自分のこととなると冷静になれない -学習コンサルの日常
職業訓練として英語のC1か2がほしいと思うようになった。
(難易度は B2 < C1 < C2 となっている。
英検準1級がB2、1級がC1くらい。)
とりあえずIELTSを選択したのだが、なんだか遠そうな道のりである。
しかも試験が1回27500円だか。
今持ってる英検準1級がB2で、過去問斜め読みすると「真面目にやればB2は取れそうだな」ってくらい。
英検1級持ってても英語全然喋れないなんて噂も昔聞いた気がするけど、よくできてるもんだ。
英検1級よりはIELTS7.0のほうが通りが良さそうなんで、こっちを取ろうとしている。
英検準1級のときにつかってた単語帳なんかを引っ張り出してきて、そこでウエッとなってしまった。
目の前の山がデカすぎて登れる気がしないから、
自分が登れないということを知りたくないから、
山に登り始める気がおきない、という状態である。
やっぱIELTSなんか受ける気が起きないなー、
おもしろくなさそう、つらそう、
今まで通り仕事をしていくほうがいいんじゃないか。
やっぱり英語でも今の仕事をしてみたいなんて風呂敷がでかすぎたのでは?
と感じたところで、「これ自分だったらどうやってコンサルする?」と思った。
目標がでかすぎたり、実現できそうに思えなくてとりかかれないときは、
刻む
他の目標をつくってみる
この2つ。
1の「刻む」は、今の状態を0とかスタート地点してゴールを10としたら、1とか2とか3の地点(駅伝でいう中継所)ではどんな状態だろうかと考える。
まずは箱根じゃなくて鶴見中継所を目指してみる。
2は、たとえば「もし登頂できなくても、たのしく歩いた経験になるのではないか」とか「途中で見れた景色も思い出になるのではないか」とか「次にまたチャレンジするためのモチベーションになるのではないか」とか。
山のてっぺんだけ見ると身体が動かなくなってしまうので、他のことを考えて動き出してみましょうねっていう。
いやーこんなによくわかってるのに、自分のこととなると本当に客観的に見れないよなあ。
だから学びが得意な人だってコンサル受けたらいいと思うんですよ。
人に向かって説明してみるっていうのも視点を変えるきっかけになるし。
こういうひとつひとつの実感が自分の仕事を作っていく。