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トビタテ留学Day26 8/29


今日は最後の法律クラスの授業です。。そしてついにクラウンコートのトリップ当日!

前回の記事にも書いた通り、内容は薬物事件の第一審。
今日は午前の授業の内容を省略させてもらいます!


今回で裁判傍聴は2回目ですが、前回の簡易裁判所とは大違いだったので下の記事と見比べてくださればよりわかりやすいと思います!


Crown Court Southwork

今日訪れた裁判所はこちら!

カメラ禁止のマークがありますがこれは館内の話なのでお気になさらず


中に入ると空港並みの荷物検査ゲートが!!
手荷物をスキャナーのような機会に入れて確認し、電子機器の電源をオフにするよう頼まれ、飲み物を持ち込んだ場合危険物が入ってないかの確認のために目の前で飲まされす。

すごい厳重ですよね。


そしてみんなでエレベーターに乗りました。ドアが開いたらそこには
モーツァルトのようなカツラをかぶってローブを羽織った裁判官たちが!!!!

想像していたまんまだ!!!生で見られるとは思わず、感動しました!
性別、人種問わずみんな同じカツラとローブを着ていてびっくりしました!


開廷

ちょっと裁判長の声が小さすぎて聞き取りづらかったのですが概要と判決は理解できました!まず内装の雰囲気からお伝えしていきます。


私が入った部屋は被告人が立つところが透明なパーテーションで仕切られていました。仕切るというよりは暴れないようにブースに隔離しているという表現の方が適切な気がします。

今回は被告人が9人いるので部屋に収まりませんでした。溢れた被告人たちはブースの外に整列して座っていました。傍聴席に近かったので最初は被告人だと思いませんでした。


次に概要です。

概要
刑務所に麻薬を密売する(麻薬カルテル)についての裁判

判決
被告人は9人。ブースにいた男性が主犯格で懲役23年。
隣にいた彼の母親が懲役10年。ブースの外にいた被告人たちは懲役3〜4年
1番刑が軽い人で無給の社会奉仕活動

個人が特定されないように一応ぼかして判決と概要を書きました。

いや親子で犯罪してるんかいって感じですよね。
傍聴席で私の隣に座っていた、母親側の知り合い?が号泣していたことをよく覚えています。

どういった経緯で親子で犯罪に至ったかはわかりませんが家庭環境が心配になる事件でした。息子と言っても30代ぐらい?母親もお年を召していたので本当に犯罪しているとは思えませんでした。道で見かけたら優しいおばさんみたいな感じ。


人は見かけによらないなあと思いました。


閉廷

こうして裁判が終わりました。裁判中空気がずっと張り詰めていて、部屋を出た瞬間自分の呼吸を感じました笑


帰りのエレベーターでも裁判官の人たちを間近に見られました!
簡易裁判所とは大違い!イギリスの伝統的な裁判方式を学べて本当にタメになりました!


帰国まで残り3日!



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