2021年Vtuber楽曲10選 上半期編
野良猫のユウさんのこちらの企画に乗っからせていただきます
もう残り僅かとなった2021年、今年も様々なイベントがあり様々な楽曲がリリースされました。
音楽メインで活動するVtuberは毎年増え続けていますが、昨年から今年にかけては『音楽を止めるな3』で応募曲数が1組あたり4曲までに制限されたにもかかわらず放送が70時間にも達する等、これまでよりも更に爆発的に増えた印象があります。
そんな中で拙い語彙力ではありますが、今年リリースされた曲の中から特に気に入っているものをご紹介したいと思います。
まずは1~7月にリリースされた楽曲から。
都市伝説 / メトロミュー
ポップでエレクトロなサウンドと脳に染み込むウィスパーボイス。サイバーなMVがも併せて重力を忘れてしまいそうな浮遊感が得られる。夜の運転中に聴きたい1曲。
曲解のオルタネイト / オカルトフリーク
オルタナの柱オカルトフリークによる、同グループのボーカル・ベース担当fh(ふー)のソロ楽曲のアレンジバージョン。とにかくパワフルな、男の子が大好きなサウンド。これを重低音の効く再生機器で聴くと最高にキマる。MV中にオカフリの結成が発表された時のライブの様子が挟まるのもエモ。
Phantom Destination /memex
2020年に発売された1stアルバムのDearThinkingNodesより、友達募集Pのリマスタリングを受けてMVが付いた曲。ただでさえ格好良かった曲がリマスタリングにより音の一粒一粒が引き立ち、魂の震える曲に仕上がった。memexはいいぞ。
離想郷 (feat. 隣町本舗) / [ahi:]
どちらもエモい曲を作らせたら右に出る者はいないと言われる[ahi:]と隣町本舗によるコラボ。ブラウン管ライクに作られたMVが更にエモさを高める。これはもう禁止カードなのでは?
潮汐 / 夕凪 潮 & ひじり
音楽を止めるな3にて発見したアーティスト。hijiriによるお洒落でキャッチーなサウンド、それにアンニュイでありつつもパワーのある夕凪潮のヴォーカルが乗り非常にスタイリッシュな1曲に仕上がっている。最近EPも発売されたのでそちらも是非チェックして欲しい。
Beyond Our Dreams / YSS
こちらも音楽を止めるな3で発見した、VRChat発のユニット。良さを伝えるのは難しいが、ボーカル・サウンド・MVどれもエレクトリックでありながらも幻想的であり最高に心地良い。また、ファーストアルバムの#YSSが何とBOOTHにて無料ダウンロード可能。あなたもYSSサウンドに飲まれよう。
翳り / 潮成実
同じく音楽を止めるな3にて発見したアーティスト。この曲のリズムとハスキーなボイスによるこの歌い方は、00年前後の日本のR&Bの音楽シーンを通ってきたものにはクリティカルに刺さるだろう。
ラブインサイダー / リオとツグ
今年たくさんの楽曲提供により大きな存在感を示したアザミの作成した楽曲。普段アザミの作る曲とは全く違う味わいな、ポップで爽やかでありつつもどこか一筋縄では行かない酸味を感じられる1曲。二人の見事なダンスも注目ポイントだ。
アノニマス / 高峰伊織
巡宙艦ボンタによるアニメーションMVが光る。歌声、歌詞、曲、映像全てが折り重なり生まれる世界観の壮大さは圧倒的で、最早映画だ。
紅灯、中央通り / アザミ feat. コーサカ
多数の楽曲提供により新たなステージに立ったアザミの楽曲。シニカルでありつつもキャッチーな、もやはジャンルではくくれないサウンドとアザミのスモーキーな歌声。そこに更にコーサカのいぶし銀のラップが乗るのだからもうたまらない。サキュバスのリヤによるMVにもこだわりが詰まっており、ギターが1stワンマンライブで実際に使ったものだったり過去の楽曲との世界観の繋がりが匂わされていたりと見れば見るほど新たな発見がある。
以降、下半期編に続けさせていただきます。
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