLiteも元は3人で始めたものでした。
自分は徐々に営業メインにシフトしていく、それを想定して早急にLステップの構築できるメンバーが必要に。
本格的にLiteのメンバーを拡大していくことになりました。
倍率8倍以上の選考を潜り抜けた文字通りのエリート集団を携え、案件を捌いていきます。
案件の募集をかければ5分で埋まるスピード感。
依頼する前に完成物を出し切る準備力。
自主的に行われる勉強会。
Liteのメンバーからはいつも自分が学ばされます。
最近は少し準備期間ということもあり、Liteの動きは滞っていますが次第にでかい話を回しまくります。
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さて、Liteの動きも本格化してきた2月の終わり頃。ついにXデーを迎えます。
そう、上司に初めて退職の意を告げる日です。
案外あっさりでした。
自分の意思が完全に固まり切ってることが伝わったのか、特段引き止められることもなく快く背中を押してくれました。
もちろん同期や先輩、人事から質問攻めには逢いましたが、誰1人として反対する人はいませんでした。
親にも反対されること覚悟の上で独立の旨を伝えましたが、深いことは聞かずにそっと背中を押してくれました。
こればかりは感謝に尽きる限りです。
そして少し月日は経ち、5月14日退職の日を迎えました。
入社から2年強、短かった会社員生活は終わりを告げました。
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【本章 今感じること】
と、まぁここまでは前置きです。
史上稀に見るほどに長い前置きですが、ここまでは単なる時系列に沿った事実の羅列なので自分が書きたいことそのものではないです。
辛辣なことや攻撃的なことも書きますがこれがリアルなので、心してみてもらえればと思います。
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・会社員でいるべき人とフリーランスでいるべき人の逆転が起きている
会社員でいるにはもったいない人が自分の身の回りにはたくさんいます。
状況理解力やビジネスマナー、地頭など様々な側面から言って
「フリーランスやればもっと簡単に稼げるのにな」
と感じる人はたくさんいます。
フリーランスの実態を知らないことや、独立する一歩を踏み出す勇気がないことが要因で会社員をし続けている状況が非常にもったいないなと思います。
まさに過去の自分もその状態でした。
でもあおくんというきっかけがあって、実際に稼ぐ経験をしてその一歩を踏み出すことができました。
もちろん稼ぐことが全てはないし、たとえ優秀でも会社員で居続けるメリットもあります。
でもその選択肢を知らないまま歳をとって、気付いたら足元が固まってしまっている。
そんな状況になっている先輩をたくさんみてきたからこそ「フリーランス」という選択肢を知っておくだけでも可能性は広がるんじゃないかと思います。
会社員で中堅社員以上くらいの人であればフリーランスになった方が稼げる、とやまもとりゅうけんさんも言ってましたがまさにその通りです。
しかし一方で会社員でいた方がマシだと感じるフリーランスもたくさん見てきました。
納期もろくに守れない、雑な成果物、飛ぶ
などなど。あげればキリがないですが会社に守ってもらった方がよっぽどマシだと感じる人もたくさんいます。
これは個人的意見の範疇ですが、フリーランスってそもそも”攻めの選択肢”であって”逃げの選択肢”ではないと思います。
「自分のスキルと行動力があれば独立した方が稼げる!」
と言うのがあるべき姿で、
「自分には会社員は無理だからフリーランスになるしかない、、、」
みたいなものではないですし、ましてや
「フリーランスになってうだつの上がらない人生を一発逆転!!」
みたいなものでもありません。
会社のお荷物になっているような人が独立したとて、うまくいくことはまずないです。
もちろん会社が理不尽にブラックなケースや、あまりにも仕事が自分にあってなかったみたいなケースもありますが、多くの場合は単なる本人の能力不足です。
そう言った人は大人しく会社員をしておいた方が安定した固定給も貰えるし、いざとなれば会社が守ってくれるので幸せだと思います。
もちろん身の丈は正確には測れないので自分自身が
「フリーランスになるべき会社員」
「会社員のままでいるべき会社員」
のどちらなのかなんてことは分かりません。
でも少なくとも言えるのは、世の中には
・フリーランスになった方がもっと活躍できる会社員
・会社員をしておいた方がマシなフリーランス
がたくさんいるということです。
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・自分の気持ちを口にできて、行動できる人が1%もいないということ
会社員の多くは自分の気持ちを押し殺します。
「上司の言うことだから」
「過去の人もそうしてきたから」
「自分に独立なんてできないから」
そう言って自分の感じることに素直になれない人が圧倒的に多いです。
いつしか皆が自ら
『会社とはそう言うものだから』
とルールを決め込んで自分の気持ちを口にできず、行動できない人がほとんどです。
「生意気言うこともたくさんあるかと思いますが、よろしくお願いいたします」
そんな最初の挨拶に端を発し、自分は常に言いたいこと言って、やりたいことをしてきました。
・新入社員だろうと部長相手に自分の意見をはっきり言って
・身の回りの仕事を自動化して余った時間はおおっぴろに勉強して
・自分の仕事が終わったら周りがどんなに残っていようと帰って
自分の中には
『会社とはそう言うものだから』
と言う概念はなくて、常にその瞬間瞬間でベストだと思うことに素直に行動してきました。
そしてその先に”独立”という答えがあっただけです。
会社を辞めると言うと周囲はこんなことを言います。
「独立して自分でやるなんてすごいね」
→別に独立するのにすごいもすごくないもないです。ただ自分がベストだと思った選択肢を取っただけです。
「今度話聞かせてよ」
→そう言うだけで、本気で時間確保しようとしてくる人はいません。会社に居続けることに疑問はありつつも、即行動に移せる人はいないってことです。
いつしか自分の中で
『会社とはそう言うものだから』
と言う限界を決めて、その枠の中で行動している人が99%です。
何も会社を辞めることが正義だとは思いません。
自分の中で熟考した結果、会社で一生働くことがベストだと思うのであれば別にそれでいいと思います。
でも会社に対して漠然とした疑問を抱きながらも
『違和感を感じる部分もあるけど、会社とはそう言うものだから』
と自分にいい聞かせて
歳だけ重ねて気づいたら足元が固まってる
そんな先輩をたくさん見てきたし、きっと多くの同期はそうなるんだと思います。
それが悪だとは言わないですが、そんな自分に疑問を感じた人生送って何が楽しいのってことです。
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・大企業の本質について
これはどっちかというと就活生とかに見て欲しい内容です。
大企業というものの本質です。
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<既に儲かる仕組みは完成されている>
大企業は基本的に既に儲かる仕組みが完成されています。
・儲かる商流に入っている
・利益の出続ける資産を持っている
・会社のブランドが確立されている
などなど、決められたオペレーションを回せば一定以上の利益が出るようになっています。
誰がやっても一定以上の結果を出せるようにしておくことは組織の至上命題で、これが完成されていることこそ、大企業が大企業たりえる所以です。
これは一組織としては完璧なのですが、それはあくまで一組織としてです。
そこで働く個人にとってそれが最良かと言われれば、その限りではないです。
自分である必然性は感じられないし、決められたオペレーションを回すだけなので面白みもなければ得られる経験値も格段に低いです。
よく
「大企業でまずはしっかり学んで、、、」
みたいなことを言う人がいますが、そこで学べることはあくまで
会社のオペレーションを卒なくこなすスキルがつくだけです。
なぜか。それは会社からすれば
『決められたオペレーションを完璧にこなしてくれることが最善だから』
と言うことです。
そこに根ざした人材制度が組まれることは当然なわけです。
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<尖った人材よりバランス人材>
大企業で求められるのは基本的に尖った人材よりバランス人材です。
これは前項のオペレーションの話がそのまま直結していて、このオペレーションをこなしていくのはバランスの取れた人材の方が向いているからです。
・オペレーションには種々の能力がそれなりに求められる
・尖った人材はオペレーション的な業務に反抗しがち
退職直前に20歳上の上司と話したら、
「入社時に尖ってたやつも、気づいたら丸くなっているか辞めるかのどっちかだったな」
と言ってました。自分は後者だったみたいです笑
尖っていることが偉いわけではないですが、元々が尖り散らかした自分みたいな人間はやはり大企業は向いてなかったんだな、と感じるのが素直なところです。
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<高学歴な人間がほどほどに甘い蜜を吸っている>
大企業は大概の場合、高学歴人間で溢れています。
自分のいた会社だったら、
東大京大一橋:3割
早慶:5割
その他(最低でもMARCH) :2割
みたいなそんな感じです。普通に異常な環境です笑
でもその学歴に見合うだけの難しいことをしているか、と言われるとそうでもないというのが正直なところです。
前述の通り、大企業の仕事は基本的にオペレーションなので、誰がやってもある程度の結果は出ます。
別に高学歴の人間である必然性はそこまでないです。
でも大企業には高学歴な人間がわんさかいる。
じゃあなぜこんなことが起きるのか。
①年収は1人の稼げる金額に依存する
当たり前ですが、企業の年収は1人当たりいくら稼げるかに比例します。
商社のような1人で数十億動かすようなビジネスや、コンサルのような単価の高いビジネスであれば、必然1人で稼げる金額も高くなり、年収は高くなるわけです。
ここで重要なのは、規模が大きくなってもその分業務の難易度が上がるわけではないということ。
1,000万流通させるのも、10億流通させるのも業務難易度的には同じ
(リスクをその分張るので、厳密には同じとは言えないですが)
商流上、中枢的なポジションであればスケール化が簡単なわけです。
トラックで物理的に物を運ぶ、小売りの店に立って接客する
みたいな感じで1人のキャパに限界があるわけではないので、稼げる金額も基本的には青天井です。
別に大企業の人材が優秀だから1人あたりの稼ぎが大きいわけではなく、ビジネスのスキーム上1人あたりの稼ぎが大きくなるように設計されているわけです。
(その仕組みを作った先人は超優秀ということです)
②就職人気度は基本年収に比例する
これは言うまでもありませんね。
就職人気度は明らかに年収に比例します。
業務内容や、ブラックかホワイトかみたいな話も多少はありますが、基本は年収に比例します。
特に商社の就活なんて完全にそれです。
商社で明確なのは海外駐在がほぼ確約されていることくらいであとは、
・どこに配属されるかもわからない
・自分たちの商品があるわけでもない
・外から見たら何してるかわかりにくい
みたいな意味わからんところです。
なのになぜこんなに就職人気度が高いかといえば偏に年収が高いからです。
まぁあとは敢えて言えば、ネームバリューや合コンでモテそうとかそんな感じですかね笑
③高学歴を取ることが最も合理的な手段である
「学歴と仕事の出来不出来は関係ない」
というのがあるべき論(皆が望む論)です。
それは全くその通りで、東大なのに仕事させたらポンコツな奴はたくさんいるし、逆に無名な大学出身でも優秀な人は優秀です。
でも、全体的な傾向だけで言えば間違いなく学歴と仕事の出来不出来は比例します。
決められたオペレーションをこなす
学校の勉強こなす
が非常に似通っているのでそりゃ必然です。
そうなった時に企業としては高学歴な人間をとっておいた方が成功する確率が高い、ということです。
もちろん理想は応募者全員とじっくり面談して採用した方が、会社にとって利益のある人材を採用できますが、毎年何千人と応募が来る中短期間でそれはできないです。
そうなった際に学歴でフィルターをかけてとってしまうのが最も合理的だ、ということです。
これは人事の政治的な問題もあって、採用した人材がどうしようもなくポンコツだったり問題を起こした際に
高学歴→学歴高い人間に行ってそれであれば仕方ないか
低学歴→低学歴なやつを取るからこんなことになるんだ、だからあんな博打みたいな採用するべきじゃなかったんだ
ということになります。
人事の体裁としても高学歴な人材をっておいた方が免罪符になるわけです。
少し長くなりましたが、話をまとめると
・ビジネスの性質柄、1人が稼げる金額の大きい会社は年収が高くなる
・そうすると就職人気度は高くなる
・人気が上がって倍率が上がれば高学歴な人間からとっていく
という構図で、大企業には高学歴な人間が集まります。
ただ前述の通り、別に大企業の仕事が特別難しかったりハードなわけでもないので、
『高学歴という経歴を持つことで、儲かる仕組みに入れさせてもらえた』
みたいなそんな構図です。
まさに高学歴な人間同士が結託して甘い蜜を吸ってるみたいな感じです。
かなり皮肉を込めた表現ですが、本質です。もちろん高学歴たり得たことは本人の努力ですが、常々感じていたのは
「大学まで必死に積み上げてきたけど、あとは学生時代までに積み上げてきたものを切り崩しながら楽しているだけだな」
ということです。
今までの受験や部活で見てきた世界からしたら、会社員生活はぬるま湯すぎるってことです。
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・それでも新卒で入るには大企業は合理的な選択肢
ここまで散々に大企業ないしは商社をディスってきましたが、それでも総論としては
「叶うのであれば、新卒は大企業に入る方が合理的だ」
ということ。独立しようとしているなら尚更です。
学生時代に既に起業して成功しているのであればいざ知らずですが、そうでもない状態で就活の状況を迎えたのであれば一度大企業に就職してしまう方が合理的な選択肢である、というのがこの2年で感じたこと。
理由はいくつかありますが大きいものを掲げると、
<基本的なビジネスリテラシーを盤石に固められる>
ビジネスマナーから契約書の巻き方、クライアントワーク、利益確保に対する嗅覚などこの2年で学んだことは当然たくさんあります。
会社にいる間は不毛な日々だと感じることも多々ありましたが、やはりいざ独立して1人で働いてみると入社前の自分とは大きく成長したなと思います。
今は仕事柄フリーランスの人たちを相手にすることが多いですが、この辺が危うい人は非常に多い。
基本的な言葉遣い、立ち回りから契約書に関するいろはや自分たちの利益確保まで。
特に社会人経験なしにいきなりフリーランスになった人に関しては顕著です。
クラウドワークスで単発の仕事を見つけて日銭稼ぎ、、、みたいなのであれば初っ端のメールの送り方一つ学べば終わりかも知れないですが
その後も継続的にお仕事をしたり、組織化して大きくしていこうと思えばやはり基本的なビジネスリテラシーは必須です。
この辺は残念ながら学生をしているだけではなかなか学べない部分です。
<安全なところからチャレンジできる>
大きい会社でそれなりの労働時間で生活できるだけのお金をもらい続ける、これは非常に恵まれた状態です。
食いっぱぐれることは当然ない一方で、自分の時間もそれなりに確保できるのでそこで自分のビジネスを始めることができます。
自分のビジネスに失敗しても本業で生活していけるし、軌道に乗ればそのまま副業とするもよし独立するもよしです。
何かを始めるのに必ずしもリスクを取る必要はなくて、安全なところから少しずつ始めていける基盤を作れるのもやはり大企業ならではの魅力だと思います。
自分自身も副業時代に月200万安定したことで、心置きなく会社を辞められたのはあります。別に
「一念発起で脱サラ!!!」
みたいにする必要もなくて、しっかり準備して軌道に乗ってから独立すればいいだけの話なので笑
<ネームバリューはなんだかんだ使える>
これはポジショントーク強いですが、やっぱり会社の肩書きは使いやすいです。
特にLステップっていう正体不明のものを売る以上、商品そのものの善し悪しもそうですが人間として信頼してもらえるかの部分は重要です。
人間やはり肩書きから入る生き物で、そうなれば必然元大企業の肩書きは信頼してもらいやすくなります。
そんな大企業を辞めてまで独立するってことは、よっぽどすごいものを売っている
という謎のバイアスがかかります笑
当然営業において使えるものは全部使うので強烈な武器になることは間違い無いです
あげればキリがないですがこんな感じ。明確にやりたいことが決まっていて、その分野で既に安定して生活できるほどに稼げているとかでなければ無難に大企業に行っておくのが吉かと思います。
ただ、その中で思考停止的になるのだけは絶対に避けて欲しくて、常に外に出る可能性を模索しながらタイミングがあれば外に飛び出すことを厭わないマインドセットは持っておくべきです。
何も結果として会社に残ることが悪いわけではなく、あくまで大事なのは思考停止にならないことと、外に飛び出せるマインドセットです。
思考停止的に会社にしがみついて、疑問を感じ始めた頃には既に足元が固まっていて外に飛び出せない。
みたいな悲劇的な状況だけは避けるべき、ということです。
ただやはりファーストキャリアとしてまずは大企業に所属することはメリットだらけだと思います。
もちろん自分がその選択をとったからというポジショントークもありますけどね笑
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【最後に】
長くなりましたがこれで最後にします。
自分の今の率直な気持ちを書いておきます。
転職先の内定を辞退した時、人生で初めて本心から自分のことを否定したくなりました。
それまで自分のことを
『理屈で必要だと感じたものに対しては常識や周囲の声に関係なく即行動できる人間だ』
と自負していました。
でも違った。
それまで積み上げてきた華々しい経歴はいつしか自分の足元を固めて、変化できない人間にしてしまったのだと痛感させられました。
自分が絶対にこうはなりたくないと思っていた上司のような姿に、既に近づいているという事実をまざまざと突きつけられた瞬間でした。
今は自分が本心でやりたいと思えること、稼げると思えるものに本心からチャレンジできている。
ちょうど転職を断念したのが一年ほど前で、そこから自分の中でマインドセットや考え方を変えてきた部分もあります。努力してきた部分もあります。
でも突き詰めるところ、自分は非常に運や周囲に恵まれているんだなと感じます。
あおくんがいたからこの世界に入ろうと思えた。
Kさんと出会えたから何の不安もなく独立できた。
こんな素晴らしいきっかけがなければ、今もきっと自分は会社で疑問を感じながらも働いていたんだと思います。
唯一自分自身のおかげだと言えるのは
本心でいいと思えたものがあったときに素直に迷わず行動できたということ。
本当にそれだけです。
こんなに長い文をここまで読んでいただけた人に最後に一つだけお伝えしたいことがあるとすれば、
『常識や周囲の声に捉われず、自分が本当にいいと思ったものには即行動するべき』
ということです。
もちろんかかるリスクもあるし、それを度外視しろと言っているわけではないです。
リスクも天秤にかけた結果、自分にとって最善の選択肢だと思えないのであれば別にその選択を取る必要はないです。
でも、自分の可能な限りの頭を使って導いた結果が「やれ」と言っているのであればそれは間違いなくGoです。
そこで行動できずに後悔している人をたくさん見てきました。
独立しなかったことに後悔しているんじゃなくて、自分の本心に従えなかったことに後悔しているんだと思います。
こんなに悲惨なことはないです。それだけは避けてほしい。
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ありきたりで綺麗事のように聞こえるかも知れないですが、独立に際して一番感じたことは周囲への感謝です。
この世界に入るきっかけ、そして希望を見せてくれたあおくん。
いまだに怒られることだらけで、ちょいちょいムカついたりもしてますが誰よりも感謝しています。
まだ出会って半年なのに誰より信頼できるパートナーのKさん。
自分の人生で初めて心から尊敬できて、「この人と一緒に仕事したい」と思えた人です。
基本毎日zoomしてるので、zoomしない日があったりすると寂しくなったりするくらいです笑
いつでも頼れる相談役になってくれるJくん。
大学1年生でクラス一緒になったところからここまで一緒にいるとは思ってませんでした。
いつも暴走しがちな自分をバックで冷静に止めてくれて本当に安心できる存在です。
仕事の募集をすると1分で埋まる精鋭Liteのメンバー
一緒に仕事をさせていただいているクライアントの皆様
自分のコンサルを受けてくれている生徒の皆さん
Lステップの神様にしてTwitterで謎の絡みを仕掛けてくる(笑)誠さん
Twitterやnoteを見てくださっている皆さん
本当にこの世界に入って多くの方に支えていただいて、今の自分がいることを強く実感します。
何より感謝しかないです。
お世話になった会社の皆さんにも感謝しかないです。
散々反抗的で自由な態度をとって、わずか2年で辞めるという反逆を起こしながらも温かく見送っていただいたこと。
最後に会社を後にするときにはやっぱり寂しさもあったし、内定をもらったときや入社したばかりの初々しい頃のことも思い返しました。
いつしか今後は仕事で関われるようにビッグになります。
大企業辞めると言っても止めることもなければ、必要以上に根掘り葉掘り聞くこともなく応援してくれた両親。
これまでの王道エリート街道と違って100%賛成とも言えないはずなのに、自分を信じてくれていることには結果でしっかり報いるようにします。
そしてGWまで辞めることを伝えておらずごめんなさい笑
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側から見れば1人のサラリーマンが脱サラしたというだけですし、事実そうです。
でもこの半年の経験が、同じように悩んでいたり一歩を踏み出せない誰かの後押しになればこんなに素晴らしいことはないと思います。
この先どうなるか分からない不安とワクワクを胸に、この駄文を締め括りたいと思います。
長々お付き合いいただきありがとうございました。
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