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キャリコン勉強日記第6話 自己開示とジョブカード

 前回のショックからあまり立ち直れない中、といってもさぼるわけにはいかず、キャリコン講座の4回目です。またまた課題がたまってしまい、少し引け目を感じつつも、ここでさぼるとさぼり癖が付くと自分にハッパをかけて、PCの前に座りました。

〇自己開示について
 冒頭から、前回のロープレの課題の続き…ということは、比較的高度なテーマが残っていました。
 自分が当たったのは「自己開示」について。
 基本的には「自己開示」は、相手のパーソナリティが分かってから、なぜなら「私の方が〇〇なのに…」と思う人がいる可能性があるからでした。
 そして、テーマは、「職場における男性中心主義に憤る女性への言葉かけ」
おそらくこれは、自分が受ける可能性の高いであろう相談です。しかし、ここで、自らがそれなりに頑張ってきた話を開示するのがよいのかどうか?
 一番の目的は、クライアントが快く受け止めて、少しでも前向きに考えられるようにすることで、正解は、文脈による、ということなのでしょうが、ここだけ切り取られているロープレでは、
①確かに自分が働いてきた中で、クライエントのおっしゃるような経験や肌感覚はある(と受け止めて)、②しかし、今はだいぶん変わってきて、女性の管理職も増えているし、男性も育休を取っています、夫婦で協力し合って子育てしている例も聞きますが、どう思われますか?
 と対応してみました。
 ちなみに、最後の部分で「どう思われますか?」ならよいのですが、「こうしたらどうですか?」は△から×に近い回答になるとのことで、ちょっとしたことでも相談の言葉選びで変わるものだと思いました。

〇なぜ人材開発が大切なのか?
 メンタルヘルスの講義の中で、たいてい悩むのは、仕事ができないときであり、その解決のためには、仕事がうまくできるようにすることが大切であり、つまり、人材開発が大切である、ときき、なるほど、そういう方面から攻める方法もあるのか、と納得しました。
 Canが大きくなると、MustやWillとかぶる部分が大きくなり、仕事が楽しくなるということです。

〇意味が分かっていないと思うとき
 相手がどうも意味が分かっていない、と思うときは、基本的には、自分が分かっていないと考え、とりあえず受け入れておくことが大切なのだそうです。たいてい、後から冷静に考えるとわかることも多いです。わからないから受け入れない、はもったいないですよね。

〇ジョブカードの作成支援ロープレ
 今回は、ジョブカード(自分の職務経歴や身に着けたこと、強みをまとめたもの…履歴書のちょっと詳しい版)を作成する時の支援がロープレのテーマでした。



 前回のロープレの失敗を考えてとても慎重になっていましたが、記入してあることが抽象的なところや少ないところを、「本人に話をしてもらえるように」「オープンクエスチョンで」掘り下げていきます。
 自分のキャリアに影響を与えたこと、工夫したこと、楽しかったこと、学んだこと、気を付けていたこと等、プラス、講師からのアドバイスとして、具体的な数字を聴けるとよい(〇本CM作成に携わった、等)とのことでした。

〇ジョブカードこぼれ話
 自分の職務経歴を書いたところ…国家公務員2年、地方公務員22年。経験した部署は、国で1部署、地方で9部署と、実質転職10回!相当ではありますが、なんの資格も取っていないし、法務や財務などの系統だった知識を身に着けているわけでもなく、正直大変困りました。
 でも、相談をロープレして分かったのは、その中で一貫していたのは、「法律や行政の制度の難しいことを市民にどのようにわかりやすく伝えることができるか」「分野は違えど、今そのまちや住む人に取って必要なことは何か」「その道のプロに離れなくても、せめて外のプロの言っていることはわかるようにしたい」ということだったなと振り返ることができました。
 相変わらず、専門性が絞り切れない、なんとな~くこの辺、をうろうろしている自分ですが、それでも何とかやっている今日この頃です。


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