2025年1月5日、今日、推しが無期限の休止をする。

ほとんどポエムのようなものだ。
自分が自分のために「やっぱり自分はみゃもさんのことが好きだったんだなぁ」と思い返せるように書く文章だ。
少しくらいはなにか形として残したい。

推しの名前は、みゃも。
Vtuberとしては珍しく、ひらがな三文字のシンプルな名前だと初見の時思ったのを覚えている。
「京都の美術案内人」を自称しているように、柔らかい京都弁と美術に詳しくなくても楽しめる美術配信が特徴だ。
(関西人の性なのか)コメントでの大喜利をさばける手腕もあって、美術の講義配信でもコメント欄が活発に質問できるような空気感でいつでも気楽に見れる配信だった。
ほぼ毎日(YoutubeやXのスペース配信などで)配信を続けていて、自分にとっては日常的にあるもので今後もずっと続くものだと思っていた。


無期限の活動休止を知ったのは2024年末、12月19日。
忙しかったのか、自分の体調が悪い日だったのを覚えている。
そんな日に出た、「今後の活動について。」というタイトルの配信告知。
普段の言動からして、そんなタイトルでいわゆる釣り配信を行うはずがない。
自分の症状に動悸と焦燥感が追加された。


配信内容としては、
・みゃもとしての活動が嫌になったわけではない
・今後の挑戦のために活動を休止することにした
・そのため、2025年1月5日以降順次XやYoutubeを非公開にする
とのことだった。

純粋に寂しい気持ちや活動休止の喪失感はある。とっても寂しい。
でも、推しが長い期間活動していたものを休止してまでチャレンジするというのであれば、ファンとしての自分はそれを応援するしかないという気持ちもある。
感情が1つに定まらず、これを書いている今でも落ち着かなくなることのほうが多い。

でもやっぱり、挑戦をするというのであればそれを応援したい気持ちでいっぱいだし、挑戦した先でめちゃくちゃ大きくなってほしいと願っている。



みゃもさんにであったのはいつのことかは覚えていない。
配信のおすすめ欄だったか、Xの共有だったか定かではない。
最初はVtuberによくあるアニメっぽい塗りじゃないなという印象だった。
Youtubeの仕様上、一度見た配信者を何度もおすすめする仕様があるため、それもあって何度か見ていたが、元々アルバイトでMCをやっていたと言っていたが、それもあってか喋りが上手いなと感じていた。
特に、美術の配信では元々のスライドを解説しつつ、コメント欄で適宜質問を拾って説明もするのが生で見ていて理解の助けになっていた。

実際に印象派についての配信が終わったあと、ちょうど上野で印象派展が行われていたため、配信を復習してから向かったところ、ふだんだったら「はえ~すっごい」で終わるような鑑賞が全く別の楽しみ方ができた。

ほぼ毎日配信をやっているから日常の一つだった。
特に休日の朝9時ごろからの朝活を見るために朝起きる要因になるほど「いつもの」として日常に組み込まれていた。

自分でもここまでVtuberに入れ込むと思わなかったのは「リアルイベントに2回、特に1回は単独のイベントに参加したこと」だった。
それもほぼ2ヶ月連続で。

ねくすてーじは当日の朝に関東から関西へ新幹線に飛び乗っての弾丸参加だったし、
Vtuber Secret Partyは当日になって急に開始時刻が間違っていることが判明して予定が大幅に変わったり、
どちらでも直接あってみゃもさんと話ができたり、
忘れられないイベントになったなぁという実感がある。

だからこそ、明日から、みゃもさんが休止してから、自分はどうなるんだろうという不安はある。
それだけ日常の中のワンシーンだったから。


今後の活動のことは本人が言及していること以上のことは全くわからない。
今後のチャレンジがうまくいくよう祈るほかない。

それでも、やっぱり、いつでも楽しくいられるサークルのような空気感が、コメント欄の変な言動をさばける手腕が、印象派やキュビズムについて紹介する配信が、1つのテーマで比較鑑賞する楽しみ方の紹介が、

そしてなにより、Vtuberとして、美術案内人として、みゃもさんのことが好きだったんだなぁと思っている。
少なくとも、しばらくは美術について見るたびにみゃもさんのことを思い出すんだろうなぁ。

本当に、本当にありがとう。


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