思い出(に、なりたかった)
2023年7月19日 01:13
自分がむかし何を思っていたのか知りたくて、日記を読み返した
驚いたことに、4年前にはもう出会っていて、
結局、今日現在まで、君から逃れられていなかったことを実感しただけだった
寝ても覚めても、酔うときも、いつも君を思い出す
聞きなれたツイッターの通知音
いつの日からかどきどきしなくなったのに、まだ切らないでいる
「遠距離恋愛って浮気しちゃいそうだよね」
っていってたのに、今も同じ男といるね
きみは毎日新しい人に会って、
そして忘れていく
食べものみたいだなと思う
いいところだけ吸収して、それで終わり
ぼくは何味だったんだろう
苦くてまずかったらいい
また食べてもらえる日を心のどこかで待ってる
待っても意味がないことをしっているけど
連絡なんてくるはずないこともしっているけど
社会人になったら、と考えてみる
でも、ただの社会人の私から、彼女は得るものがあるのかな?
特別な人になり切れなかった私にもう旨みなんて残っていないのだろうね
いつも君の周りの人がとてつもなく羨ましかった
きみとカラオケに行ったりしたいだけなのに、
きみは約束をしてもきっと僕の他に予定を入れてしまうでしょ
そういえば、トンネルに入るとき、
「同じ人たちとずっといるのがしんどいから」って言ってたの、
僕ずっと覚えてて、
僕のこの暗さや執着が神の居心地を悪くしているのも知っていて、
そうなんだ、って、わかるよってあのとき言ったかもしれないけど、
ほんとはあんまりわかんなくて、
価値観も年齢も何もかも違うのに本当は僕も君も気付いている
何をしていても絵になってしまうね、
僕はそう見ようと自分に催眠をかけるから、
ずっと綺麗だよ(ぼくの心の中では)
あたまのなかのもの全部ぶつけたい
こんなにいっぱいになっているのをずっと、4年間分
おとこのこだったらよかったな
これが性欲なのか恋なのかはっきりするでしょ
おんなのこは、こわい。
体に対する潜在的な恐怖がある
のに、きみがすきだと思ってしまうのが怖い
ぼくはきっと本当にすきなのではなくて、
頭の中の君が好きなんだね
あたまのなかで妄想しているのが好きなんだね
でも、多分きっと少しは、いややっぱりたくさん、
とても好きだよ
頭の中のぐちゃぐちゃを全部取っ払って最後に出てきたのは、
きれい、大好きだよ、幸せでね
何度シュミレーションしてみてもうまく話せなくて
結局、伝えられることなんてなにもないのかもしれない
持っている気持ちも思いも伝えちゃったら離れていくような気がして
それでも、もう物理的距離が離れているからいいのかもしれないけど、
(いや、全然よくないけど)
やっぱり、気持ちを伝えるのは、怖いなあ
思いっきり一緒にいられたらいいのに
時間とかお金のこと考えずに、遊んだり話したりできたらいいのに
ぼくねー、ほんとう、心の底から、好きだよ
たましいレベルで愛している!
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