わたしとKing & Princeと髙橋海人くん。
わたしがジャニーズの世界にハマってしまったのは単純接触効果の賜物だと思う。ハマりたくて、とか元々興味があって…なんてことは全くなかった。
学生時代からジャニーズのJの字も関心がなくてむしろ否定派だった。
私とKing & Princeの出会いはZIPだった。
元々朝はZIP派で特段興味はなかったけれど、King & Princeというグループがデビューすること。DESHIIRIというコーナーを持っていたことは知っていた。(当時はDESHIIRIとしてしっかり認識してたのか、朝なんて流し見だからもはや記憶にはないけれどなんとなく、目にしていたことだけは覚えてる)
それと時を同じくして、むしろ少し前から(2015〜2016年ごろ)auのCMから始まり数々のヒット作に引っ張りだこな菅田将暉くんにどハマりしてしまい、トップコートのファンクラブに入り、菅田将暉専用のTwitterアカウントを作り、その世界でジャニヲタほどではないが、ドラマをリアルタイムで見たり映画館に足を運んだり試写会に応募したりしてそれなりに"追っかけ"ライフを楽しんでいた。
今思うと菅田将暉くんを好きになったのも単純接触効果なのかもしれないね。テレビの影響ってすごいな。
なぜ菅田将暉くんの話をしたかというと、ある日突然(突然だと思う)菅田くん繋がりでInstagramをフォローしていた人が、まさかの平野紫耀くんにハマり、、、私の菅田くんで溢れていたタイムラインに突如、平野紫耀くんが投下されるようになった。
元々ZIPで認知してたことと花晴も相まって紫耀くんを見ない日はほとんどないんじゃないかってくらいに毎日のように見るようになって(というよりも当時本当にたくさんのテレビ番組に出ていて)気づけばかわいいなぁ…と茶の間ながらに思うようになっていた。
そんなこんなであの私の転機となった伝説の少クラのFunk it up。今までの天然でかわいい平野くんが治安悪めのサングラスをかけていて、それでいてもどこかロイヤルで、びっくりするほどかっこよくて驚いた。
そこから沼落ちまでは早かった。
衝撃が走るってこういうことなんだなって思った。過去の動画を身漁る日々。Mr.KINGを知ったのもこの頃。
そうこうしている間に部活好きじゃなきゃダメですか?が始まった。
平野紫耀くんのイメージが圧倒的だった私にとって神宮寺くん、岩橋くん、髙橋くんの3人が番宣に出ているのを見るととにかく不安で、大丈夫?この子たち…がんばれぇ〜と。母性本能がくすぐられるってこういうことなんだなって思ってた。
ドラマもほぼ、そんな母性本能で見てた。
そして気づけば6人のうち、岩橋くんと髙橋くんが私の中でかなり上位にいた(母性本能担が落ちるべくして落ちる2人)
何しても一挙一動とにかくかわいい。
なんなんだこの生物たちは。
全肯定、全部好き、全部かわいい。
下手でも愛おしい。不器用でもかわいい。
全力アイドル姿が何より愛おしかった。
愛のセリフひとつとってもキャーーーー♡とかじゃなくて、完全にヨシヨシ、うまく言えたね、えらいえらいって目線だった。
そうこう言ってるうちに、岩橋くんの体調が芳しくなくなってきた。
ROTに至ってはもう身体中の水分がすべて出てしまったんじゃないかってくらいに泣いた。
だけど、ROTは逆に私の岩橋くん愛を強くした。
母性本能担としては、病気の告白はむしろ支えてあげたい気持ちを加速させた。
そこから数日での活動休止。
もうなんか当時のことはあんまり記憶にない。
とにかく友達が私がやばいかもしれない。とただひたすらに連絡をくれていたことだけを憶えてる。
紅白出場が決まった時もなんだかぼんやりしていた気がする。だけど、そんな日々の中で私をつなぎとめていてくれたのが髙橋くんだった。
いつもいつでも6人でKing & Princeだと。
折に触れてブログでも歌番組でも6人だと示してくれていた。そんな髙橋くんに救われてた。当時はまだ髙橋くんへの非難の声も全然止んでなくて、ネットを少し見れば何処を見てもとにかく叩かれてた。ずっと髙橋くんのことが好きだったんだろうなって人が降りていくのも見かけた。
だけど、それでも私は紛れもなく髙橋くんに救われてた。
一度復帰の話が出て、また岩橋くんに会えると、るんるん気分でCDの予約に行き、そこからまた会えないことが決まった。
一度喜んでから、また落とされたあの時は、ある意味一度目の休養よりも応えたかもしれない。
だけど、誰のせいでもなくて、どうしようもなくて、あの時だけは予約取り置き期間中にCDを取りに行けなかった。予約キャンセルになってしまうと思ってたけど、どうしても行けなかった。
それでもやっぱり髙橋くんを見てると、6人でのKing & Princeを待ち続けるにはファンとして岩橋くんのいないCDでも買わなきゃ!って思って買いに行った気がする。ちょうど髙橋くんのバースデー祭りが開催されてて、髙橋くんに触れる機会が多くてメンタルが持ち堪えられたんだと思う。
本当に節目節目で落ち込んだ私をしっかりと救い上げてくれるヒーローみたいな存在だった。
メンバー想いで優しくて不器用だけど頑張り屋さんな髙橋くんに救われて、King & Princeから離れずに済んだ。だけど、私は岩橋くん担の皆様のように待ち続けることは私にはできなかった。
発売されていく雑誌やCDにはいない岩橋くんを想い続けることが辛くなってきて、私は岩橋くんへの想いに蓋をするようになった。
ピンク色を匂わせて、それで想いを膨らませるなんて無理だった。会えないのは嫌だった。辛かった。5人のグループでは新しいことがたくさん更新されていくけど岩橋くんだけは過去を縋らないといけなくて。
"今の5人のKing & Prince"の中には彼はいなくて、いつのまにか僻んでしまう気持ちから、グループとしては応援できなくなっていった。
だけど、人間って不思議なもので嫌なものは回避する、蓋をする、逃げるって習性に慣れるとなんだか痛みも鈍ってきて、僻みとかそういう感情は薄れていった。
岩橋くん担の方々の中には今でも岩橋くんの帰りをずっと待ってる人がたくさんいる。だけど、私にはそれができなかった。だから、私は下手に今の形で(なんだかこの表現もおかしいけどね)箱推しはできない。だけど、折に触れて私を助けてくれた髙橋くんがだいすきなグループを嫌いだとか、そんなことは全くなくて、むしろ、僻んでしまった気持ちが恥ずかしいくらいにとっても素敵なメンバーで。今の5人もだいすき。
それくらい、傷が癒えたのも髙橋くんのおかげ。
今、岩橋くんが帰ってきたら私はまた岩橋くん担に戻るのか、それともやっぱり私はもう髙橋くんが好きなのか。少し不安もあるけど、それはもうその時の感情に任せて。
とにかく今の私は髙橋くんがいてくれるからこそ、毎日がとても輝いてて、楽しくて、幸せで。
周りと比べて劣等感を抱き続けて生きてきた私と髙橋くんの境遇を勝手に重ねて親近感を湧いたり勇気づけられたりしながら今を生きてる。
私のことを救ってくれた髙橋くんのことを今度は私が救うなんていうのは烏滸がましいので、
だからせめて髙橋くんをずっと応援していく。
それが私にできる唯一のこと。
決して恩返しとかそういう恩義的なアレじゃなくて、ありがとうの気持ちを押し付けたいわけでもなくて、ただ私が髙橋くんを好きで、そうしたいからそうするだけ。
髙橋くんの夢を叶えてあげたい。
髙橋くんのやりたいことを応援したい。
ただ、髙橋くんに笑っていて欲しい。
できればジャニーズのアイドルでいてほしいけど、極論は私は髙橋海人くんが生きてさえいてくれれば、夢を叶える方法はなんだっていいよ。
君じゃなきゃダメなんだと、伝えるまでは
追いかけさせて。
なんでこんなこと急に書こうと思ったのかわかんないけど、いつか忘れてしまう感情だったら悲しいから。書き記しておきたかった。
もうすぐだいすきな大切な髙橋くんのお誕生日がくる。今度は髙橋くん中心の記事でも残そうかな。
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