障がい者グループホームでのお薬事情、ホントに悩ましいよね!
こんにちは。こんばんは。kai2003です。
僕があの時に知っておけばよかったかもと思う事をシェアしたいと思います。
そして今見返した僕が初心に戻れるように感じるままに書いています。
今日は処方薬についての出来事を書かせてください。
最後にはあなたにとって「そうかもね。」とほっこりした内容になってると思います。
良かったら立ち寄っていただいて皆さんの明日の糧になって欲しいと思います。では。
「また薬が増えた…」
グループホームで働くみなさん、利用者さんの薬の多さに驚いたことってありませんか?
一日20錠なんてざらですよね。僕も最初見たときは、「え、大丈夫なの!?」ってマジで心配になったものです。
でも、よく考えてみると、その薬のおかげで利用者さんは穏やかに過ごせているのかもしれない。そう思うと、複雑な気持ちになりますよね。
なぜ薬をたくさん飲まなきゃいけないの?
こんな事を言われたことはありませんか?
僕は何度もこの言葉をぶつけられました。
その時に「飲まない選択肢がなぜ思い浮かぶの?この状態で!!」と言いませんが心の中に浮かんできます。
でも利用者さんの中には、僕たちには想像もできないような心の痛みや不安を抱えている人がたくさんいます。
その苦しみを和らげるために、薬を飲んでいるケースが多いんです。
でも、薬って万能じゃないんですよね。
効く人、効かない人、副作用が出る人…。個人差が大きいから、本当に難しい問題なんです。
薬に頼りっぱなしって良くないの?
「薬に頼りっぱなしって良くないんじゃないの?」って思う人もいるかもしれません。確かに、薬に頼りすぎると、依存性や副作用のリスクが高まります。
でも、現実はそう簡単にはいかないんです。薬を急に止めると、かえって利用者さんの状態が悪化してしまう可能性もある。
実際に減薬したせいで急に人が変わってしまった人がいました。
その方は退去になってしまいました。
だから、薬の量や種類は、医師と相談しながら慎重に決める必要があります。
利用者の幸せと安全、どう両立させる?
薬を飲ませることは、利用者の幸せのためなのか、それとも単に管理しやすくするためなのか。この問いは、私たち支援者にとって永遠のテーマと言えるでしょう。
利用者の幸せのためには、薬に頼らずとも穏やかに過ごせるような環境を整えることが理想です。でも、現実はそう簡単ではありません。
利用者さん一人ひとりの性格や状況は様々で、最適な支援方法はケースバイケースで異なります。
僕に出来る事とは?
・ 薬だけに頼らない支援: 薬だけでなく、音楽療法やアロマセラピーなどの提案?
・定期的な薬の再評価: 定期的に医師と連携し、薬の効果や副作用を評価していただき処方に反映してもらう。つまり報告書の提出?
・関係機関や他の職員との連携: 関係機関や他の職員と連携し、統一した支援体制を構築することで、より効果的な支援をめざす。つまり連絡帳の活用?
まとめ
薬物療法は、利用者さんのQOLを向上させる上で重要な役割を果たしますが、同時に多くの問題も孕んでいます。
私たちは、利用者さんのために最善の選択をしようと日々努力していますが、答えのない問いが常に存在します。
この問題について、より多くの方々と意見交換することで、より良い支援へとつながると信じています。
【ちょっと一言】
薬のことは、専門の先生に相談するのが一番です。でも、私たちも専門知識を深めて、利用者さんと一緒に考えていくことが大切ですよね。
皆さんはどう感じましたか?
もし対策などがあればコメント下さい。
一緒に頑張っていきましょう!!