JAWS FESTA 2023 in KYUSHU参加レポート
初めてJAWS FESTAに参加してきたレポートを書きます。
JAWS FESTAとは?
AWS (Amazon Web Services)を利用する人々の集まり(コミュニティ)であるJAWS-UG(Japan AWS User Group)が主催するイベントのうち、地方で開催されるのがJAWS FESTAです。
毎年持ち回りで地方で開催されてましたがコロナの影響で4年ぶりのオフライン開催となりました。
JAWS FESTA 東海道 2016 @名古屋
私が初めてJAWSUG勉強会に参加したのが2018年4月、運営として活動し始めたのが2018年12月だったのですが札幌のFESTAには参加を逃したために今回初めてのFESTA参加になりました。
地方都市開催と言いつつ、全国からJAWSUGメンバーやスポンサー企業も参加する熱量の高いイベントです。
実は..内心ビクついてたFESTAへの参加
「すっごい楽しいから絶対参加した方がいいよ!」って周りのJAWSUGメンバーからおススメされたのであまり考えずに申し込んだのですが。人見知りっ子な私にとって、FESTAは以前から "JAWSUGコアメンバーが知っている人同士で楽しんでそう" という勝手なイメージがあったので、私、急に参加して楽しめるだろうか…っていう心配がありました。。
JAWSUGメンバーがそれぞれ前夜祭を楽しんでるSNS投稿を見ててビクついてたんですが。
懇親会でも、その後の2次会、3次会でも流れで受け入れてくれて楽しめたし初めてJAWSに参加する方もいたので、JAWSな人もJAWSじゃない人も気にせず楽しめるイベントだったし、初めての人は懇親会申し込みポチっと押す勇気は必要かもしれませんが一気に距離を縮められる機会なので、初めて参加の方や若手の方こそイベントだけじゃなく懇親会も参加すべきだなと思いました。
見てよ。私のはしゃぎよう。
心配してビクついてた人に見えないでしょ?w
参加セッションレポート
どのセッションに参加しようか迷ったし、お祭りセッションめちゃめちゃ楽しそうと思ったものの、私はトークセッション中心に参加しました。
パネルディスカッション:地方コミュニティの存在意義とは?
まず、キーノート的なパネルディスカッションのテーマに選んだのがJAWSUGやAWSが中心ではなく "地方コミュニティ" としてJAWS-UG、JAZUG、PHP、Google系のJagu'e'rなど、他のコミュニティも含めて議論するテーマだったことがコミュニティらしさ、Festaらしさがあって素敵だなって思いました。私もできることからまだまだなんでもやれるという勇気をもらった気がする。
レポートメモ
継続する仕組みや体制が必要
「100回の参加よりも1回の登壇」
コミュニティを通じてなら世界とつながるハードルは高くない。挑戦しよう
ベテランやコミュニティコアメンバーが地方の勉強会に参加する際には積極的に若い原石と交流して活躍できる道を作ることを意識しよう
他トークセッションreport
以下のトークセッションに参加しました。
何でもありな農業データをどうにかして活用できるようにする農業データ基盤、つくってます
既存に影響出さずに変化に強いシステムに改変することを意識
エンジニア2名で運用してるのスゴイ!運用面もう少し聞きたいかも
懇親会でお2人と少しお話できて、案件化するきっかけとか聞けた。今ってちょっとしたことがきっかけで開発案件化されるのかも
佐賀銀行におけるクラウドジャーニー〜AWS未経験から本番システムの内製構築まで、および今後の展望〜
私も元々は銀行の勘定系システムインフラからキャリアスタートしたので最近の金融系事業のクラウド利用は興味深く聞いた。
「他行派遣」って競合同士とも言える中で業界としての強化や協力体制のマインドがないとできないので素晴らしいなと思った。IT企業同士もできるものだろうか。
学びながら社内システムからクラウド導入し始めるなど手を動かしながら学ぶ体制が素晴らしい
スタートアップで役割をまっとうする技術 - 業務委託とシニアエンジニア、ときどきCTO
業務委託→正社員→CTO スゴイスピード。信頼関係が築けていらっしゃることがわかる
「事業会社なので開発することでお金が入ってくることはない」「組織の中で『この肩書/役割で何をすべきなのか』よりも会社の成長のために『自分が何ができるのか』を考えること」共感できることがめちゃめちゃ多かった!
懇親会でお話したかったので探したんだけど見つけずお話できなかったことが悔やまれる
問合せは1人でも、問合せしなかった同じ症状のユーザがもっとたくさんいるかもしれない。潜在的なユーザまで失ってしまうリスク。
オブザーバビリティのオライリー本をしっかり読んでどこかでLTで話せるようになろうと誓った。ログマジ大事。
はじめてのAWS Direct Connectを使ってAWSとレガシーなIP網と繋げてみた
せっかくAWSで作ったシステムがスケーラブルなのに接続先であるあじさいネットが固定IP接続でありNAT変換が必要でマッピング設計に苦労したというのは行政や自治体にもありそう…
医療はそれぞれの病院ごとで最適化が進んでしまって環境が分断され標準化が進んでいない課題。エンジニアレイアーや業界全体で解決していかないといけない課題だ。。
サーバレスで成功させた地域商品券事業 -未知の大量申込に挑む-
サーバレスの教科書の1ページ目の事例として掲載されるようなど真ん中の事例。これはとてもわかりやすい流れのセッションでで、サーバレスを勉強し始めたエンジニアAWSビギナー、地方エンジニア、事業会社のみなさんにも聞いて欲しい
お仕事でもお付き合いのあるオーイーシーさんがまさかJAWSUG大分支部にいらっしゃったの知らなかった。是非初心者支部ともコラボ勉強会やりたいなと思った。
The Right Tools for The Right Job 時はベンダー戦国時代!AWSと相性が良いのは誰だ?!
1個はお祭りセッション参加したいなと思って参加。満員で立ち見だった
Momentすごく気になってた。触ってみよう。
Snykは使ってたけど知らない機能があってので是非試してみたいと思ったりお話頂いた方の話し方がとてもわかりやすかった
AWSエバンジェリスト→Cloudflareエバンジェリストに転職した亀田さんのお話はさすが。引き込まれた。
閉会式
JAWS DAYS 2024のオフライン開催が発表された!楽しみ!
皆で写真撮影して終了~
感想と誓ったこと
とにかく楽しめた。参加してよかった。
もっともっと勉強せねば。焦らず小さいことからでもリスキリングだ。。
私が特につながりたいのは事業会社のエンジニアやスタートアップの方たちなのかも。エンジニアリングマネージャーやCTO職の方のお話聞きたい。
初心者支部の勉強会、最近開催できてなかったけどオンラインとオフライン交互でやろう。
西日本エリアのJAWSUGにもオフライン参加していきたいなー
余談:エンジニアカフェでレポート記事書いてます
@EngineerCafeSTF さん のポストみて、福岡市が運営しているエンジニアカフェに行ってみたかったので来てみました。とても快適!
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