タロットの学び方 コートカード
はじめに
※王様を風、騎士を火と紹介しています。
僕が読んだ本では、そのように紹介されていました。
ただ、最近では、王様が火、騎士が風というのが一般的だそうです。
ゴールデンドーン内部でも混乱があり、このようにどっちがどっち?という状態が発生したそうです。
上記の動画を文章化した内容です。
動画はできるだけコンパクトに作ろうと心がけているので、振り返ると情報不足かな?と感じます。
文章は、動画より読み飛ばしやすいので、思いのまま書けるだろうと予想しています。
どうぞ、お好きなようにお読みください。
タロットを習いたい人を募集しています
詳しくは、「ジモティー」でご覧ください。
コートカードとは
コート(Court)とは、この場合「宮廷」という意味です。
なので、宮廷カードとなります。
人物を表すこともありますし、性格や性質を表すこともあります。
四人の役職が出てきます。
皆、宮廷と関わりのある役職です。
キングは王様。
クイーンは女王様。
ナイトは騎士。
ペイジは小姓、騎士見習い。
キング
キングという役職は、風の属性を持っています。
風は、「知性」や「判断」を司ります。
王様の仕事を想像してみてください。
王国の予算を何に使うか、誰のアドバイスを聞くか、誰を大臣にするか、どの国と同盟を組むか……などなど「判断」や「決断」がお仕事です。
王様も戦場に臨むでしょうが、王様一人の腕力で勝つわけではないでしょう。部下を巧みに指揮した王様が勝ち残ると思います。
ワンドのキング
火の実直さと、風の判断力が合わさリます。
結果、裏表がなく、正直で、友好的な人物になります。
カップのキング
水も風も湿り気があります。
王様らしい責任感もあります。
自分の世界を大事にし、内面へ向かう学問の道を希求する人でもあります。
ソードのキング
風と風、彼が王の中の王です。
典型的な王様のイメージで良いと思います。
指令や権威という言葉が合うでしょう。
ペンタクルのキング
地の安定性や器用さと、風の判断力が合わされば、鬼に金棒です。
適切な判断とそれを実行する勇気。
また、多才で物分りの良さがあります。
クイーン
クイーンは水の属性を持っています。
水は、液体、こころ、感情の象徴です。
ワンドのクイーン
火と水がうまく組み合わさったようです。
水の上品さ。
火の名誉を重んじる姿勢があります。
カップのクイーン
水と水、女王の中の女王です。
自分の世界、内面を見つめます。
周りの影響を受けない、善良さ、敬虔さを持っています。
また、子供のために力を尽くせる良き母でもあります。
ソードのクイーン
風と水が喧嘩をしたようです。
そっぽを向いてしまい、人の話を聞きません。
それなりの理由があるのでしょう。
寡婦(未亡人)というキーワードもありました。
ペンタクルのクイーン
地と水、女性性の集まりです。
物質、精神ともに、豊かさ、安全、自由を手にしているようです。
ナイト
ナイトは火の属性です。
火は、上へ上へと行ってしまいます。
ワンドのナイト
火と火。騎士の中の騎士です。
留まることなど考えられません。
出発、移住……リスクなど気にせず挑戦します。
カップのナイト
水と火。やや穏やかになります。
火の前進させる力はそのままに、提案、立ち振舞といった水の力も持っています。
騎士道ロマンスに出てきそうな人物です。
ソードのナイト
風と火。男性性のコンビです。
火の情熱と、風の知性があれば、当然、能力が高いです。
また、勇気もあります。
能力と勇気があれば、他人を守ることも出来ます。
ペンタクルのナイト
地と火。地の安定性がうまく働いているようです。
地の器用さと、火の気前良しがあります。
ペイジ
ペイジは地の属性を持っています。
ペイジの地は、器用さが特徴的です。
ペイジのお仕事には、伝言や手紙の配達、荷物持ちなどもあります。
まだ子供ですが、小さいからこそ得意なこともあります。
ワンドのペイジ
火と地。
ペイジのお仕事に取り組みます。
使節やメッセンジャーとしての役割があります。
カップのペイジ
水と地。女性性のコンビです。
ペイジとして、ニュースを届ける。
水から、(内面へ向かう)精神統一。
地から、応用。
これらがキーワードになります。
ソードのペイジ
風と地。子供の賢さが出てきます。
子供の平たい目で、全体像を見ること。
小さい体で、スパイになる。
まだまだ子供なので、テスト(試練)を受ける。
ペンタクルのペイジ
地と地。ペイジの中のペイジです。
地の特徴である、「応用」、「学び(適応)」、「マネージメント(管理)」がキーワードになります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?