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障がい者グループホームにおける利用者さんの自立促し:具体的な支援方法を3つ提案します。

こんにちは。こんばんは。kai2003です。

僕があの時に知っておけばよかったかもと思う事をシェアしたいと思います。

そして今見返した僕が初心に戻れるように感じるままに書いています。

今日は自立の促しについての出来事を書かせてください。

最後にはあなたにとって「そうかもね。」とほっこりした内容になってると思います。

良かったら立ち寄っていただいて皆さんの明日の糧になって欲しいと思います。では。


障がい者グループホームで利用者さんの行動を自立へと促す方法とは


障がい者グループホームでは、利用者さんが地域社会の一員として、自立した生活を送れるよう、様々な支援が行われています。


しかし、「どのようにすれば、利用者さんの行動を促せるのか」という悩みは、多くの支援者の方々が抱えているのではないでしょうか。

今回は、障がい者グループホームで働く私が、日々の支援を通して得た経験や、様々な文献を参考にしながら、利用者さんの自立を促進するための具体的な方法と、その背景にある考え方についてご紹介します。


利用者さんの「やりたくない、したくない。」の背景を考えると~。

さまざまな利用者さんの中でも多いのが「できなくなった。私には難しい」という思い込みが多いです。


なぜそのように思うかと言うと昨日は出来ていたからです。
急にできなくなったようにお話ししてこられます。

良くあるのが「起きれなくなった作業所に行けない。」「洗濯物が干せなくなった。」「かたずけが出来なくなった。」「ご飯が食べれなくなった。」「お薬が飲めなくなった。」などでしょうか。

「もちろん、なぜそのように思ったのか?教えてくれる?」と原因を引き出そうとします。が、その中にはこだわりや思い込みがあり、それぞれの特性と結びついていますが僕たちは基本否定はしません。

簡単で単純明快な事は別ですが、根本的に解決しようしませんし、出来ません。

実際には「そうか。仕方がないよね。でも〇〇だと〇〇って言ってなかったかなぁ。」という感じでなにがしかの爪痕を残して考えるぐらいです。

後で考えるともしかするとフラッシュバックか極端なこだわりだろうか?
それとも作業所で嫌な事があったかな?いやいや、かまってちゃんかも?うーんというような感じです。

アセスメントをとった時にはこれが出来る、あれもできると言ってたよね?
と言いたくなることもたくさんありました。

背景にはいろんなことがあって原因から解決を図ろうとしても結果わかりません。


とにかくしたくないならしばらく置いて話し合うか、話し合いの中身を関係機関で周知しながらみんなで解決、心配している事を伝える。というのがアプローチとしては正解かなと考えます。


利用者さんの自立を促す3ステップ

「どうすれば、利用者さんの行動を促せるのだろうか?」
と考えてアプローチするステップを3つ紹介します。


① とにかく待つ:意外とこれがしんどいですよね。 利用者さんが自分から行動できるように、まずは待つことが大切です。

今までの人生で、何でも周りの人がやってくれていた方は、急に自分から行動を起こすことが難しい場合があります。

焦らずに、根気強く見守りましょう。

② 方法と仕事量を明確にする: 利用者さんは、具体的な指示がないと、何をどうすればいいのか分からず、行動に移せないことがあります。

そのため、「何を」「どのように」「どのくらいの量」〇〇をやるのかを、視覚的に分かりやすい形で提示することが重要です。

例えば、歯磨きであれば、「歯ブラシを持って、歯に歯磨き粉をつけて、磨く」といったように、一つひとつのステップを丁寧に説明し、図や絵で示すと効果的です。

また、作業の量も、最初は少なめの量から始め、徐々に増やしていく、スケジュールも時間を押さえて紙に書い壁に貼ることで、達成感を味わいながら取り組めるようにしましょう。

③ 褒める: 利用者さんが少しでも頑張ったことは、具体的に褒めるようにしましょう。

「自分で歯磨きができたね、すごい!」「服を自分で着ることができたね、立派だよ!」など、小さなことでも良いので、言葉で励ますことが大切です。

特に「よくできました。はなまるシール貼ってね!」など見てわかるものを作ることもいいと思います。
 
 
 
 
本質は自分の事や思考の順番や結果の重要性を理解できていない。それが特性かもしれません。だからやってみれば出来るんだと分ってもらう事に重きを置いた支援が必要と思っています。
 
それを時系列で視覚的にわかるように紙に書く方法を僕は取り入れています。
 
ある利用者さんは自宅ではできなかったこともホームでできるようになり、今では何も言わなくてもルーティンワークとして自ら積極的に取り組むようになりました。
 
利用者さんのとくせいによっては全くできない方、他に理由があってわざと出来ないと言ってくる方、さまざまありますが、なにがしかの方法をとることをあきらめず、一緒に頑張っていきましょうとお話しするとゆっくりと歩んでくれると思って日々取り組んでいます。


そんな僕も頑張っていますので一緒に頑張ってみましょう!

 
もし開業して出来そうにない、難しいことに手を出してしまった、悩んでいる事などがあればぜひ教えて下さい。

 
一緒に悩んで解決の糸口を探していきましょう!
 

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kai2003
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