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トビタテ留学Day22 8/25


今日は日曜日!何もないので学習内容についてupします!

医療用薬物と規制

医療用薬物についての法律に詳しくなかったので調べてみました!


イギリスでは、モルヒネやフェンタニルのような医療用オピオイドが厳しく管理されている。これらの薬物は、医療現場で痛みの緩和に使用されるが、不適切な使用や乱用のリスクが高い。

医療用薬物の使用には、医師の処方箋が必須であり、その処方や管理が法律によって厳格に規制されている。一方で、医療用大麻についても議論が活発だ。2018年には、医療目的での大麻使用が一部合法化されたが、処方の対象は厳しく制限されている。この変化は、患者の権利と公共の安全とのバランスを取る努力の一環だと感じた。

「悪用を防ぐための規制」と「適切に活用するための仕組み」の両立がいかに難しく、また、重要なのか考えさせられる内容ですよね。


薬物犯罪と刑罰制度

ここで私が1番気になっていた刑法の部分を学びました!↓

クラスA
対象薬物: コカイン、ヘロイン、LSD、MDMA(エクスタシー)など。

刑罰
所持: 最大7年の懲役または無制限の罰金、またはその両方。
供給・製造: 最大無期懲役または無制限の罰金、またはその両方。

クラスB
対象薬物: 大麻、アンフェタミン、ケタミン、バルビツール酸系薬物など。

刑罰
所持: 最大5年の懲役または無制限の罰金、またはその両方。
例: 若年層が所持していた場合、警察が警告を発するケースもあるが、繰り返しの場合は正式な起訴に至る。
供給・製造: 最大14年の懲役または無制限の罰金、またはその両方。

イギリスは毅然として大麻は違法だという姿勢を貫いています

クラスC
対象薬物: アナボリックステロイド、ベンゾジアゼピン系薬物(例: バルビタール)、一部の鎮静剤。

刑罰
所持: 最大2年の懲役または無制限の罰金、またはその両方。
例: 自己使用目的での所持の場合、注意処分や警告で済むこともある。
供給・製造: 最大14年の懲役または無制限の罰金、またはその両方。


イギリスの刑法は、薬物使用者を必ずしも厳罰に処すのではなく、教育的なアプローチを重視するケースがあります。たとえば、警察が初犯者や少量の所持者に対して「警告」を与える制度。この警告は、刑事記録には残らないが、再犯した場合には罰則が重くなります。

特に若年層の薬物使用に対しては、刑罰よりもリハビリテーションプログラムやカウンセリングを提供するケースが増えており、薬物依存からの更生を促し、犯罪再発を防ぐ狙いがあります。


「教育」という観念を非常に大事にしていることが窺える学習でした!

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