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わたしと海

海がなにより愛おしい



いつからかは覚えていないけど
小さな頃から
わたしの傍には海があった




わたしにとって
癒されるという感覚は
海がなによりふさわしい



言葉にしてしまえば
零れおちて消えてしまいそうな
繊細で 儚いもののように





丁寧に辿る道の先につづく
嬉しいをひとつ ひとつ拾い歩く




波の音

海の香り

砂浜の優しい感覚

移り変わる空の色に合わせて
染められていく海の色



もうすこし居たいという名残が
儚さを過ぎらせる



飽きっぽいわたしが
ずっと変わらずに
魅せられる場所

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