まだまだ(ノットオタクから見たら)イケてないxR(VR/AR/MR...etc)に私が魅了される理由
★この記事のターゲット:私みたいに「オタクじゃないけどVRって最近よく聞くからなんか気になる」って人
★伝えたいこと:すぐに手を出すものでもないけど、そのうち持ってないと時代遅れの人間になるかもよってこと
やはり人と会話することは大切だと思った。VRについて悶々と自分の中で渦巻いていた想い、考えを話すことで思考の整理ができた。
◆xRが今抱えている課題
今日お会いした方から「xRの何がいいと思う?」と「どんなコンテンツが面白い?」という2つの質問をいただいたのだけど、私は答えに困った。
その場で導き出した私の回答はズバリ
、、、いいところ無いっ!笑笑笑
※いや、その場ではさすがに無いって言ってないよ。なんとか答えたよ。
おいおいって話だよね。
xRすげーよ!って言ってるのに何言っちゃってるのって。
ずっと自分の中でも悶々としてたんだよね。
まあ正確に言うと、「現時点では」私が実際HMDでVR体験したものの中で
「これこそxRのいいところだ!全世界のみんな知ってくれ!さあ、今こそOculus Questを試すんだ!!!」と大々的にお勧めできるものは無いってことなんだけど。
※あくまでも「VR」体験における感想です
だってね、イケてない点が沢山あるのよ。
例えば、
・めっちゃくちゃ酔う
空間の中で移動したりするんだけど、動き回るとめちゃくちゃ酔うのです。特にジェットコースターとかスピード早いと死ぬ。(私、VR酔いがひどい人です)
・ビジュアルがよくない
HMDは髪に癖つくし、化粧崩れるし、そもそもデザインが可愛くない
・不便
重たい、頭にいちいちセッティングしないといけない、コントローラずっと持ってないといけない、ハンドトラッキングも使いづらい、文字入力しづらい(私はOculus Questしか使ったことないからAR系のデバイスだとできることも違うので内容も変わってくると思うけど)
・魅力的なコンテンツが少ない
そもそも私ゲーマーじゃないし、アイドルおたくでもないから面白いと思うコンテンツが少ない。VRSNSとかもそのコミュニティの中に最初から親しい友達がいるわけじゃないからいちから人間関係つくらないといけないし。。。。(BeatSaberと映画系とWii的なテニスくらいかな。ジェットコースターも楽しいけどめっちゃ酔う。)
etc..
なんだろ、使うために気合入れちゃうって言うか?気軽に使えない感じ。
ぶっちゃけ、この状態で技術者以外でコンシューマとして好きになれる人ってゲームオタク、アイドルオタク、SFオタク、アニメオタク、ガジェットオタクぐらいだと思うんだよ。まじで。OTAKU☆
こんな状況で友達にお勧めしても絶対アレルギー反応出ると思うんだよね。
とりあえず今のVRってそんな感じなのです。
◆それでも私がxRに魅了される理由
んじゃ何でxRの業界に進もうとしてるかって?
その理由はただ一つ。
「知的好奇心」をめちゃくちゃくすぐるからだ!(`・ω・´)シャキーン
少なくとも、「Oculus Quest」を通して観た世界は想像以上の「仮想現実空間」だった。
コンテンツは個人的に魅力的に感じるものは少なかったけど、「本当にその空間にいる感覚」ってのはしっかりとあったのね。
小説や映画の中だけだと思っていた夢物語の世界だったものが、
その可能性を感じることができるところまで技術が発展してる!って感動したの。
それに5Gもサービス化してきて、3Dコンテンツが扱いやすくなってきていて、次世代に何が起こるのーーーー!?ってワクワクしてるの。
とにかく私はxRの未来を強く感じている!!!のです。
◆xRと同じ道を歩んできたモノたち
「え、本当にxRの未来はあるの?」って思うかもしれないけど、
実は過去にxRと同じような道を歩んできたモノがある。
それは「電話」と「PC」だ。
どちらも既に日常生活に溶け込んでいて、もはやなくてはならないモノだよね。
だけど電話もPCも最初からみんなが持っていたモノではなかったのよ。
携帯電話は当初バカでかくて不便だったけど、それが小さなものに変わり、更には奇妙に見えたスマホも今ではみんな持っている。
PCも最初の頃に使ってた人ってのは今のHMDと同じように、
ゲーマとか一部のオタクや金持ちたちだった。
(私が小3くらいの時に金持ちの友達がiMacを使ってたなぁ)
だけど今ではPCで仕事することが当たり前の時代。
先に挙げたとおり、今のHMDには「イケてないところ」が沢山あるけど、
電話やPCのようにこの先必ずそれをカバーする技術がうまれる。
私の好きな言葉に
「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる(by フランスのSF作家ジュール・ヴェルヌ)」
というものがある。
多くの人が不便だと思えるようになった現状は良いことだと思うの。
なぜならば、不便なものは「こうだったらいいのに」と誰かが想像して、
思考を凝らして解決しようとすることができるからね。
実際に先に挙げた課題は界隈で議論されている最中。
※技術の先におそらく倫理的な問題も出てくる
そうすると、どんどんxRも便利になって、さらにはそれが無いと不便にすらなってくるはずなのだ。(今のスマホやPCみたいに)
◆xRがこれからどうなっていくか想像してみる
そんなわけで、課題はたくさんあるけど、まずは想像することで解決に繋がっていくのよね。だから私の想像「xRがこうなったらいいな」を書く。
きっと、プロから見たら「んなわけねーよ」って突込みどころ満載なんだけど、悪しからずで。。。(これから私も業界に足を踏み入れようとしているので将来読み返したら絶対恥ずかしいこと書いてると思う。。。笑)
・課題①めっちゃくちゃ酔う
どうやらこれはコンテンツ制作側の技術で解決されていくらしいんだけど(誰かがセッションで話してた)、ちょっと私には分からん笑
※気になった人はググって論文でも読んでください
ただ、酔う理由の1つとして「脳が感じている動き」と「実際の体の動き」に差が生じてからというのがあるはずなので、そこを考慮したコンテンツを作るってことなんだろうね。
そういえば夢を見ている時だと自分が動き回ってても酔ったりしないよね。
SAOみたいに脳にアクセスするようなフルダイブ技術が進んだら、夢と同じような感じで解決できたりするものなのかな?(知らんけど笑)
・課題②ビジュアルがよくない
うん、ビジュアル良くしよ。ってか究極着けてても分からないような見た目い作用しないデバイスにしよ。
前の記事にも書いたけど、コンタクト型にしてくれたらいいな(コンタクトも目に入れるの怖いって人もいるだろうけどな)。
あるいは脳にインプラントして、脳に直接アクセスしてくれ(脳ハックされたら人生オワタになるけどな)。
AR/MRグラスも最近は普通の眼鏡っぽいものが出てきてるみたいだけど、
どんなにおしゃれな眼鏡であっても私はそれを毎日は着けたくはないぞ(けどそれしか無いならそれを使うけどな笑)。
・課題③不便
重たいとかは先述のとおりコンタクトやインプラントで解決しておくれ。
操作性については、UI(入力)の基本は音声でいいんじゃない?
ただ、これだと筆談したり、Aの人と接続しながらBの人とも接続とかが難しいから(別々の話を同時に話されたら聖徳太子にならないといけない)、そんな時は仕方なく手で文字入力かな。
とりあえずコントローラ使った文字入力はめちゃくちゃ使いづらいのでハンドトラッキングの向上を期待。日常で使うのにコントローラはNG。
あと現状、会議中にエディタじゃなくて紙に書いてる人って結構いるから(とくに図を書いてアイデア出すタイプの人)、それに代わるツールがすぐに出せるといいなと思ったりする。3D空間に書くのもいいけど2Dっぽく書ける感じね。目の前のデスクに疑似メモ帳みたいな紙のオブジェクトが表示されてて、手元にペンのオブジェクトがあるみたいな。
個人的には声、キーボード、メモ帳系(2D)、メモ帳系(3D)の4つのUI(=入力装置)がすぐに切り替えできる感じが理想かな。
・課題④魅力的なコンテンツが少ない
コンテンツというか、便利なツールがないと普及しないよねってお話。
携帯もパソコンもコミュニケーションツールや仕事のツールとして便利じゃん!ってところから広まったはずなので、xRもまずは日常的に使える便利ツールにしないとだよね。
とにかく毎日使いたくなるほどの便利機能がない限り、というかスマホよりも便利だと思う機能がない限り普及しないと思われる。
スマホが不便に思うシーンって例えば
・手が塞がる(ビデオ通話中に抱っことかできない。。。傘さしながらスマホ操作すると両手塞がって買い物袋とか持つの大変。)
・場所を取る(レシピみながら料理する時とかカフェでご飯食べる時とか、端末が無駄にスペース使う。。。)
・身振り手振りで伝えたいけど自分のことは見られたくない(すっぴんダル着とか、トイレ中とか、ちょっとバレちゃまずい人と一緒にいる時とか。。。笑)
大抵のxRはウェアラブルなので「手が塞がる」とか「場所を取る」とかは解決できちゃうよね。料理しながらレシピが目の前に浮かんでるとか有難い。端末も汚れないし最高じゃん。
3つ目に関しては、ここで登場するのがやはりアバターかな?
言葉だけじゃなくて、可視化して3Dで伝えたいことがあるけど、相手に自分のことは見られたくない時にアバターが代わりに身振り手振りで伝えてくれる的な。
◆そのほか私がxRに期待すること
日常的な便利さ以外にも、例えば私はこんなことをxRには期待してます。
①アバターによるプライベートレッスン
家に居ながらVRかMRか分からないけど、アバターがプライベートで料理教室とか、日舞のレッスンをしてくれるの。
家を空けづらい主婦だとか、地方に住んでる子供たちがその場に居ながら習い事ができるっていうのは本当に魅力的。
実際に私は子供生まれて日舞にお稽古行けなくなったから、家でレッスンしてほしいってまじで思ったね。動画サロンとかもあるけど、それだとどうしても教えてもらえないところってあるのよね。
②実物を用意しなくてもよくなる
たとえば、いい例か分からないけど結婚式。
オフラインでやるとケーキだとか、飾りだとか何から何まで実際のものを集めないといけないし、結婚式終わったら使う予定のないものも多くて無駄にスペースを取るじゃない?高いし。
だけどVR結婚式だと何も実物いらないからね!笑
いまだにドレスとかいろいろあるけど、マジで場所取ってて、でも捨てるに捨てられないしなって感じなんすよ。。。
③遠隔の人と同じシーンを共有
離れた場所に住んでる家族や恋人、友達と同じ空間を一緒に楽しめたらいいのにって思うことあるよね。
前の記事でも書いたけど、遠距離中の恋人と一緒に花火大会を観たりだとか、スポーツ観戦で自分は現地に行ってるけど家に居る友達とも一緒に観たいとかさ。
現地に居る人が持っているカメラを通して、現地に居ない人はVR空間でその場を共有してもらえたりするの。
④遠隔の人に触れる(ような疑似体験)
たとえば単身赴任で離れたところに住んでるパパが、アバターになったこどもをハグしてあげられたり、遠距離中の恋人と手が繋げたり。
今だと何かトラッキングできるウェアラブルの何かをつけないと触感とかは感じ取れないと思うけどね。ZOZOスーツみたいなやつかな?笑
脳に直接刺激を与えるような方法になったら五感で感じることができるはずだしね。
そしたらエロの世界とかもすごそうだけど笑
3Dで見れるだけじゃなくて、疑似的に手を繋いだりおっぱい触れるような感触が得られるインタラクティブができたら、、、やばいっすな笑
テレクラ(聴覚)からエロ動画(聴覚+視覚)、そしてタクティルエロ(聴覚+視覚+触覚)。タクエロかぁ。。。
⑤理想の自分になれる
私の可愛い愛しの娘っちが七夕のお願いでごとで
「可愛いお姫様になりたいっ!」って言ってたんだけど
xRの世界だとなりたいビジュアルのアバターになって、
理想のワールドを作って、そこで過ごすってこともできるはずなのよね。(ママにとっては既にお姫様やけどなっ)。
わたしもこんな年だけどメイド喫茶で働いてみたり、アイドルとかになってみたい笑
リアルだと恥ずかしくて無理だけど、アバターなら許されそう。。。
他にも憧れてた映画の世界のような夢みたいなことも色々できるようになるって想像したたけでワクワクするよね。
そのようなわけでxRは私の知的好奇心をとてもくすぐるのです。
そしてきっと無限の可能性を秘めた世界。
私が生きている間に「こうなったらいいな」というものの全てが完成することはきっとないの。その終わりのない無限の可能性こそが私を魅了するのだろうなと思う。