ロマンス詐欺師に恋した私③

前回の続き、背景や存在自体が信じにくい韓国人男性とのワクワクを止められなかった私は、結果がどう転ぶにせよ、自分軸で魂の成長の道を進めながら、毎日を楽しむことを決意しました。

ヒョクに恋したことで、得たものは沢山ありました。
まず私は、ヒョクに話しかけられたときは、当時ツインレイと信じていた人との統合を目指していました。
私はイギリス、ツインレイ相手は日本、しかも完全に音信不通で、相手には守るべき立場も、大切にしているものも恐らくあった中、どこにゴールがあるのかは分からないながらも、漠然と彼との統合を目指して暮らしていました。
とはいえヒョクに話しかけられた頃の私は、長引く音信不通や、自己統合への探求の末そのツインレイ彼への執着はほぼなくなっており、自分一人ででも強く生きていこうと思って居た、そんな段階でした。

ヒョクの出現は、私にまた恋のワクワクを与えてくれました。
なぜあれほど惹かれたのか分かりませんが、初めて電話が掛かってきて声を聴いたときには、ぞわぞわして涙が出ました。
それまで張りつめていた何かに変化が起こったことへの、ぞわぞわだったのかもしれません。

ヒョクの見た目、性格、彼との会話、全てが私をワクワクさせてくれ、それまでツインレイだって思って居た人の事を、忘れさせてくれました。
新しいワクワクが全てを塗り替えました。

更に、世の中にはトリプルレイなる言葉もあり、トリプルレイの相手は既に精神的にだいぶ成長していることが多いためサイレント期間がない。その代わりに、芸能人と一般人、物理的に超遠距離、などのような難しい問題があることが多い、との情報が得られました。

私はヒョクの事を
トリプルレイやん!と思いました。

それならワクワクにしたがって魂の成長を進めるだけやんって。

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