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わたしとテディくん

テディくんは、わたしが いまより もっともっと、 ちいさかったときに おじいちゃんが くれた。 ひこうきにのって、 とっても とおいところから やってきた。 「テディベアと いうんだ」って、 おじいちゃんが おしえてくれた。 だから、 なまえは 「テディくん」。

テディくんは わたしの 1ばんの おともだち。 にんげんの 1ばんの おともだちは きんじょの かなちゃん。 ぬいぐるみの 1ばんが テディくん。 テディくんと わたしは いつもいっしょ。 

まいにち いっしょに ねむる。 ねるまえには えほんを よむし、 あさは いっしょに おきる。

たくさん おしゃべりする。 テディくんは きくのが とっても じょうず。 はじまりから おわりまで ぜんぶ きいてくれる。 わたしは 「ありがとう」って テディくんを ぎゅーっと だきしめる。

ぎゅーっと だきしめると あたたかい。 ふわふわしていて きもちがいい。 ほっぺをすりすりして、 はなとはなで ちゅーをする。 テディくんも そうすると うれしそう。 ずっといっしょに いるから テディくんのことは なんでも わかる。

テディくんといると 「だいじょうぶ」になれる。 いつも いっしょだし、 なんでも おはなしするし、 ぎゅーってする、 テディくんのことは なんでもしっている。 テディくんも わたしのことを なんでもしっている。 

おじいちゃんに そうおはなしたら、 テディくんと わたしは 「こいびとどうし みたいだ」って。 「こいびとって すてきな ことばだね」って テディくんに いったら やっぱり やさしいかおだった。

こんやは えほんを よむまえに テディくんを やさしく ブラシで なでてみた。 おじいちゃんが そうするといいって おしえてくれた。 テディくんも なんだか きもちがよさそうだ。 わたしも ママに かみをといてもらうと きもちがいい。

まどのそとで おほしさまが きらきらしてる。 テディくんといっしょに おほしさまに ごあいさつ。「きょうも とっても たのしかったです。 あしたも たのしい 1にちに なりますように」。

ベッドにはいって、 テディくんと おやすみのごあいさつ。 
「テディくん だいすき、 おやすみなさい」。

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