双子ぬいが生まれるまで👼
―これは、双子ちゃんたちがぬいとして生まれるまでの記録である。
今回は『トワツガイ』の双子のツガイ””スズメ”とエナガ”のぬいができるまでの過程をまとめましたので、ご興味のある方は読んでくださるとうれしいです!
※製作途中のぬいぐるみの写真が出てくるので、苦手な方はご注意ください!
・用意したもの
・デザイン~原型~型紙まで
今回は粘土の原型から型紙を起こしています。
まずは、ぬいのデザインから!
2人そろってお出かけしたい!ということで、小さめでかわいくなるようなデザインにしました。
これを印刷して、粘土で原型を作っていくのですが・・・
できた粘土原型がこれですわ😉(意外と何とかなる)
この原型にテープを貼って、ダーツやカットする線を描いて、線に沿ってカットしていき、これを清書します。
手と足は別パーツにして、少し可動できるようにしました。
最初の型紙ができたら、仮縫いをしていきます。今回は小さくて生地もたくさん使用しないので、実際に使うボアで作成しました。
バランスなど気になるところの調整をして、次は髪の型紙づくり!
今回一番苦戦したのがここで、髪の分け目の部分などは実際につけてみると、綿の厚みで思ったより広がったり前髪が上がったりするので、ここは紙や生地などを使って調整するのが安心だと思います◎
今回は先にエナガの髪から取りかかりましたが、エナガはハーフツインなので、後ろのダーツを利用してこのようなパーツ分けにしました!
スズメはエナガのパターンを利用して、中心を合わせて仕上げています(`・ω・´)
・裁断などの下準備
ここからは実際に作成に入ります!
まずはパターンを生地に写していきます。パターンは縫い代ありとなしを用意して、まずはありのほうから写して、次になしのほうを縫い代のサイズがずれないように配置して写します。
髪は裏貼りをしていきます。今回は厚みを抑えるために、裏は同じ色のぬいクロスを使用しています。縫い代のところも厚みを抑えるために、裏はカットしています。
また、同じく厚みを抑えるために、後ろ髪の下になる土台の後頭部も同色のぬいクロスにしました。
手順としては、アイロン両面接着シートの剥離紙に裏布用の型紙を写して線どおりにカットします。このとき剥離紙が外れそうになるので慎重にカットしました。
カットできたら表布の線に合わせてアイロンで貼り合わせたのですが、このペンはアイロンをかけると消えないことがあるようなので、貼ってから印を描いたほうがよかったです( ;∀;)
・お顔の刺繍
そして、ここでついにお顔の刺繍!
今回使用したのは、12cmの刺繍枠・ミシン用刺繍糸・刺しゅう用水溶性シートです。
まずは刺繍用シートに型紙と顔のデザインを写し、縦の中心と横の中心にしつけ糸で印をして、刺繍用シートと位置が合うように刺繍枠で固定しました。
トレース台があれば、透かして合わせてもいいかも。
刺繍はとにかく糸がねじれないように、一針一針ねじれを直して丁寧に刺していきました。
お目目は2本取りのサテンステッチ、眉は2本取りのアウトラインステッチ、お口は1本取りのアウトラインステッチで刺しています。
刺繍が完成したら枠から外して、刺繍の部分をしっかり爪などで押さえて刺繍用シートを取り除きます。
・縫製~完成まで
ついに縫製に入っていきます(/・ω・)/
今回は小さいこともあり普通の押さえだと縫いにくかったので、細幅の押さえを使っています。
縫い代を片側に寄せると段差が出やすいので、ダーツは中心でカットして開いていきます。
また、縫い目に巻き込まれた毛足も目打ちや針で引き出してあげると、縫い目が目立ちにくくなりました◎
全部のパーツが縫えたらチャコパーの印を落とすために洗って、しっかり乾いたら生地を返して綿をつめていきます!
あったら便利に載せた手芸用かんしは、本来であればここで大活躍します!が、一番小さいおててのパーツも指でひっくり返すことは可能でした(^▽^)!
使用した綿はつぶわたです。綿がだまになりにくく、もちもちしておすすめです。もちもちの双子('ω')
綿がつめれたら、パーツを縫い合わせていきます!
手足は動かせるように、こんな感じで縫いとめます。ちなみに、おててはつなげるように磁石を入れてみました( ^ω^)フフフ
ということで…
ぬいのツガイの目覚め~!!!
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一緒に舞台トワツガイへ行ってきました(/・ω・)/
長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださり、ありがとうございました~~~!!!
これからもトワツガイ楽しんでいくぞ~🕊️
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