Kraken ✖️Astar Podcast 日本語
Astar NetworkのサポーターのKraken USのPodcastの部分抜粋和訳です。
Kusama Networkでのエクスペリエンスについて
Kusama NetworkはPoladotのカナリーネットワークなのですが、僕らはこの数ヶ月で本当に様々なことを勉強することができている。
Shiden NetworkがKusamaにあることで僕らはポルカドット が実際どう機能するかのインサイトを理解することができたし、スロットオークションに対してのストラテジーも考え直すことができた。1プロジェクトとしてローンチに対するチャレンジはもちろんあったけれど、Kusama Network自体にとっても同じで、実際パラチェーンが接続される実例を経て彼らもPolakadot に対してKusama Networkがある分だけ準備ができている。これはギャビンが2年前に示したビジョンを実装したことになり、ユースケースになっている。
他の稼働済みのチェーンでもカナリーネットワークを新たにプラスしようという試みがあるようだが、Kusama Networkでの経験は実際にPolkadotでの実装をスピードアップすることにつながるか?それとも技術的な必要事項を確認するための場なのか?
KusamaでのShidenローンチ時にはEVMはサポートされていなかったが、Astarの場合にはパラチェーンに接続された最初のブロックからEVMがサポートされるためジェネシスファイルがShidenの時よりも成熟されたものになる。Astarローンチ時にはShidenローンチ時にはできなかったことがすでに実装されることになり、スピードアップももちろん。
何が一番すごいの?
dApp Staking - ブロックチェーン自体がインセンティブスキームなのにインセンティブが壊れている。dApp Stakingはデベロッパーのためのベーシックインカムスキーム。デベロッパーがブロックチェーン上で一番重要な人材にも関わらず実際にはプロトコルからの報酬はなかった。Shiden上ではdAppを開発しながらSDNを稼ぐことができる。dApp Stakingは既にShiden Networkで稼働しており、Astarで動き始めるのが楽しみ。
二つのNetworkの違いは?
これを説明するのが一番労力がかかっている。どのパラチェーンも同じだと思うが、プロジェクトの説明をする前にポルカドット の説明をしていく必要がある。新しくコミュニティに入ってきた人たちはShidenとAstarについて混乱するので、適切にエデュケートしていくことはとても大切。
コミュニティの成長は?
コミュニティは大きくなっています。僕たちはDecenteraisedなコミュニティドリブンなプロジェクトゆえ多種多様な意見が出て、短期プロフィット目的の要望も出るけれど、僕たちがやりたいことを説明し、僕らが目指しているのは直近のトークン価格ではなく、Web3.0だということを強くエデュケートしていかなければいけない。
チームは大きくなった?
最初はチーム12人全員エンジニアで、今20人のエンジニアがいて、Shidenもライブで動いているのでマーケティングを強化していかなければいけない時期であり、メンバーを募集している。
僕らは Decenteraised なチームで、エンジニアもそれぞれがやることを決め、マイルストーンを決めて、結果に対して評価をしている。
メンバーが増え、グローバルになり、どんな時間にでもテクニカルサポートに対応できて環境的には少しリラックスできる。
最近新たなインベスターからのリーチはある?
ある!決まったら発表します!
NFTについては日本の大きなIPホルダーと交渉している。
最近Circleから出資を受けたJPYCをShiden上でリスティングしています。dAppでステーブルコインのJPYCが利用できることは非常に価値のあることです。
これからのハイライトは?
パラチェーンを獲得をすること(そしてクリスマスホリデーを楽しむこと!)
Kusama NetworkとPolkadotの今後の関係
2つのネットワークはどちらもバリューがあるが、Shidenはカナリーネットワークであり、テストプレイグラウンドになると思っている。クサマはユースケースであり、実際にエコノミックバリューがあるのでここのでのテスト結果は一般的なテストネットとはまるで違う。dApp開発者にとってもKusamaではフリーダムになんでもテストできる。Polkadotはセキュリティのためちょっとした修正を実装するのにKusamaより時間がかかることもあり、Kusamaを介することでPolakadotでの実装スピードは上がる。クサマとポルカドット のブリッジも将来的にはあるかもしれない。
2年後は?
ポルカドット はスマートコントラクトを持たないので、我々はもちろん2年後もその後もスロットを獲得しに行きます。
他のプロジェクトから学んだことは?
僕たちはAcalaとMoonbeamと一緒に仕事もしています。これからのテクニカルアップデートについてやクロスチェーンメッセージパッシングの実装について話しています。今はオークションの構造上コンペティティブな間柄ですが、これからはたくさんのコラボレーションが生まれます。
どこで情報を取ればいい?
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