見出し画像

別居を決断したきっかけ1

最も心配したのは子供達への影響でした。
そもそも家を出る という決断に至ったのも、子供たちの存在があったからでした。
子供たちの魂をもっとも尊重したい。彼らは全てユニークで、無限大な存在である。なんにでもなれる。何もブロックは要らない。

その時に、親が出口のない毒を出し合うだけのいがみ合いをしている姿を、感じさせたり見せたりするのは、決して良いことでは無いと思いました。

建設的な話し合いや喧嘩ならば、それを見て子供たちも学べますが、私と夫の関係は、もう既に毒でしかなくなっていました。
不思議なくらい、毒でしかなくなっていました。
それを見せたくなかった。
それに賢い子供たちは感じ始めていました。

簡単に伝えられる事ではありませんでした。
私はまず、家を契約しました。元の家から子供の足でも徒歩5分の所です。
夫と私との間を、子供たちが自由に行き来できる場所であることが、私の条件でした。そして、元の家の暮らしから子供たちの生活水準を落とさないこと、それも条件でした。

奇跡は続いて、そのどちらの条件も満たす家が契約できました。

子供たちに伝える日程は、入居の約一週間前にしました。
週末をそれを考えて終わらないように、告白は、入居の(私が家を出る日の)直前の日曜日の夕食時にしました。
ここだよ、お母さんはこれからここに住むんだよ。ってことだけは分かる段階にして報告できるようにしました。


いいなと思ったら応援しよう!