見出し画像

#2022年上半期Vtuber楽曲10選

橘戒と申します。
派手に遅刻しておりますが今回も野良猫のユウさんの企画に乗っからせていただきます。

レギュレーションは企画目録にある「魂ネタはなし」に加えて、「最初に音源がリリースされたのが2022年1月~6月である(音源のリリースが昨年でMVが出たのが今年の曲はなし)」という形で選ばせていただきます。

Quantum Travel / メタモエ

アガらざるをえない4つ打ちのリズムにポップなメロディ、そこにメタモエさんのウィスパーボイスが極上のハーモニーを奏でるkawaii1曲。

midnight beat / おはよう真夜中

実力派アーティストを何人も輩出してきたことで知られるReality出身のVSinger、おはよう真夜中さん。チルくエモいシティポップなナンバーで無限に聴いていられる1曲。
Clusterでのライブ活動も精力的に行っているようなのでそちらも要チェックだ。

Oarana / 春猿火

アニメ「地球外少年少女」の主題歌に起用された1曲。宇宙の深遠さを感じさせるサウンドと架空言語による歌詞で、果てしない壮大さと幻想感を感じさせられる。

This is a POEM… / 渚乃奏

VSinger黎明期の頃からポエムコアのシーンを牽引し続けている渚乃奏さん。中心だった人物の方向性が変わってしまっても、熾された革命の火は消えはしない。

EMPTY / 八月二雪&YSS

VSingerによるVRChat音楽シーンの創始者と言っても過言ではない八月二雪と、日産サクラのメタバース空間でのお披露目会に楽曲が採用される等今VRChat音楽シーンで高い注目を集めているYSSによるコラボ楽曲。MVも全てVRchat上で撮影されており、文脈の時点で既にエモさを感じずにはいられない。絡み合う二人のボーカルの透明感のあるボイスが只管に美しい。

Find My Way -響くオトのさき- / 響咲祢音

昨年12月より活動を開始した家庭用アンドロイドVSinger響咲祢音さんの初のオリジナル曲。エレクトロなサウンドと透明感のあるボーカルで世界観に引き込まれる。
歌ってみたも何曲か投稿されているがいずれも大胆なエレクトロアレンジがされており、聴いていて面白い。

がらんどう / ヨシナ

普段どちらかというと優しい歌声の曲が多いヨシナさんとしては珍しい力強い楽曲。リリックがとにかくパワフルで、畳み掛けてくるパンチの効いたライミングがたまらない。

ゆるゆにばーす / 遊流

3月より活動を開始した宇宙人Vsingerの遊流さん。甘く可愛らしいウィスパーボイスが特徴的で、まだ活動開始から4ヶ月程度ながら既に7曲、Shorts動画のみのものも含めると10曲ものオリジナル曲を投稿している。フルバージョンでも1曲1曲が2分前後と手軽に聴けるのも特徴だ。

Emerge / somunia

somuniaさんの独立後リリース3部作の第3段となる楽曲。浮遊感のある儚げなサウンドでありつつも、同時に未来を願う力強さも感じる。

Ctrl+Z / 隣町本舗 × アザミ

前作Ctrl+Sからおよそ1年半ぶりとなる、隣町本舗さんとアザミさんによるコラボ楽曲。Ctrl+Sの時はアザミ節の強く効いた楽曲だったが、今回は本舗さんのテイストが強く出たポップで優しい楽曲に仕上がっている。何度もリピートするラスサビの盛り上がりもたまらない。

ベニクラゲ / アザミ feat. 緑仙

これまでにも「エンダー」や「藍ヨリ青ク」等何曲も緑仙さんに楽曲を提供してきたアザミさんとの満を持したコラボ楽曲。エッジの効いたアザミさんのサウンドとリリックに二人のボーカルが絡み合い、非常に強い世界観を形成している。

skycave / 星宮とと+TEMPLIME

TEMPLIMEと星宮ととさんによる、1週間で制作され春のM3にて30分で完売した伝説のEPの表題曲。夏を感じる爽やかでダンサブルな1曲だ。EPの他の曲もとにかく幅広いジャンルになっており、それに合わせて全く違う歌声になる星宮ととさんの声の幅の広さにも舌を巻くばかりだ。

FUBEN (feat. 潮成実) / [ahi:]

TSUGIHAGI (feat. sumeshiii a.k.a.バーチャルお寿司) - [ahi:]

YOSOKU (feat. memex) - [ahi:]

[ahi:]による3部作のカセットテープリリースのEPのそれぞれの表題曲。それぞれ潮成実さん、sumeshiiiさん、memexと歌唱力に定評のあるアーティストを招いており、その歌唱力を最大限に活かすサウンドと組み合わさり圧倒される。

日時 / hmmd

VSingerと名乗っていないのでここで紹介すべきか悩んだが、やはり紹介。
春のM3にてデビューした音楽ユニットhmmd(ホームメイド)のデビュー曲。泡立つようなエレクトリックなサウンドと二人のボーカルのハーモニーがとても美しい。
2ndシングルも作成中との事で楽しみだ。

Honesty / 藍葉じるあ

Johnny Henryのギターとしても活躍する藍葉じるあさんによるガチガチのデスメタル曲。そもそもメタル曲自体VSinger界で見かけることは少ないが、その中でも更に尖ったジャンルの1曲だ。頭を振り乱したくなるリズム、超絶技巧のギター、低音の中でなお響くデスボイス、伸びの良いハイトーンボイスとメタルの魅力が詰まっている。

終わりに

以上、2022上半期VTuber楽曲(端数切捨てすれば)10選でした。
自分が書き終わるまで他の方の10選は見ないようにしていたので、これで漸くチェックしに行けます。今はdigるのがVMDJ以外ではこういった紹介企画と頼りになっているので、どんな他の方の紹介でどんな出会いがあるか楽しみです。
下半期もまた素敵な楽曲と出会えますように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?