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日本の人気について考える
KAIです。
先日以下の記事を記載していて、ふと気になった「日本の良さ」について考えていこうと思います。
この記事で「私は海外でITの仕事に就きたいと思っている。ただ、海外で働いたことはない身で、海外最高!というのは説得力がないのでしっかりと経験したうえで日本・海外を比較したい。」みたいなことを書きました。
そこで、日本の良さってなんだ?と改めて気になりました。
よく外国人インタビューなどでは外国人が「日本最高!」と言っているのを目にしますが、何がそこまで魅力なのでしょう?
私個人としては、週7日のうち5日は仕事三昧(人生の7分の5が仕事でつぶれる)、寝不足続きのハードワーカー大国だと思っているので不思議で仕方ないです。
日本の魅力
まずは日本の人気度について
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上記表より、日本の人気ランキングは
2021:2位
2020:3位
2019:2位
となっていました。
ちなみに2022年も発表されており、以下を見ると6位でした。
https://www.usnews.com/news/best-countries/articles/us-news-unveils-best-countries-rankings
2022年で順位を落としていますが、いずれにしても人気であることは間違いないようです。
人気の理由はやはり文化か
以下記事を参考にしてみました。
https://www.usnews.com/news/best-countries/japan
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10個のカテゴリーを基準に評価され、それぞれのカテゴリーは以下の通り。
Adventure
Agility
Cultural Influence
Enterpreneuship
Heritage
Movers
Open for Business
Power
Quality of Life
Social Purpose
特に日本が評価されているのは
Agility(4位),Culutural Influence(4位),Enterpreneuship(3位)でした。
ランキングの足を引っ張っているのはOpen for Business(39位)です。
ぱっと見た感じ、それぞれが何を意味しているのか明確にならなかったので一部抜粋してもう少しのぞいてみました。
Agility
公式の開設は以下の通り。変化への対応力・適応力のようなものでしょうか。
For a country to be agile, it must adapt and respond to whatever obstacles it faces. To do this, a country needs to be efficient in its actions, adopt and accept modern solutions, and progress to meet changing circumstances. These countries are seen as the most adaptable to change.
個人的にコロナ対策への対応力から「本当かよ」と思いましたが、Agilityはさらに以下に細分化されるようです。
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Adaptableが特に低いスコアだったため納得しました。
Cultural Influence
こちらの説明は以下の通り。
Countries that command cultural influence are often synonymous with fine food, fashion and easy living. They are trendsetters – the country equivalent of the cooler, older sibling. Their products have that certain “je ne sais quoi” that makes them fly a little faster off the shelves. Their music, television and movies are absorbed by other cultures, becoming part of a wider global conversation. These countries are leading the way in art, fashion and entertainment.
文字通り「文化的影響力」を表していそうです。
しかし、easy livingとあるように住みやすさも評価対象みたいですね。
細分化されたスコアを見てみましょう。
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特にスコアが低かったのは「Happy」…。
どこか闇を感じます。
文化的に評価されている日本ですが、幸福度はどうやら低いようです。
他の記事でも再三言っていますが、私は日本の働き方が大きく影響しているのではないかと思います。
外国人観光客が「日本最高」と言ってくれるのは、文化・食べ物に触れる「客」であり、仕事をする立場ではないからかなと思っております。
つまり、日本は客としては最高の場所、働く場所としては最低の場所(最低は言い過ぎですが)、と思っています。
お店に行けば最高のおもてなしをしてくれますし、食べ物は最高においしい。店員さんは丁寧な言葉づかいで神様扱いしてくれます。
確かに客としては最高の場所ですが、裏を返せばサービス提供者となった時に最高のサービスを提供する必要があります。
客として最高のサービスを受ける代わりに自分も最高のサービスを提供しなければいけないのと、それなりのサービスを受けてそれなりのサービスを提供できればいい、どちらがいいかは難しいなと思いました。