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僕にとっての「写真」とは

先日、僕の記事に
フォトグラファーさんからいいねが来た。

少し気になったので
その方の書いている記事を拝見した。

すごく僕自身が感じていることと近く
納得感があった。

その方の記事を読むうちに、
僕も記事を書きたくなった。

今回は
僕にとっての写真って何なんだろう?
このことについて記事にしていこうと思う。

↓きっかけとなった
  kimura noriakiさんのnote記事

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僕の中で写真とは
記録したり、残したりするだけではなく
自分を確かめていくものなのだと思った。

生きていると毎日様々なことが起こる。
そんな毎日が
楽しい時もあるし、辛くなる時だってある。

写真はその一瞬一瞬を残していくことができる。
そして、紡いでいくことができる。

まるで、その時の自分が投影されたように、
写真となり映し出される。

その写真を見て、自分で自分自身について
気付かされることがある。

自分が撮りたいと思った被写体。
そこには自分の欠片がある。

自分が感じることのできていない
心のどこかで感じていることを
その被写体を通じて
感じ取っているのだと思う。

僕の撮影スタイルは、その時その時に自分が撮りたいと思ったものを撮る。

その時、自分が目で見て感じた
一瞬一瞬を写真として残していくことが
その時々の自分自身を
確かめていることになる。

そうして、今の自分がわかる。

ならば、写真とは
今を生きるためのものかもしれない。

日々、写真を撮ることで自分を確かめられる。
今、何を感じ、何を考え、何をしたいのか。
今、撮りものと明日撮りたいものは
違うかもしれない。

それが面白い。

自分の感覚に身を任せ、世界を切り取る。

そこから生み出された写真が
自分の表現となり、僕に気づきをくれる。
こんな、瞬間が好きだ。

そんな瞬間を感じるのは自然を撮っている時だ。

季節によって見せるものを変える自然。

それを撮影している瞬間は
僕にとって
その時々で移り変わっていってしまう自分自身を映し出していることなのかもしれない。

自然に気付かされる瞬間が多い。
自分の想像を超えた時、被写体が圧倒してきた時
そんな瞬間は自然といい写真になる。

高校の近くの川
受験が終わり高校へ帰る途中に



その時は夢中で撮影していて
後から見た時に、良いなと思わせてくれる
そんな、自分だけでは作れない
偶然のような写真が好きだ。

そんな写真を撮れた瞬間が
一番自分らしい気がしている。

自然に感動して、夢中になって
自然と対峙しながら、写真を撮る瞬間。

そんな瞬間が何よりも変え難い。

自然には自分が予想もしていないような
美しい瞬間で満ちている。
そして、僕に感動をくれる。

そんな瞬間に最も「生きている」と感じる
最も今を生きれていると思う。

写真を使って、僕は今を大切にしたい。
1日、1日を大切に懸命に生きたい。

カメラを通して、写真を通して、僕を見たい。

そこには、僕が気づいていない僕がいるのもしれないのだから。

そして向き合い続けたい。

良いなと思う被写体たちに。

まだ見ぬ感動を求めて。

僕にとって写真とは
自分を知るためのものであり、
今を生きるため、自分らしく生きるためのツールでもあるのだと思う。


近所の池で見つけたカイツブリの幼鳥


高校の薪ストーブ

https://www.instagram.com/_kai_photograph?igsh=MW12MGthcndsenNhbA%3D%3D&utm_source=qr

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