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アレアレジャポン(2日め)

U-23日本代表の応援でやってきた、フランスの旅行記です。

リヨンの宿を朝6時に出発してマルセイユへ。旅行を通じてだいぶ暑かったフランスですが、朝晩は少し落ち着いていました。

朝7時のリヨン=パーデュー駅発マルセイユ行きのバスということで、カフェなどはまだ開いておらず。自販機でお菓子を買おうとしたら、ご覧の通り取り出し口できれいに詰まってしまって取り出せませんでした…。前日負けてふて寝したこともあり、空腹はピークです。

さらにはバスで追い討ち。元々FLIXBUSで予約していたのですが、前日に「FLIXBUSの車体じゃないから気をつけてね!」というメールが来ていました。そしてやってきたのは、足元20cmくらいしかない(くらいの)トンデモバスでした。

しかも前のどでかいお兄さん方が座席を全開で倒しやがり、ちょっと身を乗り出したらお兄さん方の顔を上から覗き込むような体勢に。これはやばい。

悪いことは続くもので、この日週末ということもあってリヨンからマルセイユへの高速は大渋滞。やむなく下道に降りたもののそちらもどん詰まりで、結局4時間半の道のりを7時間かけてマルセイユへ向かいました。

寝ても寝てもバスが先に進まず、外を見てもめちゃくちゃつまらない田園風景の連続。そうこうしているうちになんだか体調も悪化。ただただしんどい…。

マルセイユに着いたら何かおいしいもの食べようと思っていたのですが、空腹が限界で駅でピザ食べちゃいました。美味かった。

街がきれいとか治安が良さそうというわけでは全くないものの、なんだかまた来たくなっていた港町。

そして今回来たかったのが、2年前に中に入れなかったスタッド・ヴェロドロームです。ここがサポーターでいっぱいになったらめちゃくちゃ圧がありそう。次はマルセイユの試合で来たいものです。

試合は女子サッカーのカナダ対ドイツ。試合の内容はともかく、スタンドの雰囲気が「オリンピックを見に来た観光客」のそれで、フットボール感は皆無でした。オリンピックは応援しにくるもので、観戦に来るものではないですね。

ちなみに、ゲートごとにレジェンドの絵が描かれているヴェロドローム。こちらはアベディ・ペレ。

街中にもマルセイユのイラストや広告、ステッカーや土産物があふれていて、どことなく大阪と阪神タイガースの関係を思わせる雰囲気でした。

ちなみにピザを食べてしまったこともあり、夕飯はスタジアムのサンドイッチで済ませてしまいました。冷たいし分厚い布噛んでるんじゃないかってくらい硬かった…。

この辺りから正直体調が良くなかったのですが、今思うと食事と水が全然合わなかったような気がします。もう少しスケジュールに余裕があったらよかったのでしょうが。次回の反省点です。

翌朝は帰国日ということで、これまた早朝に出発。夜を使い果たした、楽しげな若者の皆さんを添えて。

そんな感じで、おしまい。
バスからの体調不良がかなり堪えてしまいましたが、大きくスケジュールが崩れることもなく、何とか無事に乗り切れました。試合のチケットなど、今回も協力してくれた方々に感謝です。

次回はもう少しゆっくりのんびりした感じの旅にしよう。

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